矯正中に口内炎ができたときの対処法・予防法を徹底解説!

矯正を始めると「以前より口内炎ができやすくなった」と感じることがあります。

歯列矯正中の口内炎予防と対処法を解説します。

この記事の結論

・矯正中に口内炎ができたら歯科用ワックスで覆う、歯科医院で調整してもらうなどして原因を除去し、口内炎にはパッチを貼る、軟膏を塗るなどして対処する。
・器具が当たらないようにするなどの対処をすると、数日で口内炎が治ることがある。
・口内炎予防には口内の乾燥を防ぎ、歯磨きをして口内を清潔に保つこと、食事や栄養バランスに気を付けることが大切。

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矯正中に口内炎ができる原因・種類・対処法


矯正に起因する口内炎は、矯正器具が当たるなどの物理的な刺激が原因で起こるカタル性口内炎です。

矯正は年単位で行う治療です。そのため、口内炎や痛みを我慢しても矯正治療へのモチベーションが下がる一方で、良いことはありません。

ワイヤーやブラケットを当たらないようにするなどして原因を除去することで、カタル性口内炎は数日で治る可能性が高く、口内炎の改善には以下の方法が有効です。

  • 矯正用ワックスを原因となっている部分に着ける
  • 歯科医師に矯正器具を調整してもらう
  • 口内炎用軟膏を患部に塗る
  • 口内炎パッチを患部に貼る

矯正用ワックスを原因となっている部分に着ける

ワイヤー矯正を開始すると、矯正器具が当たって痛いときのために矯正用ワックスをもらえることがあります。これをワイヤーの端やブラケットがなどの当たっている矯正器具に被せてカバーします。

矯正器具をカバーすることで粘膜への刺激が和らぐので口内炎が治りやすくなりますが、歯科用ワックスは口を動かしたり食事をしたりすると簡単に外れてしまう場合があります。

歯科用ワックスが取れると、また矯正器具が口に当たるようになります。歯科用ワックスは応急処置と考えて、時間のあるときに矯正器具が当たらないよう歯科医師に処置してもらうのが望ましいです。

ワイヤーが頬に食い込むときは、歯科医師に相談し矯正器具を調整してもらう

矯正器具が口に当たっている場合は、基本的に歯科医師に調整してもらう必要があります。常に矯正器具が当たっていると、口内炎ができやすくなります。

口内炎は矯正器具の物理的な刺激で起こるアフタ性口内炎だけでなく、ウィルスが原因の”ウィルス性口内炎”、金属または薬品などのアレルギーが原因で起こる”アレルギー性口内炎”、ストレスや免疫低下による”アフタ性口内炎”などの場合があります。

これらの場合は矯正器具の調整や歯科用ワックスの使用だけでは治らないので、口内炎が長引くときは歯科医師に確認してもらうと安心です。

口内炎用軟膏を患部に塗る

口内炎用軟膏を患部に塗ることで、外的刺激から患部が守られて口内炎が治りやすくなります。口内炎用軟膏は、薬局などで売られている市販品でも大丈夫です。

しかし、軟膏が唾液などで流れてしまうと、再び口内炎が痛くなります。矯正器具が当たって口内炎ができた場合は、口内炎用軟膏で治癒しても再発の可能性があるため、原因を取り除くために歯科医師に連絡して調整してもらいましょう。

口内炎パッチを患部に貼る

口内炎用パッチを患部に貼ることで外的刺激から患部が守られるので、口内炎が治りやすいです。市販品が手に入れば、使用して構いません。

しかし、矯正器具が原因のカタル性口内炎の場合は、口内炎用軟膏と同じく再発の可能性があります。歯科医師に相談して、矯正器具が当たらないように調整してもらいましょう。

矯正中の口内炎予防法


矯正中に口内炎を予防する方法には、以下のようなものがあります。

  • 食事・栄養バランスに気を付ける
  • 口の中の乾燥を防ぐ
  • 歯磨きをしっかり行う

食事・栄養バランスに気を付ける

ビタミン類は、口の粘膜を正常に保つ働きがあるため、食事や栄養バランスに気を付けることも口内炎予防に繋がります。

ビタミン類(B2・B6・C・A)が不足すると、口の粘膜が弱くなり外的刺激の影響を受けて口内炎ができやすくなります。

口の中の乾燥を防ぐ

口腔内の粘膜が乾燥していると傷が付きやすくなるので、矯正器具の刺激により口内炎ができやすくなります。

積極的な水分補給や鼻呼吸を意識することで口腔内の乾燥を防ぎ、口内炎を予防できます。

歯磨きをしっかり行う

歯垢や歯石が口の中に多く残っていると細菌の影響で口内炎が悪化しやすくなるため、普段からしっかり歯磨きをして口の中を清潔に保つことで、口内炎の悪化を予防できます。

矯正中は器具の種類によっては口内炎ができやすい


マウスピース矯正は歯にほとんど何も着けないのに対して、ワイヤー矯正はブラケットやワイヤーなどの矯正器具が口の中で粘膜や舌と擦れるため、いくつかある矯正器具の中でも口内炎ができやすいです。

また、矯正器具に慣れるまでは食事がしにくいので、誤って頬の粘膜や舌を噛んで口内炎ができることもあります。

ワイヤー矯正は口内炎ができやすい

ブラケットの辺縁やワイヤーの端が粘膜に擦れるので、口内炎ができやすいです。

一度矯正器具を着けると自分では外せないため、器具を着けたばかりのときは食事中に頰を噛んでしまうなどして口内炎ができやすくなります。

頬を噛む、または矯正器具が当たるなどしてできた口内炎を”カタル性口内炎”と言います。矯正器具の物理的な刺激の他に、やけどや薬品の刺激が原因になることもあります。

カタル性口内炎は口の粘膜が赤く腫れたり水ぶくれができたりしますが、ほとんどの場合、水ぶくれはすぐに潰れて潰瘍になります。潰瘍になった後は、口内炎が治るまで食べ物や物理的な刺激で痛みます。

マウスピース矯正は口内炎ができにくい

マウスピース矯正は基本的に装置が柔らかく、尖った部分なども無いため口内炎ができにくいです。

また、食事中はマウスピースを外すのでほとんど違和感が無く、いつも通りの食事が可能なため、頬の内側を噛んでしまう心配も少ないです。

ただし、マウスピースの端が尖っている、歯に着けた米粒大のアタッチメントが食事中に口の粘膜に当たって擦れるときなどは、口内炎ができる可能性があります。

まとめ


矯正のシステム上、口の中で矯正器具が当たったり擦れたりして口内炎ができることは避けられません。

器具が飛び出たらワックスで覆う、歯科医院で調整してもらうなどして原因を除去し、口内炎はパッチを貼る、軟膏を塗るなどして対処しましょう。

また、ワイヤー矯正は特に口内炎になりやすいため、器具の凹凸が少ないマウスピース矯正にするなど、矯正器具の選択を変えるのも方法のひとつです。

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