口臭が治らなくて辛い方必読!治らない口臭の原因と対処法

口臭を治す、つまり臭いを無くすために市販のマウスウォッシュや口臭予防スプレーを使用することがありますが、口臭の原因を根本的に治すものではないため効果は一時的です。

ケアをしても口臭が治らないとお悩みの方に、原因と対処法をご紹介いたします。

この記事の結論

・口臭の原因は生理的なもの、口腔疾患によるもの、全身疾患によるもの、心理的なものなどさまざまである

・女性のホルモンバランスの変化や、過度なダイエットなどが原因で口臭が発生することもある

・口腔ケア・水分補給・唾液の分泌を促す・歯科医院や医科を受診するなどの口臭対処法を解説

治らない口臭の原因


治らない口臭の原因について解説します。

  • 生理的講習
  • 病的口臭
  • 外因的口臭
  • 心理的口臭
  • 女性ホルモンのバランス
  • 過度なダイエット

生理的口臭

舌の根元、歯の表面、歯と歯茎の隙間にいる細菌が主な原因で、朝起きた直後の強い臭いなどが生理的口臭にあたります。

歯磨き、食事や水分の摂取により唾液の分泌が増えると臭いは減少し、一時的なものなので口内を清潔にしていれば時間とともに消えるため治療の必要はありません。

病的口臭

生理的口臭が一時的なのに対して病的口臭は慢性的な臭いです。病気の治療や清掃不良を改善しないと口臭は治りません。

【口腔疾患による口臭】

口臭のほとんどは口内の気体由来で、口内細菌が作り出す硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドからなる揮発性有機化合物(CVS)により不快な臭いを発生させます。

主に口内の歯周病原菌などの嫌気性細菌が、破壊された組織や血球成分、食べかすなどのタンパク質を分解する酵素を出し、それらが腐敗して口臭が発生します。

発生した硫化水素やメチルメルカプタンは腸粘膜で代謝されますが、ジメチルサルファイド[(CH3)2S]は代謝されずに腸から吸収され、肺や血液を通って呼吸として体外に排出されます。

歯周病は口臭との相関性が高い病気で、歯周病原菌が揮発性硫黄化合物のガスを放出してドブのような臭いを放ちます。

中でもメチルメルカプタンは、ほかの揮発性有機化合物と比べて6倍も臭いといわれています。口を開いただけで相手に不快な臭いが伝わるほどの臭いを放ったり、毒性が強いため歯周病を進行させたりします。

また初期の虫歯では口臭は発生しませんが、進行すると虫歯の穴に詰まった汚れや食べかす壊死した歯の神経が腐り、強烈な腐敗臭が発生します。

さらに舌苔(ぜったい)は口臭の素となる細菌やタンパク質を多量に含んだ汚れの塊で、舌の表面にある絨毯のように細かな突起に絡み付くように付着しています。

舌表面の白くなっているところが舌苔が付着している部位です。中央部にうっすらと付着している程度なら誰にでもある正常な状態ですが、舌の全面が淵まで真っ白になるくらい舌苔が付着していると、揮発性硫黄化合物が大量に作られるため臭いがきつくなり不快な口臭となります。

【全身疾患による口臭】

歯茎や頬粘膜などの口腔がんによって口臭が発生することがあり、がんの終末期は組織が腐敗して臭いが強くなります。

耳鼻咽喉系疾患の代表である蓄膿症(副鼻腔炎)は慢性炎症を生じ、膿が溜まると鼻からの息だけでなく、喉を通じて口からの呼気に膿の臭いが混ざり口臭となります。

ほかに消化器系疾患のタンパク質が腐ったような臭い、腎疾患のアンモニアが混ざったようなアミン臭、糖尿病のケトン体が生産されて生じる特有の甘酸っぱい口臭などが代表的です。

外因的口臭

にんにくやニラなど臭いの食べ物やタバコ、アルコールなどが代謝されるときに、臭い物質が血液や肺を通して呼気に混ざり口臭となります。通常は臭い物質が代謝されれば、口臭も治まります。

タバコの煙に含まれるタールは「ヤニ」と呼ばれる成分で、糞尿や汚物と同じ独特の臭い物質が含まれているため、単体で不快な臭いを発します。

さらにニコチンの血管収縮作用により毛細血管の血行が低下し、唾液線の栄養の供給を滞らせて唾液の分泌量と粘膜からの滲出液量を低下させるため、口腔内の自浄機能が弱くなり口臭の臭い成分が揮発しやすくなって臭いがきつくなる傾向があります。

心理的口臭

ストレスやトラウマから実際の口臭が無いのに口臭があると思い込んでいる状態で、医科や歯科で口臭の原因となる病気が無いことを客観的なデータで確認できると改善する可能性があります。

