インビザラインで失敗する6つの理由|失敗したときの対処法も解説!

「インビザラインで矯正したけれど失敗した」と聞いたことがあり、失敗することがあるのかと不安に感じている方はいませんか?

時間もお金もかけて矯正治療をするなら、失敗のないようにしたいものです。

今回はインビザラインでの矯正治療を成功させるために、インビザラインにおける代表的な失敗例と原因、失敗したときの対処法などについて解説します。

この記事の結論

・インビザラインの失敗例は、歯列の改善が見られない、治療期間がかかりすぎるなどがある

・インビザラインで失敗しないためには、事前の治療計画と治療中の自己管理が大切

・どんな歯列矯正でも失敗はあり、インビザラインが特別に失敗しやすいということはない

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インビザラインにおける6つの失敗例


インビザラインで失敗に気づくタイミングは、治療を始めてしばらく経った頃から、あるいは治療終了後が多いです。

そのため、気づいたときにはやり直しができなかったり、対応できなかったりすることもあります。

そのようなことが起こる前に、インビザラインでの失敗例をあらかじめ知っておきましょう。

  • 歯列の改善が見られない
  • 期間がかかりすぎている
  • 正中が合っていない
  • 噛み合わせが悪くなった
  • 歯ぐきが下がった
  • 虫歯・歯周病になった

歯列の改善が見られない

まれに、インビザラインを使い始めて何年も経っているのにきれいな歯並びになっていなかったり、歯並びが改善されていないのに治療終了とされてしまうことがあります。

歯列の改善が見られない原因には、マウスピースの装着時間の不足、治療計画に誤りがあるなどが考えられます。

また、治療後の歯並びへの満足度によっても、歯列の改善ができていないと感じることがあります。この場合は、歯科医師に自分の気持ちを話して、改善できるか相談してみましょう。

期間がかかりすぎている

インビザライン矯正では、治療が計画通りに進まないことで費用・治療期間が変動しやすいです。歯の動きやマウスピースの装着状況によっては、当初予定していたよりも治療期間が長くかかってしまうことがあります。

正中が合っていない

歯列の中心を「正中」と言います。上の歯列と下の歯列の正中が合っていないと、噛み合わせが悪くなり、食べ物を上手く噛めなくなることがあります。

また、正中がズレることによって、顔の歪みや頭痛、顎関節症を引き起こしてしまうこともあります。

歯並びを治すことだけを目的とし、噛み合わせや機能面を見ずに治療を進めるとこのようなことが起こるのです。

噛み合わせが悪くなった

抜歯が必要な症例にも関わらず、抜歯せずにインビザラインを行った場合、前歯が前に出てきて口が閉じられないことがあります。

マウスピースの厚みによって奥歯が歯ぐきの方向に下ると、上下の歯が噛み合わず隙間ができることがあります。

歯ぐきが下った

歯に強い力を加え過ぎたり、スペースを確保する前に無理に歯を並べたりすると歯ぐきが下がることがあります。

また、重なり合っていた歯が整うと歯ぐきが下がっているように見えてしまうことも多いです。

ただし、矯正をしなくても加齢により歯ぐきが下がる場合もあります。30代以降の矯正治療では歯ぐきが下がりやすいということを念頭に置いておきましょう。

虫歯・歯周病になった

矯正中に歯磨きを怠ると、虫歯・歯周病になりやすいです。

食後に歯磨きをせずにマウスピースを装着すると、マウスピースの中に食べかすを閉じ込めてしまうので、虫歯・歯周病になるリスクは高くなります。

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インビザラインで失敗する理由


インビザラインで失敗する代表的な理由をいくつか知っておくことで、あらかじめ失敗を防げる可能性があります。

  • 治療計画が適切でないから
  • インビザラインに適さない症例だから
  • 装着時間が足りないから
  • マウスピースの交換期間を守らないから
  • 口の中が不潔で虫歯・歯周病になったから

