歯並びを綺麗に保つリテーナー!取り扱いと洗浄方法を解説

矯正治療は、歯を動かして歯並びを整える”動的期間”と、整えた歯の位置を保つための”保定期間”の2つに分けられます。保定期間に使用される装置がリテーナーです。
リテーナーは、歯を動かすときに使用するブラケットなど違和感や痛みがある装置とは異なります。
・リテーナーは可撤式と固定式の2種類
・歯科医師の判断や保定に用いるリテーナーの種類によって使い方や期間は変わる
・綺麗な歯並びを保つには、指示された使用方法を守ることが大切
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目次
矯正終了後に歯並びの後戻りを防止して、綺麗な状態を保つための装置です。”保定装置”とも呼ばれます。
動的期間にブラケットや矯正用マウスピースなどを用いて綺麗な歯並びを作ったあとにリテーナーで保定をして、綺麗な状態を少しずつ癖付けするために用いられます。
歯並びを整えても、口の筋肉や舌癖によって歯並びが元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こります。
リテーナーは大きく分けて2種類あります。
上の歯に可撤式リテーナー、下は固定式リテーナー使用するなど、複数の種類のリテーナーを併用する場合もあります。
可撤式リテーナーには
と があります。上下の歯全体を包むように固定できるので、前歯が捻れや凹凸のあった歯の後戻りを防ぐのに効果的です。
透明なので24時間使用する場合でも目立ちにくいですが、樹脂製なのでほかのリテーナーと比べて耐久性に劣ります。
歯ぎしりや食いしばる癖があると、穴が空いたり噛み合わせが狂ったりする場合があるため、24時間使用するのにはあまり向きません。
装着すると歯の表面に1本ワイヤーが通っているのが目立ちますが、ブラケットほどではありません。耐久性が高く噛む面に装置が干渉しないので、食いしばりや歯ぎしりのある方でも噛み合わせに影響が出にくいです。
歯の裏全体に着けるのではなく、前歯のみに用いられます。
最大のメリットは口を開けてもほとんどみえないため最も審美性が高いことです。
しかし歯を固定する面積が少ないため、ほかのリテーナーと比べて保定効果が低いことと、自分で取り外しできないため清掃性が悪いことが欠点です。
1〜2年間は食事のとき以外、24時間装着します。その後、歯並びが安定してきたら、寝るときのみ使用します。
矯正治療が終わってからどのくらい保定期間を設定するかは、判断が難しいです。矯正にかかった期間と同じくらか、それ以上保定期間が必要なこともあります。
歯並びは口だけでなく、全身の骨や筋肉のバランスと関係しています。例えば、腰が曲がってくると噛み合わせも変わるので、それに伴って歯並びも変化します。
そのため、元の歯並びの状態によっては生涯リテーナーを使用した方が良い場合もあります。リテーナーの装着期間や方法は、歯科医師の指示に従いましょう。
リテーナーを使用する際は、以下のようなことに注意しましょう。
特に矯正が終了した直後は歯の周りの組織が安定していないので、歯並びがとても不安定な状態です。そのため、歯科医師の指示通りにリテーナーを使用しないと、すぐに後戻りが起きてしまいます。
後戻りした歯が気になる場合は、再治療が必要になります。
着け外しのできるリテーナーは、
口に入れたリテーナーには、わずかに残った歯の汚れや唾液、口内細菌が付着するため、食事などで外した際も軽く水洗いします。
洗浄していないリテーナーは歯磨きをしていない口の中と同じ状態になるので、臭いや汚れの原因となります。
ため、毎日歯を磨くのと同じように、リテーナーも毎日洗浄することが大切です。
固定式リテーナーの場合は、外して洗えません。ワイヤーの周囲に汚れが溜まるので、歯磨きをするときはワンタフトブラシを使うなど、特に念入りに磨きましょう。
着け外しのできるリテーナーを1日中装着する場合は変形や破損の原因となるので、
食事をしたら歯磨きをしてから装着するのが望ましいです。歯磨きはいつも通りの方法で行います。
リテーナー洗浄のポイントは以下の4つです。
ので、柔らかい毛の歯ブラシを選び、軽い力で優しく擦ります。
指だけでリテーナーの細かい凹凸まで綺麗にするのは難しいので、細かい部分は歯ブラシを使うと良いでしょう。
歯磨き粉には研磨剤が含まれており、
リテーナーは熱に弱い素材で作られています。変形や破損の可能性があるので、
夜寝る前や朝起きた後など、時間を決めて洗浄剤を使用するとリテーナーを清潔に保てます。
使用期間が長くなると、毎日擦り洗いしても装置のザラつきやヌメリが取れにくくなります。
洗浄剤はリテーナー専用の洗浄剤を選ぶのが望ましいです。
リテーナーの種類によっては市販の入れ歯洗浄剤が使えることもありますが、入れ歯洗浄剤は頑固な汚れを落とすために強い成分が使われていることがあります。
ので注意しましょう。
リテーナーは可撤式と固定式の2種類あります。装置の種類によって装着感や審美性は異なります。
歯科医師の判断や保定に用いるリテーナーの種類によって使い方や期間は変わるので、
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