ただうがいするだけじゃない!マウスウォッシュの正しい使い方を解説!

マウスウォッシュは洗口液とも呼ばれ、歯磨きの後の仕上げや歯磨きができないときに応急的に使うと、虫歯や歯周病などの口腔疾患予防やエチケットとしての口臭予防などに幅広く使えます。
歯磨き粉の代わりに使うデンタルリンス(液体歯磨き)と混同されることもありますが、 です。
今回は、マウスウォッシュの正しい使い方について詳しく解説します。
・歯磨きのあとにマウスウォッシュでうがいをしたら、使用後は水ですすがないのが基本的な使い方
・歯磨きの代わりにはならないので注意する
・マウスウォッシュは歯磨きのあと、デンタルリンスは歯磨き粉の代わりに使用するもの
マウスウォッシュは基本的に歯ブラシやフロスで歯磨きをした後に使います。
歯磨きのあとにマウスウォッシュを使用すると、
ブラッシングでできるだけ口内を綺麗にしておくとマウスウォッシュの効果が作用しやすいので、歯磨きは丁寧に行いましょう。
歯ブラシを歯と歯茎の境目を狙って1〜2mmほどのストロークを意識して横方向に小刻みに動かすのがポイントです。
また、歯ブラシが終わったら歯と歯の間をフロスで綺麗にし、舌の表面に着いた舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌の汚れも綺麗にしておきましょう。
マウスウォッシュの1回の使用量は
です。製品によって使用量が異なる場合があるので、使用前に確認しましょう。マウスウォッシュにより使い方は異なりますが、基本的に
口の中全体にマウスウォッシュを行き渡らせるように意識しましょう。口が疲れてうがいをする時間が短くなりがちなので、タイマーをセットし
です。マウスウォッシュのあとにうがいをすると薬用成分が流れてしまうため、
味や刺激が残って気持ち悪い場合は、少量の水を口に含んでから吐き出すか、唾だけ吐き出すようにします。
【関連記事】
・フッ素配合マウスウォッシュで虫歯予防!効果的な使い方と選び方を解説!
・マウスウォッシュの効果と種類別のおすすめ商品の紹介!
マウスウォッシュは目的や好みに合わせて使い分けると良いでしょう。
効果 | 有効成分 |
---|---|
虫歯予防 | フッ素(フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウムなど) |
歯周病予防 | サリチル酸メチル、グリチルリチン酸2Kなど |
口臭予防 | グルコン酸銅など |
知覚過敏予防 | 硝酸カリウムなど |
着色予防 | スルコハク酸など |
虫歯予防にはフッ素、歯周病予防にはサリチル酸メチルやグリチルリチン酸2Kなど、口臭予防にはグルコン酸銅、知覚過敏予防には硝酸カリウムが含まれるものが効果的です。
スルホコハク酸にはステインの素を洗い流して歯をコーティングしながら着色汚れを着きにくくする効果があるので、ホワイトニング後の再着色予防が期待できます。
マウスウォッシュは「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」により、医薬品・医薬部外品・化粧品に分類されており、殺菌や歯質強化などの薬用成分が含まれるものは「医薬品」または「医薬部外品」に分類されます。
化粧品に分類されるものは爽快感を得る程度で薬用効果がほぼ無いため、
と記載されたものを選ぶと良いでしょう。は虫歯予防薬や歯周病予防薬の第3類医薬品としてドラッグストアなどで処方箋が無くても購入でき、
爽快感やすっきりした感じを得たい方にはアルコールタイプがおすすめですが、
が向いています。マウスウォッシュにはアルコールタイプやノンアルコールタイプ、低刺激タイプなど種類がいくつかあります。
ので、規定の時間うがいができずにすぐに吐き出してしまい効果が十分に出なかったり、口内炎やドライマウスが悪化したりする可能性があるので無理に使うのは控えましょう。
