歯間ブラシはサイズ選びが大切!サイズの選び方や歯間ブラシの種類を徹底解説

歯間ブラシのサイズは、どう選んだらよいのでしょうか?

歯と歯の間の汚れを落とすためには、歯間ブラシがかかせません。この歯間ブラシは、ご自身の歯の隙間の大きさや、歯肉の状態に合わせてサイズ選ぶことがとても重要です。

サイズの合わない歯間ブラシを使っていると、歯茎を傷つけ歯肉退縮を起こしてしまったり、歯の根を削ってしまったりする危険性があるためです。

この記事では、使う前に知っておきたい歯間ブラシのサイズの選び方や、種類などについて詳しくご紹介していきます。

歯間ブラシのサイズの選び方


歯間ブラシとは、歯と歯の間を清掃するための小さなブラシです。金属ワイヤーにナイロン毛がついたタイプや、ゴム(シリコン)でできたタイプの商品があります。

歯間ブラシは、ブラシの太さごとに豊富なサイズの商品が販売されています。ご自身の歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間、歯ぐきの状態などに合わせて「サイズ選び」を行いましょう。

歯間ブラシのサイズの目安

歯間ブラシのサイズはブラシの太さによって【SSSS(4S)/SSS(3S)/SS/S/M/L/LL】と7サイズ(または4S~Lまでの6サイズ)展開していることが多いです。
ただし、メーカーや商品によってサイズが異なることがあります。

参考までに、全日本ブラシ工業協同組合の自主規格に基づく最小通過径のサイズ表記をご紹介いたします。

サイズ表記 太さ(最小通過径) 部 位
4S(SSSS) ~0.7mm 歯と歯の隙間が狭いところ
3S(SSS) 0.7~0.8mm 歯と歯の隙間が狭いところ
SS 0.8~1.0mm 歯と歯の隙間が狭いところ
S 1.0~1.2mm 軽度の歯茎の退縮部位や歯並びの悪いところ
M 1.2~1.5mm 歯茎の退縮部位やブリッジ周辺など
L 1.5~1.8mm 歯と歯の隙間が広いところや歯根が露出しているところ
LL 1.0~2.0mm 広い空隙、孤立歯の周辺等

メーカーによっては、サイズごとに色分けされている歯間ブラシが販売されています。
この色の分け方は、メーカーやシリーズごとに異なります。

・「DENT.EX 歯間ブラシ(ライオン)」の色
SS:白/S:黄/M:青/L:緑

・「プロキサブラシ トラベラー(バトラー)」の色
SS(2):イエロー/S(3):グリーン/M(4):ピンク/L(5):ブルー

違うメーカーの歯間ブラシを購入する際は、色ではなくサイズ表記や実際の太さをよく確認するようにしましょう。

無理なく入るサイズを選ぶ

歯間ブラシのサイズは、力を入れずに無理なく入るものを選ぶとよいです。サイズがわからないときは、細いサイズから購入すると安心です。

これは、太いサイズを無理やり入れると、歯茎を傷つけてしまう危険性があるためです。間違ったセルフケアを続けていると、歯肉が退縮してしまいますので注意しましょう。一度歯肉が下がってしまうと、自然に元に戻ることはありません。

また、歯茎が下がったことで露出した歯根部分は、硬いエナメル質に覆われていません。そのため歯間ブラシのワイヤー部分を歯根部に強く当ててしまうと、簡単に削れてしまいます。知覚過敏の原因となりますので、狭い隙間に無理に歯間ブラシを入れないようにしましょう。

歯の隙間の広さは、場所によってサイズがさまざま。それぞれの隙間に合わせて、サイズの違う歯間ブラシを使い分ける必要があります。

まずは一つだけ歯間ブラシを購入してみたい方は、狭い方の隙間に合わせて細い歯間ブラシを選んでください。

小さすぎる歯間ブラシでは歯垢を十分に落とせない

サイズが小さすぎる歯間ブラシでは、効率的に歯垢(プラーク)を除去できません。

一般的に年配の方や、ブリッジが入っている部分は、大きめの歯間ブラシ(MやLなど)が合うことが多いです。

広い隙間に小さい歯間ブラシを通す場合は、左右それぞれの歯の側面に添わせるようにして歯間ブラシを動かすことにより、歯垢を除去することができます。

歯と歯の隙間は変化することがある

若い頃は歯と歯ぐきの間の隙間がなかったのに、だんだんと隙間が空いてきたと感じる方は多いもの。

これは、歯に付着したプラーク(歯垢)に潜む毒素によって、歯槽骨(歯を支えている骨)が少しずつ溶かされたため。歯槽骨が溶けると、それを覆っている歯肉も下がります。

また、歯周病により歯が動くことによって歯と歯の間が広くなります。

一度退縮した歯肉が自然に再生されることはないため、年とともに歯と歯ぐきの間の隙間が大きくなる方がほとんどです。そのため、変化した隙間にあった歯間ブラシを、その都度選択するようにしましょう。

