八重歯と犬歯の違いは?八重歯になる原因とリスクを解説

八重歯になる原因と、そのままにするリスクを解説します。

この記事の結論

・犬歯は前から3番目の歯で、八重歯は歯の並びからはみ出して生えている歯のこと

・八重歯になる原因は、歯が生えるスペースが足りない、平均よりも歯が大きい、口呼吸をしている、早期に乳歯を失った、正常の歯の本数よりも多く生えていることの5つ

・八重歯の治療は、歯を正しい位置にする矯正治療が最適

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八重歯と犬歯は別の意味をもっている


八重歯と犬歯は同じ意味として使用されていますが、八重歯と犬歯は別の意味をもっています。

  • 八重歯は歯並びからはみ出して、重なり合って生えている
  • 犬歯は前から3番目に生えている歯

八重歯は歯並びからはみ出して重なり合っている生えている

八重歯は歯の並びよりも外側に生えて、他の歯と重なり合っている歯です。歯並びの外側に生えるので、目立ちやすくなります。

日本では八重歯は「可愛い」と表現されていますが、海外では「悪魔の歯」や「ドラキュラの歯」と不吉なものとして捉えられており、結婚や就職にも悪影響があるほど。

犬歯は永久歯のなかでも最後に生えることが多く、歯の生えるスペースが足りないと八重歯になりやすいです。

八重歯の予防は、6〜12歳の乳歯と永久歯が混在する時期に矯正治療を行うことで、犬歯が生えるスペースの確保ができます。

乳歯と永久歯が混在している時期に矯正を行うことをI期治療といい、乳歯が抜け永久歯が生え揃っている時期の矯正はⅡ期治療といいます。

Ⅰ期治療で歯並びのスペースの確保をすることで、Ⅱ期治療ではスペース確保のための抜歯をせず矯正ができる可能性が高くなります。

犬歯は前から3番目に生えている歯

犬歯は前から3番目に生えている菱形の歯です。永久歯のなかでも歯の根っこが長く、歯周病に罹患しても最後まで残ることが多いです。子どもの犬歯は乳犬歯といいます。

犬歯には「犬歯誘導」という奥歯を守る重要な役割があります。

犬歯誘導とは下の顎を横にずらしたときに、上下の犬歯が当たることで奥の歯を守る機能のことです。

犬歯は歯の根っこが長く、横にかかる力に強い特徴をもっています。対して、奥歯は縦の力には強いですが、横にかかる力に弱いです。

八重歯で犬歯誘導の機能が消失している状態は、長期間にわたって奥歯に大きな負担がかかり、根っこにヒビが入って知覚過敏を起こしやすく、最悪の場合欠けたり割れたりするリスクがあります。

八重歯は正しい歯の並びに改善する、矯正治療が適しています。矯正装置を使用して歯を正しい位置に誘導し、かみ合わせの改善を行う治療方法です。かみ合わせが改善されると歯の並びが整い、見た目の改善も期待できます。

美容歯科では短期に治療が終わることから、犬歯を抜いて歯並びをよくする方法がありますが、矯正歯科では治療期間の短縮のために犬歯は抜きません。

八重歯を抜いてしまうと犬歯誘導が機能せず、奥の歯の根にかかる負担が大きくなり、ヒビが入ってしまい知覚過敏の原因や、奥歯を失ってしまう原因となります。

犬歯が八重歯になる5つの原因


犬歯が八重歯になる原因は以下の5つ。

  • 歯が生えるスペースが足りない
  • 歯が大きい
  • 口呼吸をしている
  • 早期に乳歯を失った
  • 正常の歯の本数よりも多く生えている

歯が生えるスペースが足りない

犬歯は最後の方に生えるため、歯が生えるスペースが足ないと八重歯となります。顎の骨の発達不足や歯の大きさによって、永久歯が並ぶスペースが足りなくなります。

スペース不足が生じる要因

  • ① 歯の並びに対して、歯が大きい
  • ② 歯に対して、歯の並びが小さい
  • ③ ①と②の両方

歯が大きい

歯が平均よりも大きい場合、歯が生えるスペースの確保が難しくなり、八重歯となります。歯の大きさに対して、顎の大きさが小さいと歯が生えるスペースが狭くなります。

口呼吸をしている

口呼吸は舌の位置が下がってしまい、上顎に舌の圧力がかかりません。頬の圧力で上顎の歯列が狭くなり、歯列のスペースが足りなくなると八重歯の原因となります。

口呼吸は舌に位置が下顎に置かれた状態になります。歯科用語では低位舌(ていいぜつ)と呼ばれており、上顎に対して舌の圧力が無くなります。そのような状態では、頬の圧力が上顎にかかり、前歯の部分が前方に出た状態のV字型歯列弓になります。

また、口呼吸は空気中のほこりや菌などそのまま体内に取り込んでしまうため、全身の健康へ悪影響を及ぼします。

鼻呼吸は本来の呼吸方法で、舌が常に上顎に置かれた状態になります。上顎に置かれた舌が顎をU字型にするほかに、唾液の分泌量が増えて殺菌効果が高まり、むし歯や歯周病の予防につながります。

早い時期に乳歯を失った

むし歯などで早期に乳歯を失った場合、奥の永久歯が前の方に移動し、犬歯が生えるスペースが足りなくなり外側に生えることで八重歯となります。

個人差はありますが、乳歯から永久歯に生え替わる時期は平均6~12歳頃です。

乳犬歯は上顎の場合、10~12歳頃に抜けて犬歯が生えてくることが一般的ですが、むし歯などで早期に乳歯を失った場合は、奥の永久歯が前に移動し犬歯が生えるスペースが足りなくなり、正しい位置に生えないことから八重歯になりやすいです。

反対に、乳歯が遅くまで残ってしまった晩期残存乳歯(ばんきざんぞんにゅうし)があると永久歯が正しい位置に生えないため、八重歯になる可能性があります。

正常の歯の本数よりも多く生えいてる

正常の歯の本数よりも多く生えていると、歯が生えるスペースが足りなくなるため、八重歯になる可能性があります。

正常な歯の本数は乳歯は20本、永久歯は28本、親知らずを含めると32本です。生まれつき歯の本数が多いことを過剰歯(かじょうし)といいます。上の前歯は過剰歯が生えやすく、顎の骨に埋まっている場合もあります。

歯の数が過剰になると歯を並べるスペースが不足するため、八重歯やでこぼこした歯の原因となります。

10〜20年先を考えて最善な治療方法を選択しよう


八重歯は歯ブラシが届きにくく汚れが溜まりやすい形態をしており、むし歯や歯周病のリスクが高くなるほかに、奥歯に負担がかかることで歯の寿命が短くなります。

治療方法は矯正治療が適しており、ワイヤー矯正やマウスピース矯正で改善ができます。矯正治療は1~2年半と長期に及びますが、歯の寿命を延ばすことができます。

八重歯がある方や八重歯でお悩みの方は、10~20年先のことを考えて歯科医院で相談や、治療を受けることをおすすめします。

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