矯正中は口内炎ができやすい!対処法と予防法を紹介

矯正中は装置が口の中の粘膜に当たって、口内炎ができやすくなります。装置の調整や矯正用ワックス、薬を使用することで口内炎の痛みを和らげることが可能です。

口内炎を予防するにはバランスのよい食事をとるなど、生活習慣の見直しが大切です。そこで矯正中に口内炎ができる原因と、対処法、予防法を紹介します。

この記事の結論

・マウスピースやワイヤー交換の際は、当たって痛いところがないか確認をする

・マウスピース矯正の場合は削って、ワイヤー矯正の場合は矯正用ワックスを使用して粘膜との接触を防ぐ

・日頃から口腔内を清潔にし、栄養のバランスに気をつける

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矯正中の口内炎はカタル性口内炎が最も多い


矯正中の口内炎は粘膜に傷がつき、細菌が繁殖して発症する、カタル性口内炎が最も多いです。矯正を始めた頃や、装置を交換したばかりは口内炎が発症しやすくなります。

カタル性口内炎の症状は

  • 患部と周囲の粘膜の境目がわかりにくい
  • 粘膜が赤く腫れて熱を持っている
  • 刺激のある食べ物がしみる
  • 水疱ができている
  • 唾液の粘り気が強くなり、口臭がする

といった特徴があります。矯正中の口内炎は装置が同じ場所に当たってしまうため、治りにくくなります。

カタル性口内炎の他に

  • 睡眠不足、ストレス、栄養不足が原因のアフタ性口内炎
  • ヘルペスウイルスなどが原因のウイルス性口内炎
  • 金属アレルギーで引き起こされるアレルギー性口内炎
  • たばこが原因のニコチン性口内炎

と種類があります。

矯正装置別!口内炎の対処法


ワイヤーやブラケットを使用した矯正では、矯正用ワックスを使用して痛みを和らげます。マウスピース矯正の場合、粘膜に当たる部分をやすりで削ったり、切ったりすることで調整が可能です。市販の薬や歯科医院で処方された口内炎の薬でも対処ができます。

ワイヤー矯正は矯正用ワックス使用する

矯正用ワックスは粘土のようなものをブラケットに覆い、装置と粘膜の接触を防ぎ、痛みを和らげる保護剤です。ワックスタイプや時間が経つと固まるシリコンタイプがあり、100〜1,000円程度で購入ができます。

矯正用ワックスの使い方
1・口と手を清潔にし、装置部分が隠れる程の大きさにワックスをちぎって丸める
2・ブラケット周りの水分を拭き取る
3・ワックスをブラケットにゆっくりと密着させる

矯正用ワックスは歯垢がついていると、上手く密着できないので、歯磨き後に使用します。装置と粘膜の接触を防ぐ他に、装置が外れてしまった時の応急処置として使用できます。

長時間の利用や再利用は、衛生的に好ましくありません。また、間違って飲み込まないように、食事中や就寝中は外すようにしましょう。矯正用ワックス使用の際は必ず説明書を読み、使用上の注意を理解しておくことが大切です。

マウスピース矯正は粘膜と接触する箇所を削る

マウスピースが粘膜と接触して痛む場合は、歯科医院で調整します。すぐに通院ができない場合、爪切りのやすりで削ったり、ハサミで切ったりすることで、装置と粘膜の接触を防ぎます。

自分で調整することが可能ですが、大きく削ったり、切ったりするとマウスピースが変形し、計画通りに進まなくなってしまうので注意が必要です。

アタッチメント部分が当たって痛みを伴う場合は、マウスピースに矯正用ワックスを使用し、粘膜との接触を防ぐことで痛みを和らげることができます。

小児矯正の場合は歯科医院で調整

取り外しが可能な装置の着脱時に痛みがあった場合や、同じ場所に当たって傷ができてしまう場合は使用を中止し、早めに歯科医院へ連絡しましょう。粘膜に当たっている部分を調整することで痛みがおさまります。

ワイヤー矯正の場合、装置と粘膜が当たっている場所に、矯正用ワックスを使用して痛みを和らげることができます。

小児矯正は、治療が進むにつれお口の中の状態が変化します。また、装着時間が守られていない場合は、粘膜が装置に適応しにくく、口内炎ができやすくなります。小児矯正中は保護者の方が子どものお口の中を見て、傷になっていないか確認をしましょう。

矯正中の口内炎を予防する3つのポイント


矯正中の口内炎を予防するためには、マウスピースやワイヤー交換した直後に、装置が粘膜に当たって痛くないか確認することが大切です。ほかにも日頃から粘膜に傷をつけないにする、口腔内を清潔に保つ、ストレスを溜めないなど生活習慣の見直しをする必要があります。

ワイヤー交換した直後に装置が当たっていないか確認する

ワイヤー交換した直後に装置が当たっていないか確認をすることで、口内炎を予防することができます。

ワイヤー交換をした直後に唇、頬、舌を動かしてみましょう。一番奥の歯のワイヤーは引っ掛かりやすいのでよく確認をします。引っ掛かりや尖りがあった場合は、後に傷ができやすい場所です。直後であればその場で調整ができます。

しばらく経ってから引っ掛かりが出る場合があります。歯が動き始めている証拠ですが、そのままにしておくと、口内炎を引き起こす可能性があります。その場合は、矯正用ワックスを使用し口内炎を予防しましょう。

口腔内を清潔に保つ

口腔内が不衛生だと、少しの傷でも菌が入り口内炎ができる原因になります。矯正中は装置に汚れが付きやすいため、普段よりも丁寧に歯磨きをする必要があります。歯ブラシと併用して、歯間ブラシ、矯正用デンタルフロス、タフトブラシを使用し口腔内を清潔に保ちましょう。

ワイヤー矯正の場合は、ブラケットの周りに汚れがつきやすくなります。ブラケット周りにはタフトブラシがおすすめです。1本の歯を上下に分けて、ブラケット周りを丁寧に磨きましょう。

矯正中に歯磨きを怠ってしまうと、口内炎の原因になってしまうほかに、虫歯の原因にもなります。矯正中に虫歯ができてしまうと、矯正治療を一時中断しなければならない恐れがあります。計画的に矯正治療を行うために、日頃から丁寧な歯磨きを心がけましょう。

生活習慣の見直しをする

口内炎予防にはビタミンC、B2、B6を摂取するように心がけ、ストレスを溜めないように適度な運動など、ストレス発散の工夫が必要です。ストレス、睡眠不足、栄養不足などの体の免疫力が低下した場合、口内炎を引き起こす原因となります。

偏った食生活はビタミン不足になりがちです。皮膚や粘膜の健康を維持するビタミンを摂取することで口内炎予防につながります。
口内炎予防に必要なビタミンが含まれている食材は以下の通り。

  • ビタミンC……パプリカ、ブロッコリー、じゃがいも
  • ビタミンB2……納豆、卵、きのこ類
  • ビタミンB6……レバー、青魚、バナナ

これらのビタミンは体内に蓄積することができません。毎日欠かさず補うことが大切です。

まとめ


個人差はありますが、矯正中は口内炎ができやすくなります。矯正装置と粘膜が当たらないように、ワイヤー交換をした際には装置が粘膜に当たっていないか確認をしましょう。また、日頃から口腔内を清潔にし、栄養に気をつけることが非常に大切です。

歯が動くにつれて今まで当たっていなかった場所が当たるようになりますので、矯正中は常に口内炎との戦いです。矯正中の食事を楽しむためにも口内炎ができないように工夫をしましょう。

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