すきっ歯になる原因や治し方、治療にかかる期間・費用を解説!

すきっ歯は歯と歯の間に隙間がある状態のことです。笑ったときなどに隙間が気になるのであれば、歯列矯正や被せ物の治療によってすきっ歯を改善できることがあります。

見た目に影響を与える「すきっ歯」になる原因やその対処法、治療にかかる費用などを解説します。

この記事の結論

・すきっ歯は歯と歯の間に隙間がある歯並びのこと
・歯そのものが小さい(顎が大きい)、先天的な歯の欠損、日頃の癖、歯周病がすきっ歯の原因となる
・歯列矯正や被せ物で改善できる

編集部おすすめ!マウスピース矯正8選
①hanalove
〜LINEで気軽に相談可能!アジア人に特化した治療を提供〜
②Zenyum
〜シンガポール初のスマイルコスメブランド「Zenyum」が日本上陸〜
③Oh my teeth
~原則、通院不要のマウスピース矯正~
④キレイライン矯正
~目立ちにくいマウスピース矯正!提携院も全国に拡大中!~
⑤スマイルトゥルー
~治療期間は最短3ヶ月!短期間で可能な歯列矯正~
⑥hanaravi
~矯正専門の医師が在籍!LINEで医療サポートチームがサポート~
⑦ウィスマイル矯正
~月額1760円から矯正が可能。 治療期間の相談もOKで最短3ヶ月~
⑧アットスマイル矯正
~費用目安は約30~60万円!前歯だけでなく奥歯の噛みあわせまで矯正できる!~

すきっ歯とは?


歯と歯の間に隙間がある歯並びのことを指します。隙間は前歯だけ、もしくは歯並び全体に見られるなど、人によってさまざまです。

子供の歯や生え変わりの時期であれば自然に治ることもありますが、大人の歯が生え揃ってからのすきっ歯は、自然に治ることはありません。

すきっ歯になる原因


すきっ歯になる原因は以下の4つです。

  • 歯そのものが小さい(顎が大きい)
  • 先天的な歯の欠損
  • 日頃の癖
  • 歯周病

歯そのものが小さい(顎が大きい)

顎に対して歯が小さい、あるいは歯に対して顎が大きいと全体のバランスが取れず、すきっ歯になります。

この場合は噛み合わせも上手くいかないなど、さまざまな問題が起こりかねません。生まれつき歯が小さい場合は、歯列矯正して左右対称の歯並びにすることで目立たなくなります。

先天的な歯の欠損

生まれつき歯の本数が足りないなど、先天的な歯の欠損があると歯と歯の間に隙間ができてすきっ歯になります。

また、過剰歯と呼ばれる通常よりも生えている歯の本数が多い場合は、歯並びが乱れすきっ歯になることもあります。

日頃の癖

前歯を舌で押す癖や唇を噛むような癖があると、前歯の内側から外側方向へ力がかかり、歯が動いてすきっ歯になることがあります。

すきっ歯を治すために歯列矯正を始めても、癖が直らない限り再発する可能性が高くなります。

歯周病

歯茎の炎症である歯周病はすきっ歯の原因のひとつです。

歯の汚れである歯垢・歯石が蓄積すると、歯ぐきが腫れたり歯を支える骨が溶けたりします。歯周病が進行すると、歯を支える骨が無くなり不安定になって歯が動くことがあります。

