矯正器具のケアのポイントと外れたときの対処法を徹底解説

長期な上に毎日のことなので大変ですが、口腔内と器具のケアのポイントと器具が外れたときの対処法を詳しく解説するので、ぜひ参考にして綺麗な口元を目指して頑張ってください。

この記事の結論

・ワイヤー矯正の場合は、ワンタフトブラシや歯間ブラシを使用して器具の細かい隙間まで磨いてケアする。
・マウスピース矯正の場合は、歯磨きのほかにマウスピースのケアも行う。
・リテーナーや床矯正装置の場合は、歯ブラシや洗浄剤でケアする。
・矯正器具が外れたり壊れたりした場合は、基本的に歯科医院に連絡して指示を仰ぐ。

矯正で使用する器具の種類


矯正で使用する器具はワイヤー矯正とマウスピース矯正に大きく分けられます。

ワイヤー矯正

ブラケットとワイヤーを歯の表側か裏側に装着して歯を動かす器具です。

素材は金属やプラスチック、セラミックなどがあり、プラスチックやセラミック素材のブラケットは歯の色に近いため比較的目立ちにくいです。

歯の表側に器具を着けるものを表側矯正、裏側に着けるものを裏側矯正や舌側矯正、リンガル矯正と呼びます。

表側矯正

歯に表側に装置を着けるため目立ちますが、適応できる症例が最も多く、ほぼすべての歯並びを改善できます。

裏側矯正(舌側矯正、リンガル矯正)

表側矯正よりも歯を動かす力が弱いため治療期間が長くなる場合がありますが、口を開けたときに表側から装置が見えず、最も目立たない矯正器具です。

マウスピース矯正

透明なマウスピースを1日20時間以上装着し、1〜2週間ごとに少しずつ形の違うマウスピースに交換しながら歯を動かす器具です。

マウスピースが透明なので目立ちにくく、食事や歯磨きの際に自分で取り外しできるため、いつも通りの食事と歯磨きができることが最大の特徴です。

症例の適応範囲はワイヤー矯正よりも狭い傾向がありますが、使用するマウスピースメーカーによってはワイヤー矯正と同等の治療が可能であったり、部分矯正に特化したものはリーズナブルかつ短期間で完了したりするものもあります。

矯正中の口腔内と器具のケアの仕方


歯科矯正中は虫歯や歯周病になるリスクが上がるので、細やかで丁寧な口腔ケアが必要になります。

寝ている間は特に口内最近が活発になりやすいため、就寝前の歯磨きは特に丁寧に時間をかけて行うように心掛けてください。

歯ブラシやワンタフトブラシ、歯間ブラシなどを使用して必ず鏡を見て、ブラシがきちんと当たっているか確認しながらブラッシングする習慣を付けましょう。

ブラッシングのあとはデンタルリンス(洗口剤)を併用することで、細菌の増殖予防やステイン予防の効果が高まります。

朝や昼食後でブラッシングをする時間が十分に取れない場合は、汚れやすい場所を覚えておいてポイント磨きをしたり、水やデンタルリンスでうがいをしたりしてできるだけ清潔に保つようにしましょう。

ワイヤー矯正の場合

歯ブラシやワンタフトブラシ、歯間ブラシなどを使用してブラケットやワイヤー周辺を重点的に磨きます。ブラケットの脱落やワイヤーの変形防止のため力の入れ過ぎには注意しましょう。

ブラケット矯正・舌側矯正・ハーフリンガル矯正の器具は自分で外せないので、ブラッシングによるケアが大変重要です。

ワンタフトブラシや歯間ブラシは、ピンポイントで磨けるのでブラケットの周りや抜歯した歯の周辺を磨きやすくおすすめです。

マウスピース矯正の場合

マウスピース矯正は自分で取り外せるため、歯磨きのほかにマウスピースの手入れが必要です。

マウスピースは歯ブラシで磨いて汚れを落とし、水で洗い流します。外出先で取り外す場合は、指で優しく擦りながら水で洗います。

補足マウスピースを歯ブラシで擦る場合は、歯磨き粉には大抵のものに研磨剤が入っているので細かな傷ができてしまい雑菌が繁殖しやすくなるので、使用しないで擦ります。

ゴシゴシと強い力で磨き過ぎて細かな傷ができると同様に雑菌が繁殖しやすくなるので注意しましょう。また、熱いお湯はマウスピースが変形するので常温の水で洗い流しましょう。