外出先で歯磨きができないとき、歯磨きをした後、もしくは状況に応じて併用するなど、マウスウォッシュを使うタイミングや
方法もあります。効果のあるグルコン酸クロルヘキシジン、セチルピリジニウム塩化水和物、ベンゼトニウム塩化物などの成分を含むものがおすすめです。
マウスウォッシュは歯磨きのあとに使うのが基本ですが、
プラークが形成されると薬用成分が歯に届きにくくなるので、外出先などで歯磨きができないときは食後なるべく間隔を空けずにマウスウォッシュでうがいをすると良いでしょう。
効果のあるチモールやメントール、ポピドンヨードなどの成分が含まれたものがおすすめです。
外出時に使う場合は使いきりのポーションやスプレータイプなど、携帯性も考慮すると持ち運びに便利です。
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・小分けのマウスウォッシュは持ち運びに便利!選ぶポイントも紹介
虫歯や歯周病を引き起こす細菌の塊であるプラークは粘性があり、うがいだけでは落とせないので
プラークに浸透して殺菌する成分を含むマウスウォッシュもありますが、
ため、歯ブラシでプラークを破壊して薬用成分が届くようにすることが大切です。製品により使用方法が異なるので、必ず説明を読んで適量や使用方法を守りましょう。
うがいができずにマウスウォッシュを飲み込んでしまうと身体に良くないので、まずは水で練習して飲み込まないで確実に吐き出せるかを確認します。
マウスウォッシュを使えるようになっても初めのうちは保護者の監督の下で使用し、口から吐き出すところまで見守るようにしましょう。
特に外国製のものはアルコールなどの成分により刺激が強く、味が辛過ぎるものや口の粘膜にビリビリとした感覚が残るものがあります。
刺激が強すぎると口の粘膜に異常が現れて、口内炎や傷、ドライマウスなどが悪化する恐れがあるので
マウスウォッシュは洗口液ともよばれ、
口をゆすぐだけで良いので、手軽にある程度の殺菌や虫歯・歯周病の抑制効果、爽快感が得られます。
デンタルリンスは液体歯磨きとも呼ばれる
もので、マウスウォッシュと違って使用後に水でうがいをしても薬用効果が続くのが特徴です。いずれも粘り気の強い歯の汚れを落とすのは難しく、単体での使用は口腔ケアとして不十分なため歯ブラシやフロスでの歯磨きが必須ですが、
のでよく確認しましょう。どちらに分類されるかは成分表示の近くに表記されているので、簡単に見分けられます。
マウスウォッシュは虫歯や歯周病、口臭などの予防効果がある成分が口に行き渡り、口内トラブルを効果的に予防できます。
基本的には歯磨きをしてからマウスウォッシュを使うのが正しい使い方ですが、歯磨きがすぐにできないときに応急的に使う方法もあるので、ライフスタイルや好みに合わせて使い分けましょう。
水で薄めて使用するタイプの洗口剤です。
コップに少量の水(25ml)を入れ、コンクールFを5滴垂らして希釈し使用します。1回当たりのコストが安く、経済的な商品です。
グルコン酸クロルヘキシジン(殺菌成分)が、歯周病菌・口臭菌・虫歯菌などの繁殖を最大12時間抑制します。
歯間ブラシ後のマウスウォッシュとして使用しましょう。また、水で薄めたコンクールFを歯間ブラシにつけ清掃すると、効果的に歯周病菌を殺菌できます。
市販のマウスウォッシュよりも刺激が少なく、スッキリとしたミント味。緑茶抽出液が配合されていて爽やかな香味です。
ただし、グルコン酸クロルヘキシジンアレルギーの方は、使用をお控えください。
コンクールFと同じ、グルコン酸クロルヘキシジン(殺菌成分)を配合した洗口液です。
プロポリス配合で、ペパーミントの香りです。
グルコン酸クロルヘキシジンアレルギーの方は、使用をお控えください。
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