矯正で抜歯は必要?抜歯が必要な症例、メリット・デメリットを解説

歯列矯正において、歯を抜歯せずにきれいな歯並びを作られるのならば、それに越したことはありません。しかし、どのような歯並びの方でも「歯を抜歯することなく歯列矯正ができる」とは、決して言えないのです。

今回は非抜歯だった際はどうやって歯列矯正を行うのか?といった素朴な疑問についてお答えします。

この記事の結論

・矯正において抜歯を行う理由は歯を整えるスペースを確保するため

・抜歯が必要なケースは受け口や出っ歯など

・矯正の抜歯でかかる費用は歯1本につき5000円〜15000円前後が相場

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抜歯は矯正で歯を整えるスペースを確保するために行う

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機能回復のために正しく歯を並べるには、余分な歯を間引きする必要が出てきます。歯並びが悪くなる要因は種々ありますが、なかでも

  • 顎に対して歯が大き過ぎること
  • 乳歯が早く抜けてしまったために永久歯が生えるスペースが足りなくなってしまったこと

といったケースでの問題点は、審美面のみならず噛み合わせが悪い、すなわち口の機能に障害が出ているという点です。

たとえば、犬歯は下顎の動きを誘導する大切な役目があるため、上下の犬歯が離れた位置にあり、噛み合うことができないケース(八重歯)などは、犬歯の正しい噛み合わせを作り、機能を回復させるために抜歯せざるを得ないこともあります。

矯正の抜歯でかかる費用


1本につき5000〜15000円前後が相場で、初診料や検査料が別途発生するケースもあります。歯列矯正そのものが健康保険対処外の自費診療なので、矯正に伴う抜歯も基本的には自費となります。

歯茎は1カ月~1カ月半で埋まる

3週間から1カ月 にかけて、抜歯で抜け落ちた骨が再生し始めて、1カ月~1カ月半で抜歯した穴が歯ぐきで覆われますので、多くの方がこの頃に抜歯した穴が気にならなくなります。

抜歯してから半年~1年ほど経過すると、歯ぐきや骨が出来上がるので、歯ぐきの穴は完全に埋まります。

矯正で抜歯するメリット・デメリット


「矯正するのに抜歯が必要」と言われても、なるべくならば歯を抜きたくないのが心情というものです。

しかし、なにがなんでも歯を抜きたくない!とアナログな感性に捉われず、いま一度抜歯することで得られるメリットやデメリットに関してもお伝えします。

メリット

歯並びがきれいに整いやすい

抜歯することで顎と歯のバランスが整い歯がきれいに並ぶとともに、前歯が内側に入り口元はもちろん奥歯の噛み合わせのバランスもよくなります。

後戻りする可能性が低い

抜歯を行うことで、安定したスペース確保ができ、余裕のない場所に無理に歯を並べる必要がなくなるため、より確実性の高い矯正治療計画が進めやすいです。

また、歯の傾きを変えることにより歯列を拡げて抜歯をせずに歯を並べた場合、後戻りを生じることがありますが、このリスクを回避できます。

治療期間が短くなる可能性がある

凸凹が非常に大きな場合は、抜歯をしたスペースが即その解消に使われてしまうので、歯列を拡げて無理に歯を並べるよりも治療期間が短くなる可能性があります。

親知らずを抜かずにすむ可能性が増す

永久歯になってから比較的早い時期に抜歯をして矯正治療を行うと、歯列にやや余裕が生じることがあるため、親知らずがきれいに生えてくる可能性が出てきます。

デメリットは健康な歯を抜かなければならないこと

デメリットは自身の歯を失ってしまうことです。健康な歯を抜かなくてはならない、という精神的負担もあるでしょう。矯正治療では、通常左右2本または上下左右4本の歯を抜歯します。

したがって、たとえば数十年先に歯周病・虫歯で歯を抜かなければならなくなったとき、歯が少ないことで治療法が限定されてしまうリスクが出てきます。

また抜歯による隙間を閉じるのを急ぐあまりに前歯を急速に引っ張ると、歯が内側に倒れてしまい、その結果顎の動きが制限され顎の関節に異常をきたしてしまうことがあります。

そのため、前歯を移動させることにより閉じる隙間が大きなケースでは、適正な速度で治療を行った場合、逆に治療期間が長引く可能性も生じます。

その他に考えられるデメリットとしては矯正治療が終わった後に、抜歯した部位に隙間が戻ってしまう「抜歯スペースの後戻り」や、凸凹がなくなった結果、歯と歯茎の間に隙間が生じてしまう「ブラックトライアングル」などが挙げられます。

まとめ


歯列矯正において、永久歯を綺麗に整えるためには作為的なスペースを作り出す必要があります。抜歯を行わずに側方拡大などでスペースを作り出す場合もありますが、それらの方法をとっても足りない場合には抜歯を選択することがあります。

矯正で抜歯を行うことは精神的な負担も掛かりますが、治療期間が短くなりやすいなどメリットもありますので、ネガティブになりすぎることなく前向きに捉えていきましょう。

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