矯正で使用する青ゴムとは?痛い理由・注意点・外れたときの対処法を紹介

青ゴムは、「バンド」という輪っかの装置をはめる前段階の処置として使用する矯正器具のことです。今回は、青ゴムが痛い理由や対策、青ゴムがついている時の注意点、取れたときの対処法について紹介します。

この記事の結論

・青ゴムの痛みが出やすい理由は、初めて矯正の力をかけるタイミングで青ゴムを使うことが多いから

・青ゴムを装着している間は、固い食べ物や粘度の高い食べ物を避け、歯磨きの仕方に注意する

・青ゴムが取れた場合は、すみやかに口から出して早めに歯科医師に相談する

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矯正で使用する青ゴムとは


青ゴムとは、歯と歯の間に隙間を空けるために、直径3~5mmほどのゴムを臼歯に入れて使用する矯正器具の一つです。「セパレーティングエラスティック」とも呼ばれています。

矯正の青ゴムの役割

青ゴムに期待できる治療上の効果は、以下2つが挙げられます。

  • 矯正の過程で抜歯が必要な際にあらかじめ青ゴムを入れ込むことで、歯を抜きやすくなる
  • 歯と歯の間に矯正器具(金属のバンド)をはめこむスペースを作り出す

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矯正の青ゴムの装着期間

青ゴムの装着期間の目安は1週間から2週間です。普通は1週間から2週間ほどで外し、バンドやワイヤー・ブラケットの装着準備をしますが、早いケースでは4日~5日で青ゴムを外すこともあります。

矯正の青ゴムが痛い理由


青ゴムをはめた患者さんの中には、強い痛みを覚える方もいます。青ゴムが痛い理由は、主に歯が動くからです。

青ゴムをつけると歯が動くから

青ゴムをつけると、歯と歯の間に隙間を作るための力がかかるので、痛みを感じることが多いです。歯列矯正において初期段階に行う治療で「金属のバンドをはめる処置」がありますが、これはリンガルアーチやホールディングアーチと呼ばれる装置を作製するために行う処置です。この際に、歯と歯の間に隙間がないと金属バンドがうまく入らないケースがあるので、事前に青ゴムを歯と歯の間に挿入して隙間を作って準備します。

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歯は動き始めるときに痛みを感じやすいから

歯は、動き始めが一番痛いです。青ゴムをつけると、新しく歯を動かす力をかけることになるため、痛みを感じやすくなります。痛みの正念場は、青ゴムを装着してから2~3日です。その後、徐々に慣れていき、2日~1週間程で痛みが落ち着くことがほとんどです。

矯正の青ゴムが痛いときの対処法

痛み感じ方は個人差が大きいですが、あらかじめ歯科医師に相談して痛み止めを処方してもらえれば、青ゴムで痛みが出ても焦ることはないでしょう。痛み止めは飲んでから効き始めるまでに15分~60分間ほど時間がかかるので、痛みに敏感な方は歯科医師と相談の上で事前に飲んでおくのも方法の1つです。また、市販の痛み止めも有効です。

青ゴムを使用しているときの注意点


青ゴムを装着したあとに、日常生活において留意すべき点は以下3つが挙げられます。

  • 固いものを食べるのを避ける
  • ガムやキャラメルなど粘度の高いものを食べるのを避ける
  • 優しく歯磨きをする

固い食べ物を避ける

油断して普通のごはんや固いものを食べると、予想外に痛みが長引いたり強い痛みにつながったりするケースもあるので注意しましょう。痛みが落ち着くまではやわらかい物を食べるようにするなど、食事への配慮が必要です。

  • おかゆやうどん
  • スープ
  • ゼリー
  • 細かめに刻んでよく煮込んだ野菜・魚類

これらの食品であればあまり噛む必要がなく、食べることに関してストレスを感じにくいです。

ガムやキャラメルなど粘度の高い食べ物を避ける

キャラメルなどの粘着性のある食品は青ゴムにくっ付きやすく、汚れが取れにくいです。また、虫歯の原因にもつながるので控えた方がよいでしょう。青ゴムは短期的に使用するものなので「青ゴムを装着している期間だけは、ある程度の我慢が必要だ」と割り切る気持ちも大切です。

優しく歯磨きをする

歯磨きの際にいつも通りの力加減で磨いてしまうと、青ゴムが外れやすくなります。歯間ブラシやタフトブラシなどを歯ブラシ単体で磨こうとせず、補助的清掃用具もうまく活用しながら優しく丁寧に磨きましょう。

矯正の青ゴムが外れたときの対処法


青ゴムは、食べ物を噛む動作や歯磨きしたときに取れてしまうことがあります。取れた場合は、以下のように対処しましょう。

  • 速やかに口から取り出す
  • 歯科医院に連絡する

速やかに口から取り出す

もしお口のなかで外れたら、できる限り速やかに口から取り出しましょう。もし飲み込んでしまっても害はない素材で作られていますので、焦る必要はありません。基本的には、自然に対外に排出されます。

歯科医院に連絡する

空けたスペースが元に戻ってしまうことがあるため、歯科医院へ連絡して指示を仰ぎましょう。次の予約まで日にちが空いていたら、早めに来院して付け直してもらう必要があります。ただし、青ゴムで歯と歯の間が広がると、自然に外れることもあります。どうして青ゴムが外れたのか判断するのは難しいので、歯科医院に連絡しましょう。

まとめ


青ゴムをつけたときに痛い理由には、歯が動くからです。青ゴムが取れてしまって飲み込んでも問題ありませんが、装着後にすぐ外れてしまった場合は、早めに歯科医院へ相談しましょう。痛みが敏感な方は、ワイヤー矯正よりも痛みの少ないと言われている「マウスピース矯正」を検討するなど、自分に合った矯正方法を選択することが大切です。

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