歯科医院で歯間ブラシのサイズを相談しよう

歯間ブラシのサイズは人それぞれです。それぞれの歯と歯の間によって違いますし、歯肉の状態によっても変わってくるため、サイズ選びは本当に難しいです。

歯科医院へ定期検診に行く際に、歯間ブラシのサイズについて相談してみるとよいでしょう。

また、歯周病治療が必要なほど歯肉が腫れている場合、スケーリング・ルートプレーニングなどの処置を受けると歯肉が健康になりどんどん引き締まることが多いです。その結果、一週間ほどで歯間ブラシのサイズ変更が必要になることも。

そのため、歯科治療中に歯間ブラシを購入する場合は少量(1箱など)ずつがよいでしょう。インターネットなどで大量に歯間ブラシを購入するのは、歯周病治療がひと段落して歯肉の状態が落ち着いてからがおすすめです。

歯間ブラシの種類をご紹介

持ち手の形は「ストレート型(I字型)」と「アングル型(L字型)」

歯間ブラシの持ち手の形は、まっすぐな「I字型」と、曲がった「L字型」があります。

一般的に、前歯はI字型、奥歯はL字型を使うと清掃しやすいです。
ストレート型のほうが安価で、アングル型は若干割高ですので、清掃したい場所によって使い分けるとよいでしょう。

また、I字型の歯間ブラシを折り曲げて使ってよい商品があります。曲げる際は、プラスチック部分をしっかりと曲げるようにします。針金部分を曲げると、すぐに破折してしまいます。

素材は「ワイヤータイプ」と「ラバー(ゴム)タイプ」

ワイヤーにナイロン毛が固定された「ワイヤータイプ」の歯間ブラシと、全体が柔らかいゴムで出来た「ラバータイプ(ゴム/シリコンタイプ)」の歯間ブラシがあります。

ワイヤータイプの歯間ブラシの方が、よりプラークを除去しやすいといわれています。

ただ、ブラシの中心に金属ワイヤーがあるため、使用方法を誤ると歯や歯肉に傷がつく可能性があります。そのため、使い方には注意が必要です。

ラバータイプは汚れを落とす力は弱いといわれていますが、歯茎にあたっても痛みを感じにくく傷つけにくいです。

ワイヤータイプのブラシには3種類の毛先がある

ワイヤータイプの歯間ブラシには、3種類の毛先があります。

  • ストレート(まっすぐ)
  • テーパー(逆三角形)
  • バレル(楕円形)

ドラックストア等で販売されている歯間ブラシは、ほとんどがストレート型です。安価で手に入るのが特徴です。

歯間ブラシがきつい場合はデンタルフロスがおすすめ


歯と歯の間の汚れを効率的に除去できる歯間ブラシですが、歯間ブラシが通らない方がいらっしゃいます。

若い方や、健康な歯茎の方は、歯と歯の隙間が狭いことが多く、歯間ブラシが通らないかもしれません。

歯間ブラシがきつい場合は無理に使用せず、フロスや糸ようじを選択しましょう。

おすすめの歯間ブラシをご紹介

やわらか歯間ブラシ I字型 ゴムタイプ/Proteeth


柔らかいゴムタイプの歯間ブラシです。
柔軟に曲がり歯茎を傷つけにくいため、歯間ブラシ初心者の方が使いやすい商品です。

1箱に150本入った、お得なパッケージでコストパフォーマンスが高いです。(ゴムタイプの歯間ブラシは使い捨てとなります。)

サイズはSSSS~M。歯間ブラシの先端がSSSSで、持ち手に近くなるほど太くなりますので、歯間の幅に合わせて差し込み方を調整しながら使用しましょう。

Amazonでの購入はこちら

楽天での購入はこちら

ルシェロ 歯間ブラシ/GC(ジーシー)


ブラシ部分を付け替えて使用する、ワイヤータイプの歯間ブラシです。

SSSS、SSS、SS、S、M、L、LLと、7サイズ展開していますので、さまざまな大きさの歯間部を清掃できます。

ハンドル部分がとても長く、奥歯の歯と歯の間を楽々清掃できます。
また、ヘッドの向きを変えられるのでとても使いやすいです。

ブラシがヘタったら交換できるため、ごみの量が少ないのがうれしいポイント。
「GC(ジーシー)」は歯科材料や関連機器を扱っている会社で、歯科医院でもよく販売されている歯間ブラシです。

Amazonでの購入はこちら

楽天での購入はこちら