歯が動いたことによって、歯と歯の間に隙間ができてすきっ歯になることがあります。

すきっ歯のリスク


すきっ歯になると、見た目以外にも口の機能に対して以下のような問題が生じることがあります。

  • 虫歯・歯周病リスクが上がる
  • 発音しづらくなる

虫歯・歯周病リスクが上がる

歯と歯の間に隙間があると、歯垢(プラーク)が溜まりやすくなります。その上すきっ歯は、歯ブラシの毛先が上手く届かないことが多いため虫歯や歯周病リスクが上昇します。

すきっ歯の部分を丁寧に磨いたり、歯ブラシ以外にもフロスや歯間ブラシなどのグッズを併用したりするなど、工夫して虫歯や歯周病を防ぎましょう。

発音しづらくなる

すきっ歯があると歯と歯の間から息が漏れて発音しづらいことがあります。

特にサ行の発音に影響が出やすく、英語の発音にも悪影響を及ぼしかねません。

すきっ歯の治し方


すきっ歯を治す方法は大きく区分けて2つあります。

  • レジンや被せ物などの人工歯を使用して治す
  • 歯列矯正で治す

人工歯を使用して治す

軽度なすきっ歯の場合、レジン(歯科用のプラスチック)やセラミックを被せて歯の横幅を大きくすることで、歯と歯の間にある隙間を無くしてすきっ歯を改善できます。

レジンを使用する方法をダイレクトボンディング、人工の被せ物を使う方法をセラミック矯正と言います。

ダイレクトボンディング

虫歯治療でも使われるレジンを使って、歯と歯の間の隙間を埋めてすきっ歯を治します。部分的なすきっ歯を治す方法として最も一般的な方法で、歯列矯正などに比べると圧倒的に手軽です。

一部分のすきっ歯であれば対応できますが、全体的なすきっ歯や隙間が広い場合は対応できません。

レジンは着色しやすいため変色したり、歯とレジンの隙間に虫歯ができたりする可能性もあります。

セラミック矯正

セラミックの薄いチップや被せ物をして見た目を改善します。実際に歯を動かす歯列矯正に比べると、治療期間が短いのが特徴です。

歯列矯正と違い、実際に歯を動かしてすきっ歯を治すのではなく「治ったように見せる」方法です。

健康な歯を大きく削る必要があるため、歯の寿命が縮む可能性があります。また、見た目はすぐに良くなりますが、被せ物が取れたり欠けたりすることも考慮しなければなりません。

