正しい歯磨き粉の量ってどのくらい?使用量の目安と正しい歯磨き法をご紹介!

毎日のブラッシングの際の歯磨き粉、みなさまはどのくらいの量を使っていますか?歯磨き粉の使いすぎは良くないとご存じでしょうか?

歯を綺麗にするために使用する歯磨き粉ですが、実はつけすぎることによる、さまざまな弊害があります。

この記事では、正しい歯磨き粉の量の目安・歯磨き粉をつけすぎることによる弊害・正しい歯磨き方法・おすすめの歯ブラシなどについて詳しくご紹介していきます。

歯磨き粉の量の目安とは


歯磨き粉には、適量が設けられています。

よくある歯ブラシと歯磨き粉の写真では、歯ブラシいっぱいに歯磨き粉をのせていることが多いですね。しかし、あれはかなりつけすぎです。

小さなお子さまの歯磨き粉の使用量は、1~3ミリ程度の少量で十分です。大人でも、歯ブラシの半分程度の量を目安に使用しましょう。

歯磨き粉の使用量の目安

年齢によって、歯磨き粉の使用量の目安は違います。

  • 生後6か月~2歳 → 1~3㎜程度(切った爪程度の少量)
  • 3~5歳     → 5㎜以下(歯ブラシの4分の1程度)
  • 6~14歳     → 1cm程度(約0.5g、歯ブラシの3分の2程度)
  • 15歳以上    → 1~2cm程度(約1g、歯ブラシの半分程度)

