インビザラインとワイヤー矯正の違いを比較|どちらが良いのか解説

歯を動かして歯並びを整える矯正の方法には、マウスピースを用いたインビザラインとブラケットを用いたワイヤー矯正があります。
矯正を始める前にどちらの装置を使うか迷っている方へ、
・インビザラインとワイヤー矯正のどっちにするかは優先したいポイントに着目して決める
・着目するポイントは適応範囲、自分のライフスタイル、審美性、矯正中の痛み、治療期間、金額など
おすすめのマウスピース矯正4選
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~原則、通院不要のマウスピース矯正~
~月々3,000円から始められる歯列矯正~
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目次
インビザラインとワイヤー矯正は歯を動かすという機能は同じですが、
それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、以下の点などを考慮して選ぶと良いでしょう。
インビザラインとワイヤー矯正では症例の適応範囲が少し異なります。歯科医師の診断を受けて、
マウスピース矯正の中ではインビザラインが最も適応範囲が広く、あらゆる歯並びに対応できますが、歯の表に着けるワイヤー矯正よりは適応範囲がやや狭いです。
理想の歯並びになるためには顎の骨を切る必要があるなど、
選択する装置によって程度の差はありますが、どちらの矯正装着も口に装着して歯を動かすため、装置の違和感や痛み、装置が口に当たるなどのトラブルは避けらず、治療期間も長期に渡ります。
通院時間の確保や仕事との兼ね合いなど、
例えば、ライフスタイルを優先するなら以下のような選び方ができます。
治療中の見た目で選ぶなら、
をポイントにして選びます。仕事などの関係で目立つ装置を着ける矯正ができない方などは、装置の審美性が重要なポイントとなります。
最も装置が目立ちにくいのはインビザラインか、歯の裏側に着けるワイヤー矯正(舌側矯正)です。
矯正中の痛みで比較する場合、月に1回のペースで矯正の力を掛けるワイヤー矯正と比べて、1〜2週間に1回ずつマウスピースを交換して歯を動かす力を掛ける
です。矯正中の痛みができるだけ少ない方法を選びたい方は、インビザラインがおすすめです。
使用する装置によって矯正費用が異なる場合があります。
全体の歯並びを治すにはどの装置を用いても100万円前後掛かるのが一般的ですが、歯の表側に着けるワイヤー矯正が1番費用が安く、インビザラインや歯の裏側に着けるワイヤー矯正のように
があります。同じ症例でも矯正装置の種類によって治療期間が変わる場合があるため、治療期間を優先する場合は、
と良いでしょう。どの装置を使用しても全体の歯並びを直す場合は1〜3年ほど掛かりますが、治療前の歯並びによって治療期間は大きく異なります。
インビザラインとワイヤー矯正の表側矯正・裏側矯正の特徴を以下のポイントで比べます。
※ワイヤー矯正には歯の表側に着けるもの「表側矯正」と歯の裏側に着ける「舌側矯正」があり、装着感や見た目などが違います。
インビザライン | 表側矯正 | 裏側矯正 | |
---|---|---|---|
適応範囲 | △ | ◎ | ◯ |
治療中の見た目(審美性) | ◯ | △ | ◎ |
装置の快適性と清掃性 | ◎ | ◯ | △ |
矯正中の痛み | 少ない | インビザラインと比べると痛い | インビザラインと比べると痛い |
通院頻度 | 1〜3ヵ月に1回 | 1ヵ月に1回 | 1ヵ月に1回 |
費用 | 80〜100万円 | 60〜100万円 | 100〜150万円 |
治療期間 | ◯ | ◯ | △ |
症例の適応範囲は
です。インビザラインは基本的に非抜歯で矯正を行いますが、ワイヤー矯正と同様に抜歯症例や外科矯正にも対応できる場合があります。また、インビザライン単体でまかなえない症例にワイヤー矯正を併用する方法もあります。
一般的に表側矯正の適応が最も広いですが、どの装置をどのように使用して治療するかは歯科医師の治療方針によって変わります。
最も治療中の審美性が高く
です。最も目立たない舌側矯正は歯の裏側にのみワイヤーを着けるため、歯の表側には何も着いておらず、矯正装置は滅多に見えません。
インビザラインは透明なマウスピースをはめて矯正するため、近くで見ても目立ちにくく、自分で取り外しできるため、人前に立つときは一時的に外すなどして臨機応変に対応できます。
ただし、歯の表面に自分で取り外しできない歯と同じ色の小さな突起(アタッチメント)を着けるため、
最も目立つ表側矯正の装置にはさまざまな素材があり、金属だけでなく目立ちにくい白いブラケットや白いワイヤーもありますが、
どの装置も慣れるまでは違和感がありますが、
、次いで表側矯正と舌側矯正です。表側矯正と舌側矯正は装置をつけたら自分で外せないため、
などと感じることがあります。また、ブラケットやワイヤーの周囲は汚れが溜まりやすく、清掃性に劣ります。普通の歯ブラシと細かい部分を磨く小さめのタフトブラシなどを併用して念入りに歯磨きをしなければなりません。
特に舌側矯正は歯の裏側複雑な装置が着くので、敏感な舌に装置が触れて違和感を感じやすく、
インビザラインはマウスピースを自由に付け外しができる代わりに紛失や破損、マウスピース装着中の飲み物などに気をつける必要はありますが、
です。インビザラインはマウスピースを用いて少しずつ歯を移動させていくため、
ワイヤー矯正は月に1回のペースで矯正の力を一度に掛けるため、インビザラインよりも痛みが強いといわれています。
です。して歯の動きやアタッチメント確認などを行い、新しいマウスピースを数ヵ月分まとめて受け取ります。
マウスピースは歯科医師が決めたスケジュールにしたがって1〜2週間ごとに自分で交換するだけで歯が動きますが、
定期通院のほかにもワイヤー矯正はワイヤーが当たったり刺さったりして気になるといった、歯科医院に行かないと対応できないトラブルが発生することがあります。
インビザラインは装置が口に刺さるなどの緊急性の高いトラブルが起こりにくいので、定期通院以外の緊急通院回数が少なく済みます。
です。
矯正は自費診療のため、歯科医院や治療前の歯並びによって費用は変わります。
装置による治療期間の差は大きくありませんが、
全体矯正の場合は1〜3年ほど時間が掛かりますが、症例により大きく異なります。
インビザラインは治療前に歯を動かすシミュレーションで歯科医師の治療計画が最短で治療が完了するようにコンピューターで計算できるため、場合によっては治療期間の短縮が可能ですが、インビザラインは装置の取り外しが自由にできるため患者の協力がなければなかなか矯正が進まず、治療期間は長くなることもあります。
一方、ワイヤー矯正は自身で装置の取り外しができないため、定期的に通院さえすれば患者の協力度に関係なく治療が進みます。
しかし、
複数の装置を使うなどして対応した方が、効率よく歯が動いて治療期間が短くなることもあります。
インビザラインとワイヤー矯正にはそれぞれの装置を使うことのメリットとデメリット、自分の理想に対してできることとできないことがあります。
インビザラインとワイヤー矯正のどちらを選択するかは、自分の理想の歯並びと適応を歯科医師に確認して、自分のライフスタイルや審美性、矯正中の痛み、治療期間、金額などから
と良いでしょう。マウスピース矯正は、マウスピースの取り外しが簡単であることや、透明で矯正していることを気づかれにくい点が特徴です。スマイルティースでおすすめのマウスピース矯正を4つ紹介します。
22,000円(税込)から始められる、経験豊富な歯科医師が監修を行うマウスピース矯正です。公式サイトには豊富に症例が掲載されています。
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