矯正器具の種類と名前|矯正器具のトラブル対応やケアの仕方も解説!
矯正治療で歯を動かすための装置にはさまざまな種類があり、装置の形状、装着したときの見た目、矯正器具が外れたり壊れたりしたときの対応、ケアの方法などが異なります。
今回は、矯正を始めるにあたりどのような矯正器具があるのか知りたい方に、を解説します!
・矯正器具は、ワイヤーとマウスピースの2種類ある
・矯正器具が外れたり壊れたりした場合は、基本的に歯科医院に連絡して指示を仰ぐ
・ワイヤー矯正の場合は、ワンタフトブラシや歯間ブラシを使用して器具の細かい隙間まで磨いてケアする
・マウスピース矯正やリテーナー、床矯正装置の場合は、歯ブラシや洗浄剤でケアする

矯正で使用する器具は
です。
素材は金属やプラスチック、セラミックなどがあり、プラスチックやセラミック素材のブラケットは歯の色に近いため比較的目立ちにくいです。
歯の表側に器具を着けるものを表側矯正、裏側に着けるものを裏側矯正や舌側矯正、リンガル矯正と呼びます。
歯に表側に装置を着けるため目立ちますが、
表側矯正よりも歯を動かす力が弱いため治療期間が長くなる場合がありますが、口を開けたときに表側から装置が見えず、

マウスピースが透明なので目立ちにくく、食事や歯磨きの際に自分で取り外しできるため、いつも通りの食事と歯磨きができることが最大の特徴です。
症例の適応範囲はワイヤー矯正よりも狭い傾向がありますが、使用するマウスピースメーカーによってはワイヤー矯正と同等の治療が可能であったり、部分矯正に特化したものはリーズナブルかつ短期間で完了したりするものもあります。
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矯正中に器具に関して以下のようなトラブルが起きた場合は、
器具が外れたり壊れたりしたままにしておくと、
歯は毎日少しずつ動いているので、次の予約日まで大丈夫だろうと勝手に判断して放置しないように気を付けてください。
外れたブラケットは、再度使用できることもあるので清潔に保管しておき受診の際に持参してください。
外れたワイヤーなどが口腔内の粘膜や歯肉を傷付けやすいのでできるだけ早めに処置をしてもらうようにしましょう。


ブラケットに差し込むのが難しい場合は歯科用ワックスで固定してください。
固定できず歯肉や口腔粘膜に当たる場合は、飛び出している部分のワイヤーを清潔なニッパーで切ったり曲げたりするかワックスで覆ってください。
リガチャーワイヤーはブラケットの横でねじってメインワイヤーの内側に入れてあるワイヤーです。
歯磨きなどでワイヤーの先が飛び出てきた場合は、
マウスピース矯正のアタッチメントが外れた場合は、
アタッチメントが外れてもワイヤー矯正のように口に刺さったり当たったりして痛むことは無いため、応急的に自分で何かする必要はありません。
マウスピース矯正の場合は、
リテーナー、床矯正装置が壊れた場合は、
器具が壊れたからといって使用しないで放置しておくと、


器具が外れたり破損したりするのは、です。以下のことには注意しましょう。
ワイヤー矯正は硬い食べ物や粘着性の強い食べ物を摂取することで、器具が破損する可能性があります。ワイヤー矯正中は食べ物には十分注意しましょう。



マウスピース矯正で使用するマウスピースは、プラスチックでできています。装置が変形しないように注意しましょう。
リテーナー・床矯正は、装着したまま食べ物を摂取したり落としたりすると破損する原因になります。作り直す際は費用がかかるため、丁寧に取り扱う必要があります。


歯科矯正中は虫歯や歯周病になるリスクが上がるので、
寝ている間は特に口内細菌が活発になりやすいため、就寝前の歯磨きは特に丁寧に時間をかけて行うように心掛けてください。
歯ブラシやワンタフトブラシ、歯間ブラシなどを使用して必ず鏡を見て、ブラシがきちんと当たっているか確認しながらブラッシングする習慣を付けましょう。
ブラッシングのあとはデンタルリンス(洗口剤)を併用することで、細菌の増殖予防やステイン予防の効果が高まります。
朝や昼食後でブラッシングをする時間が十分に取れない場合は、汚れやすい場所を覚えておいてポイント磨きをしたり、水やデンタルリンスでうがいをしたりしてできるだけ清潔に保つようにしましょう。


歯ブラシやワンタフトブラシ、歯間ブラシなどを使用してブラケットの脱落やワイヤーの変形防止のため力の入れ過ぎには注意しましょう。
ので、ブラッシングによるケアが大変重要です。
ワンタフトブラシや歯間ブラシは、ピンポイントで磨けるのでブラケットの周りや抜歯した歯の周辺を磨きやすくおすすめです。
マウスピースは
マウスピース矯正は自分で取り外せるため、歯磨きのほかにマウスピースの手入れが必要です。外出先で取り外す場合は、指で優しく擦りながら水で洗います。
マウスピースを歯ブラシで擦る場合は、歯磨き粉には大抵のものに研磨剤が入っているので細かな傷ができてしまい雑菌が繁殖しやすくなるので、使用しないで擦ります。
ゴシゴシと強い力で磨き過ぎて細かな傷ができると同様に雑菌が繁殖しやすくなるので注意しましょう。また、
素材によってメンテナンスの仕方が異なるので、必ず歯科医院で清掃方法を確認してから清潔に保ちましょう。


臭いや汚れが気になる場合は、専用の洗浄剤を使用します。
歯磨き粉に含まれる研磨剤で細かな傷ができてしまい、雑菌が繁殖しやすくなるので歯ブラシで装置を擦る際に歯磨き粉は使用しないでください。
また、強く磨き過ぎて細かな傷ができても雑菌が繁殖しやすくなるので力の入れ具合には注意しましょう。複雑な形態の周辺は汚れが溜まりやすいので丁寧に汚れを落とすように心掛けてください。
専用の洗浄剤もありますが、


矯正器具は、正しい方法で適切にケアして、清潔にするよう心がけましょう。
また、器具が外れたり壊れたりした場合は、ので、速やかに歯科医院に連絡して処置してもらいましょう。
矯正器具の破損するのが不安な方は、マウスピース矯正を選択するのも1つの手です。自分に合った矯正方法を選択しましょう。
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