マウスピース矯正「インビザライン」とは?「インビザライン」と「スマイルトゥルー」を比較!

マウスピース矯正の中でも比較的多くの歯科医院で取り入れられている「インビザライン」と「スマイルトゥルー」の特徴をご紹介していきます。

この記事の結論

・「インビザライン」は、米国アライン・テクノロジー社のマウスピース矯正
・世界100ヶ国、900万人以上の方がインビザラインで矯正治療を行っている
・前歯から小臼歯までの歯列矯正では、「スマイルトゥルー」の方が安い

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インビザラインとは?


インビザラインとはマウスピース矯正の種類の一つで、米国アライン・テクノロジー社が1999年「インビザライン・システム」の提供を開始しました。

アメリカ、ヨーロッパ、アジア、太平洋地域などの100ヶ国以上で行われている矯正治療で、これまでに世界各国で900万人以上(2020年10月現在)の方がインビザラインを使用した矯正治療を行っています。

世界中で実績と信頼を得ている安心安全なマウスピース矯正で、日本では2006年から導入されています。

インビザラインの特徴

歯の型取りは始めの1回のみ

現在の歯並びを3Dデータとして再現し、歯をどのように並べていくかシミュレーションするために最初の一回のみ歯の型取りをします。

歯の型取りはシリコン印象剤、もしくは光学3Dスキャナーを使用します。光学3Dスキャナーを導入しているかどうかは歯科医院によって異なります。

光学スキャナーを使用すれば短時間で歯型をスキャンするため、型取りの際の不快感はほぼ感じることがなく患者さんへの負担は少ないです。

さまざまな歯並びに対応できる

インビザラインは、「invisalign full」「invisalign light」「invisalign IGO」「invisalign first」などさまざまな種類があり、対応できる症例が多いです。

「インビザラインファースト」は混合歯列期(永久歯と乳歯が混在する時期)から、「インビザライン・ティーン」は中高生から対応できます。

また、抜歯が必要になるような矯正でも対応可能ですが、対応できない症例もあるので歯科医に相談してみることをおすすめします。

同時にホワイトニングも可能

マウスピース(アライナー)を使った矯正のため、マウスピース(アライナー)内にホワイトニング剤を入れ、歯並びを治すと同時にホワイトニングもできるというメリットがあります。

1日の装着時間は長い

1日のうち、インビザラインを装着しておくべき時間は20~22時間と長めです。
基本的に飲食や歯磨きのとき以外は、装着しておくべきものだと思っておいてください。

通院頻度が少なくて済む

初めに歯の型取りをしたら、それをデータ化してシミュレーションを作成しマウスピース(アライナー)を作製するので、通院頻度は2ヶ月に1回ほどと少なくて済みます。忙しくて時間を取りづらい人には向いています。

治療期間は1年~3年

歯科矯正治療期間は、歯並びによって異なりますが1年~3年ほどであることが多いです。

一般的に、部分矯正の場合は治療期間が短く、全体矯正の場合は治療期間が長くなります。ワイヤー矯正と同じくらいの治療期間であることが多いです。

マウスピースを決められた時間装着していないと、治療期間は延びてしまいます。

費用は少し高い

歯科医院や個人の歯並びの状態によっても異なりますが、80~100万円ほどと費用は少し高めです。

マウスピースは2週間に1回交換

シミュレーションのデータから、矯正の段階に必要なすべてのマウスピース(アライナー)を作製し患者さんに渡しますが、約2週間に1回新しいマウスピース(アライナー)に交換しながら矯正治療を進めていきます。

歯の動き方によっては、交換するペースが変わることもあります。

インビザライン治療の流れ

カウンセリング・型取り・治療計画作成

カウンセリングを行い、インビザラインが適していると判断されたら型取りを行い、治療計画を作成します。

マウスピース作製

歯の型取りを終えたら、データをアラインテクノロジー社へ送り、マウスピース(アライナー)の作製を依頼します。

歯科医院から送られたデータと治療計画に基づいて、一人ひとりに合わせたマウスピース(アライナー)をアメリカの工場で機械を使って作製します。

約2週間でできあがり、歯科医院に届きます。

矯正開始

マウスピース(アライナー)の取り扱い方法などを説明し矯正治療を開始します。

マウスピース(アライナー)は歯科医の指示に従って、治療段階に合わせて2週間に1回交換します。

矯正開始後は2ヶ月に1回ほどの頻度で通院し、経過を確認します。

保定

動的治療(歯を動かす期間)が終了後、後戻りが起きないように保定装置を装着する期間があります。大抵1~2年ほどですが、元の歯並びの状態によって保定期間には差が出ます。

インビザラインとスマイルトゥルーの比較

費用はスマイルトゥルーの方が圧倒的に安い

インビザラインの費用は80~100万円ほど掛かりますが、スマイルトゥルーの費用は20~50万円で済むことが多いです。

歯の型取りはどちらも1回のみ

インビザラインもスマイルトゥルーも歯の型取りは初回の1回のみで、患者さんの負担は少ないです。

治せる歯並びに差がある

インビザラインは全体の歯並びを治す症例にも幅広く対応しています。
スマイルトゥルーは前歯から小臼歯までの移動が必要なケースに対応しています。

Smile TRU Japanでは、適応できる範囲がレベル1とレベル2までと明確な基準があります。ご自身の歯並びに適しているかどうかは、歯科医に相談してみてください。

また、マウスピース矯正では骨格を治すことはできないので、歯の移動のみの治療になります。

難易度 治療部位 マウスピースの枚数 治療期間の目安
レベル1

前歯部のみの移動で

治療可能なケース

6~10枚 3~5ヶ月
レベル2

小臼歯までの移動が

必要なケース

10~15枚 5~8ヶ月
レベル3

すべての歯の移動が

必要なケース

(基本的に上下顎)

32~36枚 8~10ヶ月
レベル4

事前に他の

矯正装置での治療が

必要なケース

マウスピース装着時間はほぼ同じ

マウスピース(アライナー)を装着しておくべき時間は、インビザラインもスマイルトゥルーも1日20~22時間と変わりありません。
基本的にはマウスピース(アライナー)を外しておくのは、食事と歯磨きのときぐらいです。

マウスピース矯正は装着時間を守らなければ、治療期間が伸びることがあるので注意してください。

通院頻度に差がある

インビザラインは2ヶ月に1回ほど、スマイルトゥルーは2週間に1回ほどの通院が必要です。
【関連記事】
インビザラインで歯が動く仕組みを解説|治療の流れも紹介します

まとめ


マウスピース矯正の中でも比較的多くの歯科医院で取り入れられている「インビザライン」と「スマイルトゥルー」を比較しました。

費用はスマイルトゥルーの方が圧倒的に安いですが、対応できる歯並びは限られています。

ご自身の歯並びがスマイルトゥルーに適しているかどうかは、歯科医で相談してみてください。

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※1.2021年4〜8月の渋谷院の患者を対象とした実績値
※2.中央値1回、2021年9月矯正完了の患者を対象とした実績値

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