マウスウォッシュの効果と種類別のおすすめ商品の紹介!

マウスウォッシュは洗口液とも呼ばれ、主に歯ブラシやフロスを使った歯磨き後の仕上げに用います。

歯磨き粉の代わりに使うデンタルリンス(液体歯磨き)とは異なるもので、必ず使わなければいけないものではありませんが、口をゆすぐだけで手軽に殺菌効果を発揮して、さまざまな口の病気の予防や食後の口臭対策ができる優れものです。

そのほか歯の根元が露出して起こる知覚過敏を抑えるものや着色と汚れを歯に着きにくくするものもあり、口のあらゆる悩みに対応しています。

効果や口の悩みに合わせた選び方のポイントを押さえて、マウスウォッシュを効果的に活用しましょう。

この記事の結論

・マウスウォッシュは虫歯、歯周病、口臭予防に効果的
・歯磨きの仕上げや、歯磨きができないときに応急的に使える
・歯ブラシの代わりにはならないので注意

マウスウォッシュの効果


医薬品・医薬部外品・化粧品があり、殺菌や歯質強化などの効果が期待できるのは医薬品または医薬部外品のマウスウォッシュで、含まれる薬用成分によってさまざまな効果を発揮します。

化粧品に分類されるものは爽快感を得る程度で薬用効果がほぼ無いため、主に食後の口臭予防などにエチケットとして用います。

マウスウォッシュには3つの効果が期待できます。

  • 虫歯や歯周病などの予防
  • 口臭を抑える
  • 歯の汚れ(プラーク)や着色を着きにくくする

虫歯や歯周病などの予防

殺菌作用によりプラーク(虫歯や歯周病、口臭などの口の病気の原因となる細菌の塊)の形成や口内細菌の活動を抑え、口の2大疾患と言われる虫歯と歯周病、カビの一種である口腔カンジダなどの口腔疾患を予防します。

口臭を抑える

ミントなどの消臭成分により口臭を抑える働きがあります。

口臭の原因が虫歯や歯周病の場合は、殺菌作用によりこれらの原因菌の活動が抑えられて口臭が改善する可能性があります。

歯の汚れ(プラーク)や着色を着きにくくする

外出先などで歯磨きができないときに応急的に使うと、汚れ(プラーク)が歯に着きにくくなる効果があります。

着色が気になる場合は、ステインの素を洗い流して歯をコーティングすることで着色汚れを防ぐマウスウォッシュもあります。

ホワイトニングと記載されているものもありますが、歯の表面にある着色を浮かせて落とすだけなので、元の歯の色は白くなりません。

マウスウォッシュの効果的な使い方


殺菌成分には歯に付着するタイププラークに浸透するタイプの2種類あります。

歯磨き後の仕上げに使うなら綺麗になった歯の表面に付着してプラークの形成を抑えるもの、歯磨きができないときに応急的に使うならプラークに浸透・殺菌するものを使うと効果的です。

効果的に使うポイントは以下の4つです。

  • 歯磨きの後の仕上げに使う
  • 歯磨きができないときに応急的に使う
  • 使用後は水ですすがない
  • 使用後は30分ほど飲食を控える

歯磨きの後の仕上げに使う

グルコン酸クロルヘキシジン、セチルピリジニウム塩化水和物、ベンゼトニウム塩化物などの成分を含むマウスウォッシュは、綺麗になった歯の表面に付着して殺菌作用を示します。

このタイプのマウスウォッシュを使う場合は、歯の汚れ(プラーク)や舌の汚れ(舌苔)がついていると、汚れが邪魔をしてマウスウォッシュ本来の効果を発揮できなくなります。使用前に歯磨きをして、プラークと舌苔をきちんと落としておくのが効果的を引き出すポイントです。

歯磨き後に口に含ませて20〜30秒間ブクブクうがいをして、マウスウォッシュを口の中全体に行き渡らせるようにしてから吐き出します。

歯磨きができないときに応急的に使う

プラークに浸透して殺菌するエッセンシャルオイルポピドンヨードなどの成分が含まれたマウスウォッシュが効果的です。

プラークは粘性があるため歯ブラシなどで物理的に擦らないと落とせず、食後2〜3時間で形成されて時間が経つとごとに成熟して層が厚くなります。

外出先などで歯磨きができないときはプラークが歯に着くのを防げないので、食後できるだけ早めに浸透殺菌タイプのマウスウォッシュで口をゆすいでプラーク内の細菌が活動しにくい環境を作りましょう。

使用後は水ですすがない

マウスウォッシュをしたあとのうがいは不要です。水ですすぐと薬用成分が流れたり薄くなったりして効果が弱くなってしまいます。

使用後は30分ほど飲食を控える

マウスウォッシュの効果を長持ちさせるために、使用後は30分ほど飲食を控えましょう。

使用後すぐに食事をしたり飲み物を飲んだりすると、マウスウォッシュの薬用成分が飲食物とともに流れ落ちてしまいます。

マウスウォッシュを使うときの注意点


手軽に使えるマウスウォッシュですが、効果を損なわないために使用する際にいくつかの注意点があります。

  • 歯磨きの代わりにはならない
  • 使用方法を守る
  • 刺激が強すぎるときに我慢して使わない
  • 口内トラブルは治療してから使う
  • 使い過ぎない
  • マウスウォッシュとデンタルリンスの違いに注意する