素材によってメンテナンスの仕方が異なるので、必ず歯科医院で清掃方法を確認してから清潔に保ちましょう。

リテーナー・床矯正装置の場合

基本的には歯ブラシで磨いて汚れを落とし、水で洗い流します。臭いや汚れが気になる場合は、専用の洗浄剤を使用します。

歯磨き粉に含まれる研磨剤で細かな傷ができてしまい、雑菌が繁殖しやすくなるので歯ブラシで装置を擦る際に歯磨き粉は使用しないでください。

また、強く磨き過ぎて細かな傷ができても雑菌が繁殖しやすくなるので力の入れ具合には注意しましょう。複雑な形態の周辺は汚れが溜まりやすいので丁寧に汚れを落とすように心掛けてください。

専用の洗浄剤もありますが、使用可能かどうかは必ず歯科医院で確認するようにしてください。

器具が外れたり壊れたりしたときの応急処置


矯正中に器具に関して以下のようなトラブルが起きた場合は、基本的に歯科医院に連絡して指示を仰ぎましょう。

  • ブラケットが外れた
  • ワイヤーが外れた
  • リガチャーワイヤーが飛び出た
  • アタッチメントが外れた
  • 器具が壊れた

器具が外れたり壊れたりしたままにしておくと、歯が計画通りに動かない、抜歯などで作ったスペースが狭くなり矯正治療に支障が出るなどの問題を引き起こすことがあります。

歯は毎日少しずつ動いているので、次の予約日まで大丈夫だろうと勝手に判断して放置しないように気を付けてください。

ブラケットが外れた場合

ワイヤーに付いている場合は歯科用ワックスで固定しましょう。

外れたブラケットは、再度使用できることもあるので清潔に保管しておき受診の際に持参してください。

外れたワイヤーなどが口腔内の粘膜や歯肉を傷付けやすいのでできるだけ早めに処置をしてもらうようにしましょう。

ワイヤーが外れた場合

ブラケットに差し込んで戻せる場合は、応急処置として差し込みましょう。ブラケットに差し込むのが難しい場合は歯科用ワックスで固定してください。

固定できず歯肉や口腔粘膜に当たる場合は、飛び出している部分のワイヤーを清潔なニッパーで切ったり曲げたりするかワックスで覆ってください。

リガチャーワイヤーが飛び出た場合

リガチャーワイヤーはブラケットの横でねじってメインワイヤーの内側に入れてあるワイヤーです。

歯磨きなどでワイヤーの先が飛び出てきた場合は、楊枝や箸の先などでメインワイヤーの内側に押し込んでください。

アタッチメントが外れた場合

マウスピース矯正のアタッチメントが外れた場合は、歯科医院で着け直してもらう必要があります。

アタッチメントが外れてもワイヤー矯正のように口に刺さったり当たったりして痛むことは無いため、応急的に自分で何かする必要はありません。

器具が壊れた場合

マウスピース矯正の場合は、次のマウスピースかひとつ前のマウスピースを入れて歯科医院に連絡します。

リテーナー、床矯正装置が壊れた場合は、 速やかに歯科医院に連絡して修理してもらう必要があります。

器具が壊れたからといって使用しないで放置しておくと、矯正が計画通りに進まなかったり、歯並びが乱れたりする原因となります。

矯正器具が外れたり壊れたりする原因・防止策


器具が外れたり破損したりするのは、ブラッシングや食事の際に強い力が加わる、取り扱いが正しくないことなどが原因です。以下のことには注意しましょう。

ワイヤー矯正の場合

  • 硬い食べ物は避ける
  • あめ、氷などを噛まない
  • 粘着質な食べ物は控える(キャラメル、餅など)
  • 噛み応えのある肉などは、小さく切って奥歯で噛むようにする
  • 前歯で無理に噛み切ると負荷がかかり過ぎて、器具が外れやすいのでできるだけ細かくして奥歯で噛む
  • 装置を舌や指で触らない

マウスピース矯正の場合

  • アタッチメントが外れたりマウスピースが割れたりするので、取り外し方などの取り扱いは正しく行う
  • 片側から剥ぎ取るようにマウスピースを外さない
  • マウスピースを着けたまま食事しない
  • 硬い食べ物は避ける
  • 変形の原因になるので、熱いお湯で洗わない

リテーナー・床矯正装置の場合

  • 落としたり踏みつけたりして壊す可能性があるので、外したら必ずケースにしまう
  • 変形の原因になるので、熱いお湯で洗わない
  • プラスチックが使われているリテーナーや床矯正装置は劣化するので、アルコール消毒はしない

まとめ


矯正の器具を使用すると、器具の種類に関わらず虫歯や歯周病のリスクは高くなります。正しい方法で適切にケアして、清潔にするよう心がけましょう。

また、器具が外れたり壊れたりした場合は、速やかに歯科医院に連絡して処置してもらうのが望ましいです。

放置すると計画通りに歯並びが改善しなかったり思うような結果が得られなかったりするので、注意しましょう。

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