矯正治療は歯並びが整って装置を外したあとに、歯や周辺組織の安定のための保定期間が必要になります。
その際に装着するのが「リテーナー」です。リテーナーの役割や注意点を理解していないと、矯正治療で整った歯並びが崩れてしまうことがあります。
今回は、リテーナーの役割やいつまで装着するのかを解説します。
・リテーナーは矯正後の歯を定着させ歯並びを保つため、およそ1~3年装着する必要がある
・リテーナーにはプレートタイプ、マウスピースタイプ、ワイヤータイプの3種類がある
・リテーナーをは飲食時は外す、装着したときに痛みを感じる場合は歯科医院に相談するなど注意点を守って使用する
編集部おすすめ!マウスピース矯正8選
①hanalove
〜LINEで気軽に相談可能!アジア人に特化した治療を提供〜
②Zenyum
〜シンガポール初のスマイルコスメブランド「Zenyum」が日本上陸〜
③Oh my teeth
~原則、通院不要のマウスピース矯正~
④キレイライン矯正
~目立ちにくいマウスピース矯正!提携院も全国に拡大中!~
⑤スマイルトゥルー
~治療期間は最短3ヶ月!短期間で可能な歯列矯正~
⑥hanaravi
~矯正専門の医師が在籍!LINEで医療サポートチームがサポート~
⑦ウィスマイル矯正
~月額1760円から矯正が可能。 治療期間の相談もOKで最短3ヶ月~
⑧アットスマイル矯正
~費用目安は約30~60万円!前歯だけでなく奥歯の噛みあわせまで矯正できる!~
目次
リテーナーとはどんなもの?
リテーナーは
です。「保定装置」とも呼ばれています。ワイヤー矯正・マウスピース矯正など治療の種類に関わらず、矯正治療を行ったあとには必要なものです。
矯正治療が完了し装置を外してからしばらくは骨や周囲組織が固まっておらず、歯が不安定であるために後戻りが起こりやすい状態にあります。後戻りとは、矯正治療後に歯が元の位置に戻ろうとする症状です。
矯正治療では歯の周りの骨や組織を作り替えるため、装置を外してから歯が固定されるまでにはある程度の時間が必要になります。
リテーナーはいつまで装着しなければならないのか
リテーナーは矯正期間や歯並びの状態に応じて、
リテーナを使用するよう歯科医院から指示があることが多いです。一方で、 という意見もあります。保定期間も歯科医院で定期的に歯並びを確認してもらい、
リテーナーの使用時間にも個人差があります。始めは1日中装着、経過観察を行いながら装着時間を減らしていき、最終的には夜間のみの装着となることが多いです。
リテーナーの種類
リテーナーには大きく分けて3種類あり、歯並びや患者のライフスタイルに合わせて選択されます。リテーナーの種類によって装着感や口腔内の清掃性が異なるため、各リテーナーの特徴を理解し正しく装着しましょう。
リテーナーの種類は以下の通りです。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。
プレートタイプ
です。
プレートタイプにも、ワイヤーが前歯部にしかない部分的なものや歯の全体を覆うものなど、いくつかの種類があります。
メリット | デメリット |
---|---|
マウスピースタイプ
マウスピースタイプは
です。歯全体を覆う形をしており、自分で取り外し可能です。メリット | デメリット |
---|---|
ワイヤータイプ
です。ワイヤーは裏側に固定してあるため外から見えることはありません。
取り外しができないためリテーナーの接着部分の歯磨きが難しく、虫歯や歯周病のリスクが高まる傾向があります。定期的に歯科医院でクリーニングを行うことをおすすめします。
メリット | デメリット |
---|---|
リテーナーを取り扱うときの注意点
取り外しが可能なリテーナーを使用する場合は、リテーナーの装着時間や清掃に関する管理をする必要があります。誤った取り扱いを行うとリテーナーの効果にも影響する可能性があるため、注意点を守りしっかりと管理しましょう。
リテーナーを取り扱うときの注意点には以下のようなものがあります。
飲食するときはリテーナーを装着しない
ようにしましょう。
リテーナーを装着した状態で食事をすると、ワイヤーが曲がったりプラスチック部分が割れる原因になります。
リテーナーは清潔に保つ
リテーナーは
歯ブラシできれいにする際に歯磨き粉の使用は避けてください。研磨剤入りの歯磨き粉を使用すると、プラスチック部分の細かな傷ができ汚れや菌が付着しやすくなります。
破損や紛失に注意する
すぐに歯科医院に連絡して対処すれば問題は起きにくいですが、破損や紛失によってリテーナーが使えない期間があると、歯並びが乱れる可能性があります。
取り外したリテーナーは、ワイヤーがゆがんだりプラスチック部分が割れやすかったりします。壊れやすいため、取り扱いには注意が必要です。リテーナーを外したあとや持ち運ぶときは専用ケースに入れて保管しましょう。
装着時に痛みがある際は歯科医院に相談する
リテーナーを装着し忘れたりさぼったりすると、歯が後戻りを起こしリテーナーが合わなくなってしまうことがあります。
装着したときにリテーナーが浮いているのも合っていない状態です。そのような状態のときは、無理に装着せずに歯科医院に相談しましょう。
リテーナーを正しく装着して後戻りを防ぎましょう
リテーナーは矯正治療後の歯を正しい位置に定着させ、後戻りを防ぐ役割を果たす装置です。最大限にリテーナーの効果を発揮するためには、歯科医師が指示した装着期間や装着時間を守る必要があります。
リテーナーを正しく装着して後戻りを防ぎ、きれいな歯並びを維持しましょう。
スマイルティース編集部おすすめのマウスピース矯正
マウスピース矯正は、マウスピースの取り外しが簡単であることや、透明で矯正していることを気づかれにくい点が特徴です。スマイルティースでおすすめのマウスピース矯正を紹介します。
キレイライン矯正
22,000円(税込)から始められる、経験豊富な歯科医師が監修を行うマウスピース矯正です。公式サイトには豊富に症例が掲載されています。
Oh my teeth
LINEやビデオ通話を駆使した、原則として通院不要のマウスピース矯正です。料金体系が明確で安心して歯列矯正を始めることができます。
スマイルトゥルー
治療前のヒアリングが評判の歯列矯正です。お口の状態を丁寧にヒアリングし、最適な歯並びを提案してもらえます。
ゼニュム
専用アプリを使用して、クリニックに通わなくても歯科医師から定期的にチェックを受けられるマウスピース矯正です。最低限の通院回数で理想的な歯並びが実現します。
ホワイトライン
医師と相談して、希望の期間(最短3ヶ月)で治療を受けられるマウスピース矯正です。マウスピース矯正と同時にホワイトニングもできるので、歯並びを整えながら白く美しい歯を目指せます。
hanaravi
継続率98.3%(※1)、平均通院回数が1.3回(※2)と挫折しにくいマウスピース矯正です。矯正専門の歯科医師が在籍しているため、自分に合った矯正方法を提案してもらえます。
※1.2021年4〜8月の渋谷院の患者を対象とした実績値
※2.中央値1回、2021年9月矯正完了の患者を対象とした実績値