歯列矯正で治す

歯列矯正によって歯を動かし、歯と歯の間ある隙間を閉じてすきっ歯を改善します。時間がかかりますが、ほぼすべてのすきっ歯に対応できます。

矯正の種類は大きく分けて、歯にワイヤーを着けるワイヤー矯正と透明なマウスピースを使用するマウスピース矯正があります。

ワイヤー矯正

歯にワイヤーやブラケットなどの装置着けて歯を動かす方法です。歯列矯正方法として最も一般的で、部分的なすきっ歯だけでなく、全体的なすきっ歯にも対応できます。

装置が固定式で自由に取り外せません。見た目が気になる場合は、歯の裏に装置を装着する裏側矯正や白色のブラケットやワイヤーを選ぶと比較的目立ちにくいでしょう。

裏側矯正は歯科医師の技術が必要なため、取り扱っている歯科医院は限られます。装置を白色にする場合は、金属のワイヤー矯正よりも費用が多くかかります。

マウスピース矯正

透明のマウスピースを歯に装着して、すきっ歯を治す方法です。

ワイヤー矯正と違って自由に取り外せて目立ちにくく、歯が移動するときの痛みが比較的少ないのが特徴です。

しかし、自由に装置の取り外せる代わりに、装着時間などの自己管理が必要です。1日の装着時間を守れなければ、治療期間も延びてしまいます。

【関連記事】
すきっ歯を矯正で治す方法と後戻りの原因について解説

すきっ歯を治すのにかかる期間

治療方法 治療期間
ダイレクトボンディング 最短1日
セラミック矯正 およそ1〜2カ月
ワイヤー矯正 およそ2〜3年
マウスピース矯正 およそ1〜2年

すきっ歯の程度によって個人差があります。

ダイレクトボンディング

直接歯にレジンを盛って歯の形を作るため型取りが必要く、最短1日で終わります。

セラミック矯正

治療期間はおよそ1〜2カ月です。歯を削りセラミックを被せる治療であるため、歯を実際に動かす方法に比べて治療は短期間です。

ワイヤー矯正

治療終了までにおよそ2〜3年かかります。すきっ歯が軽度であれば、治療期間はさらに短くなります。

マウスピース矯正

治療終了までにおよそ1〜2年かかります。部分的な矯正で済むような軽度な症例であれば、治療期間はさらに短くなります。

ただし、マウスピース装着時間を守らないなどで治療が計画通りに進まなければ、治療は長期間に及びます。

すきっ歯を治すのにかかる費用

治療方法 治療費用
ダイレクトボンディング 歯1本あたりおよそ1〜5万円
セラミック矯正 歯1本あたりおよそ10万円
ワイヤー矯正 およそ60〜80万円
マウスピース矯正 およそ80〜100万円

すきっ歯の治療は審美目的の治療のため、基本的に保険適応にはなりません。

ダイレクトボンディング

歯1本あたりおよそ1〜5万円が目安です。

虫歯治療のときにも使うレジンですが、すきっ歯の治療は見た目の改善が目的であり、病気の治療が目的ではないため保険が効きません。

セラミック矯正

歯1本あたりおよそ10万円が目安です。

セラミックの素材によって料金は異なり、複数の歯に被せ物をする場合は歯列矯正よりも高額になることがあります。

ワイヤー矯正

およそ60〜80万円かかることが多いですが、軽度なすきっ歯であれば費用は安くなります。

マウスピース矯正

およそ80〜100万円かかります。

装置が目立たず取り外しも自由にできますが、ワイヤー矯正よりも費用は高価です。ただ一部分のみなど、軽度であれば費用を抑えることは可能です。

まとめ

すきっ歯は矯正治療か被せ物をして治療が可能です。ただし、被せ物の場合はレジンの変色や破損・健康な歯を削ることで歯の寿命が短くなるなどのリスクがあります。

できるだけ歯のダメージを少なく健康な歯を保つためには、歯列矯正で歯を動かしてすきっ歯を改善するのがおすすめです。

スマイルティース編集部おすすめのマウスピース矯正

マウスピース矯正は、マウスピースの取り外しが簡単であることや、透明で矯正していることを気づかれにくい点が特徴です。スマイルティースでおすすめのマウスピース矯正を紹介します。

キレイライン矯正

22,000円(税込)から始められる、経験豊富な歯科医師が監修を行うマウスピース矯正です。公式サイトには豊富に症例が掲載されています。

くわしくはこちら

Oh my teeth

LINEやビデオ通話を駆使した、原則として通院不要のマウスピース矯正です。料金体系が明確で安心して歯列矯正を始めることができます。

くわしくはこちら

スマイルトゥルー

width=1560
治療前のヒアリングが評判の歯列矯正です。お口の状態を丁寧にヒアリングし、最適な歯並びを提案してもらえます。

くわしくはこちら

ゼニュム

専用アプリを使用して、クリニックに通わなくても歯科医師から定期的にチェックを受けられるマウスピース矯正です。最低限の通院回数で理想的な歯並びが実現します。

くわしくはこちら

ホワイトライン

医師と相談して、希望の期間(最短3ヶ月)で治療を受けられるマウスピース矯正です。マウスピース矯正と同時にホワイトニングもできるので、歯並びを整えながら白く美しい歯を目指せます。

くわしくはこちら

hanaravi

継続率98.3%(※1)、平均通院回数が1.3回(※2)と挫折しにくいマウスピース矯正です。矯正専門の歯科医師が在籍しているため、自分に合った矯正方法を提案してもらえます。

※1.2021年4〜8月の渋谷院の患者を対象とした実績値
※2.中央値1回、2021年9月矯正完了の患者を対象とした実績値

くわしくはこちら

ウィスマイル矯正

月額1760円(4回の場合)からできるマウスピース矯正です。 治療期間の相談もOKで最短3ヶ月で実施できます。口ゴボやガミースマイルといった悩みをお持ちの方にも対応しています。

くわしくはこちら