治療計画が適切でないから

専用ソフトを使った3Dシミュレーションにより、治療計画を立て、それに沿って歯を動かします。しかし実際に治療を始めてみると思うように歯が動かなかったり、計画通りに進まなかったりすることがあります。

そのため、知識・経験が豊富な歯科医師が治療計画を立て、随時その見直しを行います。これを怠ると失敗しやすくなります。

また、インビザラインの通院は歯科医師の方針によりますが、基本的に2カ月に1回です。通院と通院の間は歯科医師の目が行き届かないので、その間に失敗が起こる可能性もあります。

インビザラインに適さない症例だから

歯並びや口の中の状態によっては、インビザラインが適さないこともあります。

例えば、受け口やインプラントを入れている場合などは、インビザラインに適していない可能性があります。

インビザラインに適した歯並びなのか、診断を正しく行った上で治療を開始する必要があります。

装着時間が足りないから


インビザラインに限らずマウスピース矯正は、装置を自由に着け外しできるため、矯正を行う患者さん本人の努力と自己管理が必要です。

マウスピースは決められた時間装着しないと効果が出にくく、治療期間も長くなります。

マウスピースの交換時期を守らないから

インビザラインは決められた期間ごとにマウスピースを交換し、徐々に歯を動かします。そのため歯科医師から指示されたマウスピース交換時期を守らないと計画通りに進まず、治療期間が延びる原因となります。

自己判断せず、歯科医師や歯科衛生士から指示されたことはしっかり守るようにしましょう。

口の中が不潔で虫歯・歯周病になったから

歯磨きをしっかり行わないことにより虫歯や歯周病になると、それらの治療のため矯正治療を一旦ストップせざるを得なくなります。これにより治療計画が後ろ倒しになり、治療期間が延びる原因となります。

インビザラインの失敗を防ぐには


インビザラインを含むマウスピース矯正は、歯列矯正をする本人(患者)の自己管理が必要です。ただしっかり自己管理していても、歯科医師や歯科衛生士がいなければ失敗は起こってしまいます。

インビザラインの失敗を防ぐには、歯科医院と患者両方の努力が必要です。

  • 事前に治療計画を適切に立てる
  • 自身でしっかり管理し、規定の時間きちんと装着する

事前に治療計画を適切に立てる

治療計画を立てるのは歯科医師です。初めに説明を受けた歯科医師が信頼できなければ、他の歯科医師を探すことも1つの方法です。

自身でしっかり管理し、規定の時間きちんと装着する

インビザラインで成功するためには、患者さんの自己管理も重要です。装置の着け外しは自由にできますが、基本的には食事や歯磨きのとき以外は1日中装着しましょう。

インビザラインで失敗したときの対処法


信頼できる歯科医師に出会い自己管理をしっかり行っていても、インビザラインで失敗する可能性をゼロにはできません。もし失敗してしまった場合にどう対処すれば良いのか知っておきましょう。

  • 再治療を行う
  • セカンドオピニオンの活用

再治療を行う

歯列矯正の方法あるいは歯科医院を変えるなどして、再治療を行うしかありません。その場合は、インビザラインではなく、ワイヤー矯正でリカバリーする可能性があることを念頭に置いて置きましょう。

セカンドオピニオンの活用

セカンドオピニオンとは、ほかの歯科医師の意見を聞き、再治療や提案を行ってもらうことです。費用や時間、手間はかかりますが、上手く活用して失敗を繰り返さないようにしましょう。

インビザラインが特別に失敗しやすいということはない


世界的にも症例・患者数の多いインビザラインでも、何らかの原因で治療が計画通りに進まず、望んだ結果が得られないことや失敗することがあります。

ただし、インビザラインに限らずどんな歯列矯正でも失敗はあり、インビザラインが特別に失敗しやすいということはありません。インビザラインで失敗しないためには、歯科医師の治療計画と患者さん自身の自己管理がとても大切です。

歯列矯正をお考えの方は、インビザラインやそのほかのマウスピース矯正、ワイヤー矯正など、さまざまな治療方法について検討し、信頼できる矯正医を選択するようにしましょう。

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