歯磨きの代わりにはならない

プラークは粘性がありうがいだけでは落とせないので、マウスウォッシュは必ず歯ブラシとセットで使いましょう。

歯磨きができないときに応急的に使う方法もあり、爽快感があるのでマウスウォッシュだけで口が綺麗になったような気がしてしまいますが、実際は一時的に口臭やプラークの活動を抑える効果があるだけです。

歯磨きを怠ってプラークが成熟して溜まってくると薬用成分が浸透しにくくなって効果が薄れるので、歯磨きをしてプラークを破壊することが大切です。

使用方法を守る

製品により使用方法が異なるので、必ず説明を読んで使用方法や適性年齢を守ることが重要です。

口が疲れてうがいをする時間が短くなりがちなので、タイマーをセットするなどして規定の時間うがいができるようにすると良いでしょう。

子どもが使う場合は大人用のマウスウォッシュは刺激が強過ぎて痛みや副作用が現れる可能性があるので、使用前に適性年齢を確認した上で水でうがいをして飲み込まないように練習するなど、十分に気を付けましょう。

刺激が強すぎるときに我慢して使わない

含まれるアルコールなどの成分により、刺激が強くて辛過ぎると感じるものや口の粘膜にビリビリとした感覚が残るものがあります。

刺激が強過ぎると口の粘膜に異常が現れたり口内炎や傷がある場合は悪化したりする恐れがあるので、使用を控えるか低刺激タイプのマウスウォッシュを使用します。

無理して使うと規定の時間うがいができなくて効果が得られず、ドライマウスや味覚障害を引き起こすなど逆効果です。

口内トラブルは治療してから使う

虫歯や歯周病、口内炎などの粘膜トラブルがある場合は、基本的に治療してから使いましょう。

特に、歯周病や口内炎で歯茎や粘膜に出血や炎症が起きている場合は、マウスウォッシュの刺激で激しい痛みが起こることがありあます。

口内トラブルがあるときは、マウスウォッシュを使用できるか歯科医師に確認しましょう。

使い過ぎない

マウスウォッシュは使用方法を守れば安全に使えますが、必要以上に使うと口内の常在菌まで殺菌して、口内環境を乱す原因となります。

口には常にあらゆる種類の細菌が存在しており、虫歯菌や歯周病菌などの口内トラブルを引き起こす菌だけが増殖しないように、バランスを取っています。

しかし、マウスウォッシュを使いすぎると細菌同士のバランスが乱れて口内トラブルを引き起こす原因となります。多くても1日2〜3回の使用にとどめましょう。

マウスウォッシュとデンタルリンスの違いに注意する

マウスウォッシュ(洗口液)は歯磨きの仕上げとしてうがいに使うもので、デンタルリンス(液体歯磨き)は歯磨き粉の代わりとして使います。

いずれも歯ブラシやフロスなどとセットで使う口腔ケアの補助アイテムですが、マウスウォッシュは歯磨きの後、デンタルリンスは歯磨きの前と、使うタイミングがまったく異なるので間違えないように注意しましょう。

効果のあるマウスウォッシュの選び方


マウスウォッシュに含まれる薬用成分によって虫歯や歯周病、口臭、知覚過敏などの予防効果を発揮するので、自分の欲しい効果に合わせて選びます。

虫歯予防

フッ化物やフッ素化合物配合などと記載されているものは、虫歯菌の活動抑制、再石灰化の促進、歯質強化の3つの作用により虫歯予防に効果的です。

BUTLERのエフコートやクリニカのフッ素メディカルコートは第3類医薬品に分類されるマウスウォッシュで、市販で購入できる中でも最大濃度のフッ素が配合されており虫歯予防効果が高いです。

 

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歯周病予防

サリチル酸メチルやグリチルリチン酸2Kなどが含まれたマウスウォッシュは、歯肉の炎症を抑える効果があります。

第3類医薬品のサトウ製薬のアセスメディクリーンは、歯茎の腫れや出血を起こす細菌に働きかける優れた抗菌力で歯周病予防や改善に効果的です。

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口臭予防

臭い吸着剤のグルコン酸銅配合のものが口臭予防に効果的です。

口臭の原因が歯周病の場合は、歯周病予防効果のあるマウスウォッシュで病原菌を殺菌することにより、口臭抑制効果が得られる可能性があります。

化粧品に分類されるものは薬用成分が含まれないので、一時的に爽快感を得る程度です。

第一三共ヘルスケアのブレスラボマウスウォッシュはノンアルコールタイプで低刺激、殺菌成分とグルコン酸銅配合が臭いを元から取り除くので口臭対策に効果が期待できます。

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知覚過敏予防

硝酸カリウムが歯の神経に伝わる痛みを感じにくくして、知覚過敏による痛みの軽減と露出した象牙質を保護するので効果的です。

アース製薬のシュミテクト薬用デンタルリンスは、液体なので硝酸カリウムが磨きにくい歯と歯の間まで広がり歯がしみるのを防ぎます。

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着色予防

ステインの素を洗い流しながら歯をコーティングして着色汚れを着きにくくする、スルホコハク酸配合のものが効果的です。

サンスターのOra2マウスウォッシュステインクリアはノンアルコールタイプで低刺激、ステインと口臭を同時にケアできます。

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正しく効果的にマウスウォッシュを使いましょう


マウスウォッシュは虫歯、歯周病、口臭に効果的なオーラルケア用品です。 歯ブラシと併用して正しく使えば、毎日のオーラルケアをパワーアップできます。

含まれる成分によっては、知覚過敏や着色予防に効果を発揮するものもあるので、日頃の歯磨きや食後のケアに取り入れてみると良いでしょう。