女性ホルモンのバランス

女性ホルモンの一つである「エストロゲン」の分泌が減ると、 唾液の分泌量が減るため口臭が発生しやすくなります。

ホルモンバランスが変動しやすい思春期(中学生ごろ)、妊娠出産期、更年期は特に口臭が起こりやすい時期です。

過度なダイエット

ダイエットにより空腹状態が続くと、 唾液の分泌量が減るため口臭の原因になります。

口臭の原因となる舌苔は、固形物をよく噛んで飲み込むことによって自然と掃除されていくものですが、ダイエットで食事をしていないと舌苔が溜まりやすくなります。

また極端な食事制限や糖質制限をすると、 体内で「ケトン体」という物質が作られ口臭の原因となることがあります。

治らない口臭の対処方法


口臭の多くの原因を占めるのは口の清掃不良による舌苔の堆積、虫歯や歯周病で、適切な口腔ケアにより改善します。

口臭が治らない場合は口腔ケアが適切でないか不十分、もしくは虫歯や歯周病、全身疾患などの可能性があります。

  • 適切な口腔ケアを行う
  • <liこまめに水分補給をする>

  • 唾液の分泌を促す
  • 歯科医院を受診する
  • 口臭外来を受診する
  • 医科を受診する

適切な口腔ケアを行う

舌の表面に苔状のごみや細菌などのカス(舌苔)が蓄積するため、歯だけでなく舌も磨きましょう。

歯ブラシをしたときに毛の柔らかい歯ブラシや舌ブラシを使用して、舌も優しく撫でるように根元から前に向かって磨いて綺麗にします。

何度もゴシゴシ舌を擦ると炎症や味覚障害、ドライマウスなどを引き起こすことがあるため、歯科医院で舌を含めた歯磨き指導や定期的なクリーニング、検査などを受けると良いでしょう。

こまめに水分補給する

口腔内が乾燥すると口臭が発生しやすくなるため、こまめに水分を補給しましょう。

緑茶には臭いを抑える働きがある「カテキン」が含まれているのでおすすめです。

また、牛乳にはニンニク・ニラ・ネギなどに含まれる臭い物質「アリシン」と結合し、食べ物由来の臭いを抑制します。

唾液の分泌を促す

  • ガムなどを噛んで唾液の分泌を促す
  • 梅干しやレモンなどの酸っぱいものを想像して唾液の分泌を促す
  • 舌を動かして唾液の分泌を促す
  • 唾液腺を外から指で刺激するマッサージ
  • 極端な食事制限は控え、固形物をゆっくりと噛んで食べる

唾液には食べかすやプラークを洗い流す「自浄作用」や、口腔内の細菌の増殖を抑える「抗菌作用」があります。そのため唾液の分泌が増えると口臭は減少します。

歯科医院を受診する

口臭の原因はほとんどが口にあるため、まずは虫歯や歯周病などの口腔疾患が無いか歯科医院で確認し、口臭についての相談と必要に応じて治療や口腔衛生指導を受けると良いでしょう。

口臭外来を受診する

歯科医院の中でも特に口臭治療を専門的に扱うため自費診療になりますが、口だけでなく全身まで視野に入れた口臭の原因究明と改善プランを提案してくれます。

舌の視診、唾液の採取・検査、口内湿度の測定、口腔内診査などを行い、口臭の強弱などのデータの提供を受けることができて、客観的な視点で口臭を改善できます。

医科を受診する

口臭だけが全身疾患を確定する症状ではありませんが、体調不良が続くなど自覚症状がある場合は、歯科や口臭外来よりも内科や耳鼻咽喉科などの医科の受診を検討するのが望ましいです。

治らない口臭は原因の解明から始めましょう


口臭の原因は、生理的口臭・病的口臭・外因的口臭・心理的口臭・ホルモンバランスによるもの・過度なダイエットによるものなどさまざまです。

口臭が治らない方は歯科医院で虫歯や歯周病の有無を確認し、必要に応じて治療をしたり口臭外来や医科を受診したりすることをおすすめします。

口臭対策に効く!マウスウォッシュをご紹介

コンクールF/コンクール


水で薄めて使用するタイプの洗口剤です。
コップに少量の水(25ml)を入れ、コンクールFを5滴垂らして希釈し使用します。1回当たりのコストが安く、経済的な商品です。

グルコン酸クロルヘキシジン(殺菌成分)が、歯周病菌・口臭菌・虫歯菌などの繁殖を最大12時間抑制します。

歯間ブラシ後のマウスウォッシュとして使用しましょう。また、水で薄めたコンクールFを歯間ブラシにつけ清掃すると、効果的に歯周病菌を殺菌できます。

市販のマウスウォッシュよりも刺激が少なく、スッキリとしたミント味。緑茶抽出液が配合されていて爽やかな香味です。

ただし、グルコン酸クロルヘキシジンアレルギーの方は、使用をお控えください。

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オーラルクールCHX/Ciメディカル


コンクールFと同じ、グルコン酸クロルヘキシジン(殺菌成分)を配合した洗口液です。
プロポリス配合で、ペパーミントの香りです。

グルコン酸クロルヘキシジンアレルギーの方は、使用をお控えください。

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