歯磨き粉のチューブの口と同じくらいの幅で、歯磨き粉を出したときの量の目安となります。

またジェルタイプや、フォームタイプの歯磨き粉も、年齢に応じた量の目安があります。詳しくは歯磨き粉の説明書きを確認しましょう。

歯磨き粉をつけすぎることによる弊害

使用量の目安以上に、歯磨き粉をつけすぎないようにしましょう。
使いすぎることによって、さまざまな弊害があります。

■研磨剤で歯を傷つけてしまう

ほとんどの市販の歯磨き粉には、「研磨剤」が含まれています。歯の着色汚れ(ステイン)を、効率よく削るように落とすことができる成分です。

しかし、研磨剤入りの歯磨き粉をつけすぎると、歯や歯茎を傷つけてしまう恐れがあります。

多量の研磨剤入りの歯磨き粉をつけて強い力でブラッシングを続けていると、歯の表面のエナメル質が削れ、知覚過敏になってしまうことも。

特にご高齢の方は、加齢などにより歯茎が下がって歯の根の柔らかい象牙質が露出していることがあります。

柔らかい歯頚部は、研磨剤入りの歯磨き粉によるダメージを受けやすいですので、気を付けましょう。

■発泡剤が多すぎると磨きにくい

発泡剤も、市販の歯磨き粉のほとんどに入っている成分の一つです。良く泡立つため、磨いたときの爽快感が得られます。

ただ、発泡剤入りの歯磨き粉を多量につけると、泡が立ちすぎてきちんと歯を磨けていないのにも関わらず、歯を磨いた気になってしまいます。結果、磨き残しが多くなります。

また、どこを磨いているのかわかりにくいですし、泡だらけになり短時間しか磨けないので、丁寧な歯磨きが難しくなります。

■フッ素の過剰摂取による副作用

「フッ素(フッ化物)」は、チューブタイプの歯磨き粉の約90%に含まれている成分です。

虫歯菌の活動を抑制し、歯の再石灰化を促進し、歯質強化の働きをすることによって、虫歯を予防します。

フッ素は用法容量を守れば安全ですが、一度に大量に摂取しないように注意が必要な成分です。

フッ素入りの歯磨き粉を過剰摂取すると、嘔吐や下痢などの急性中毒症状を引き起こすことがあります。

歯磨き粉を1本すべて飲み込んでしまうと、急性中毒症状が出る可能性がありますので、特に小さなお子様が使用する際には注意が必要です。

6歳未満のお子さまはフッ素濃度1000ppm以下の歯磨き粉を使用し、お子さまの手の届かないところに保管するようにしましょう。

歯磨き粉はつけなくてもよい

歯磨き粉は、まったくつけなくても問題ありません。
歯ブラシを歯に当てて擦ることよって、物理的に歯垢を除去できるからです。

目安の量よりも使用量を減らして構いませんし、数日おきに歯磨き粉を使っていただいても大丈夫です。

歯ブラシで歯垢をしっかりと除去すれば、虫歯や歯周病を予防することができます。

しかし、歯の表面についてしまった着色汚れは、歯ブラシだけではなかなか落とすことができません。

着色汚れが歯の表面についてしまい気になる場合は、歯磨き粉を使ったり、歯科医院で掃除をしてもらったりするとよいでしょう。

正しい歯磨きの方法


正しい歯磨きの方法について、ご紹介していきます。

1.デンタルフロスや歯間ブラシは歯磨き前に使用する

デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると、歯と歯の間を効率的にお掃除することができます。

ただ、使用すると歯間部の汚れが歯の表面に付着してしまうことがあるため、先に歯間ブラシやフロスを使用してから歯ブラシで磨くとよいでしょう。

2.歯ブラシを濡らさずに歯磨き粉をつける

年齢に応じた適切な量(大人は1~2センチ)の歯磨き粉を、歯ブラシにつけます。

水分が多いと歯磨き粉が泡立ち過ぎるため、歯ブラシは濡らさずに歯磨き粉をつけるようにしましょう。

3.歯ブラシを使い丁寧にブラッシング

鏡を見ながら、歯を1本1本丁寧にブラッシングしましょう。

ブラッシングには様々なテクニックがありますが、歯や歯茎を傷つけずに効率的にプラーク(歯垢)を除去するための、基本的なポイントをご紹介します。

■歯面に対してなるべく直角に歯ブラシの毛先を当てる

毛先を磨きたい場所へ対し直角に当て、小刻みに動かしながら移動することにより、歯垢を効率的に落とすことができます。

「スクラビング法(スクラッピング法)」という、歯の表面や歯間部、奥歯の噛み合わせの溝などの歯垢を効率的に落とすブラッシング法です。

また、歯ブラシの毛先を歯ぐきと歯の境目に45度の角度で当て、小刻みに動かす「バス法」という方法もあります。歯周ポケット内の汚れを、効率的にかき出すことができます。

その他にも、ブラッシングの技法はいくつかあります。ご自身の歯並びやお口の状況、磨きたい場所などに合わせてブラッシング法を変えるとよいでしょう。

■細かく小刻みに動かす

歯ブラシを大きく動かすと歯ブラシの毛先が、歯の溝や歯と歯の間を飛び越えてしまうため、歯垢を効率的に落とすことができません。

なるべく細かく小刻みに歯ブラシを動かすようにしましょう。

■軽い力で磨く

歯ブラシの毛先が曲がらない程度の、軽い力で磨きましょう。

力が強い方が汚れが落ちると考える方は多いのですが、実際には毛先が曲がってしまうと、効果的に汚れを落とすことができません。また、力を入れすぎると歯や歯茎を傷つけてしまうリスクがあります。

また歯ブラシの硬さは、歯や歯茎が健康な方は「ふつう」、歯茎に炎症がある方や知覚過敏の症状がある方は「やわらかめ」がおすすめです。

4.ゆすぎは少量のお水で1回だけ

歯磨き粉の有効成分を洗い流さないために、歯磨き後のゆすぎは10~15mlのお水で1回だけ行いましょう。

おすすめの歯ブラシ3選

歯磨き粉は使わないよりも使った方がメリットが大きいことが分かりました。
しかし、歯磨き粉の使用の有無に関わらず最も重要な事は磨き残しを減らす事です。

そこで、お手入れの効率をアップするお勧めの歯ブラシをご紹介します。

ジーシー GCルシェロP10

毛先が細かく、適度な硬さで歯と歯茎に優しい歯ブラシです。
ブラシの先端の突起形状が歯の隙間や奥歯の更に奥まで届きます。

また、歯ブラシのネックのカーブも奥歯に届きやすい工夫がされていて口の中の隅々まで歯ブラシが行き届きます。


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クリニカ アドバンテージハブラシ 4列 超コンパクト ふつう

歯の隙間も磨きやすい細かい毛先や奥歯に届きやすいネック形状に加えて、薄型のヘッドが歯磨きの邪魔にならないところがお勧めです。

奥歯の頬側などヘッドが大きいと磨きにくいところも届くように考えられた歯ブラシです。


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フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー

超音波の電動歯ブラシは手で磨く歯磨きに加えて約50%ほどの歯垢除去効率がupされると言われています。

きちんと全ての歯に当てて磨いていく事が前提ですが、歯と歯茎の境目の汚れも組織を傷つける事無く効率良く取れる為お勧めです。


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