上下別と一体型のマウスピースの違いは何?種類や値段について解説

スルガ

マウスピースには、上下別のものと上下一体型のものがあります。

目的や口の状態に応じて、上下別のものを両方つけるか、上下どちらかだけつけるか、上下一体型をつけるかが変わります。

今回は、上下別のマウスピースや一体型のマウスピースにはどのような違いがあるのか、種類や使用目的、費用などについて詳しく解説します。

この記事の結論

・マウスピースには上下別々になっているものと、上下一体型のものがある

・目的に応じて上下別のものを両方つけるか、片方だけつけるか、一体型をつけるかが異なる

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マウスピースのタイプには2種類ある


マウスピースには、ホワイトニング用のマウスピースや管楽器に使用するもの、ボクシング選手がはめているようなものまでさまざまな種類があります。

これらのマウスピースは、上下別々になっているものと上下一体型のものに分けられます。

上下別々になっているもの

上下別々になっているマウスピースには以下の種類が挙げられます。

  • 矯正用マウスピース
  • ホワイトニング用マウスピース
  • 歯ぎしり用マウスピース
  • スポーツ用マウスピース

■矯正用マウスピース

矯正用マウスピースとは1日22時間以上装着しながら、1~2週間に1回新しいマウスピースに交換して歯並びを整えるものです。

噛み合わせを考慮し、上顎・下顎ともにマウスピースを装着することが多いですが、部分矯正の場合は上顎のみ、もしくは下顎のみに装着することもあります。

他のマウスピースと異なるのは、矯正期間中ステージに合わせて何枚もマウスピースを製作するという点です。使用するメーカーや種類によって型取りの回数は異なります。

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■ホワイトニング用マウスピース

ホームホワイトニング専用のマウスピースは、中にホワイトニング剤を入れて一定時間装着して、歯を白くするために使用します。

歯の色のバランスを見ながら上顎のみ、下顎のみの装着でも使用できます。

■歯ぎしり用マウスピース

歯ぎしり用マウスピースとは寝ている間に無意識にしてしまう歯ぎしりや噛みしめなどによる、歯のすり減りや顎への負担を予防・緩和する目的で使用します。

ほかのマウスピースと区別するために、ナイトガードと呼ぶこともあり、上顎のみに装着することが多いです。

■スポーツ用マウスピース

激しく衝突するシーンがあるスポーツをするときに、歯や顎などの周辺組織を損傷しないように衝撃から守るためのマウスピースで、スポーツマウスガードとも言います。

ラグビーやアメリカンフットボール、ボクシングなど装着を義務付けられているスポーツもあります。

また、スポーツマウスガードを噛みしめることで強い瞬発力を生み出し、集中力を高めるという効用が認められており、これまでマウスガードが普及していなかったスポーツ選手にも使われ始めています。

上下一体型のもの


上下一体型のものは、子ども用の矯正用マウスピースに用いられることが多いです。

これはシリコンの柔らかい素材でできており、顎が成長途中である段階に使用することで将来的な歯並びを良くする目的で使用されます。

歯科医院で主に使用されているものには以下のものが挙げられます。

  • ムーシールド
  • プレオルソ
  • T4K
  • マルチファミリー

■ムーシールド

反対咬合の早期初期治療に用いる機能的顎矯正装置で、3歳ごろから小学校低学年ごろまで使用します。

費用は歯科医院ごとに開きがあり、30,000~100,000円程度です。

■プレオルソ

永久歯の生え揃っていない3~10歳ごろ、「家にいるとき」と「寝ているとき」にだけ装着します。

熱を加えることで自由に調節できる素材でできており、お湯を使った簡単な調節で個々の口腔内に合わせることができます。

費用は装置のみで100,000円程度です。以下のような3タイプあり、2種類の硬さの素材(ソフト・ハード)があるので症例や顎の大きさに合わせて使用します。

タイプ1 上顎前突(出っ歯)・叢生(デコボコ)・過蓋咬合(深い嚙み合わせ)
タイプ2 開口(上下前歯部が噛み合わず隙間が開いている)
タイプ3 開口(上下前歯部が噛み合わず隙間が開いている)

■T4K(TRAINER FOR KIDZ)

出っ歯、受け口、歯列狭窄、前歯のデコボコ、すきっ歯を対象とし、永久歯に生え変わる12歳くらいまでの期間に使用します。

就寝するまでの間の1時間以上を目安に装着し、正しい顔と顎の発育と正常な歯列の発達を促し、舌位置・口呼吸・舌の突き出しなどの悪い癖を改善します。

■マルチファミリー

5歳ごろから永久歯が生え揃うころまでの、出っ歯や深すぎる噛み合わせ、上下前歯部が噛み合わず隙間が開いている、デコボコで重なり合っている歯の治療に用いられます。

直接的に歯並びを矯正するのではなく、筋機能を高め、悪い習癖や筋力の問題を改善し、歯が綺麗に生えてくるように誘導する装置です。装置のみの費用が50,000円程度かかります。

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上下別々のマウスピースにかかる費用平均


費用は歯ぎしり用マウスピース以外自費診療になるため、歯科医院によって費用が異なります。ここでは上下別々のマウスピースにかかる費用の目安を紹介します。

矯正用マウスピース

保険は適用されず、マウスピースの種類や矯正範囲、難易度、歯科医院などによって異なります。

部分矯正 上顎or下顎のみ 全顎矯正
300,000~
400,000円程度
200,000~
450,000円程度
700,000~
1,000,000円程度

ホワイトニング用マウスピース

マウスピースとホワイトニング剤のセットで15,000~30,000円程度かかります。

保険は適用されず、歯科医院によって使用するメーカーも違うので、費用は歯科医院によって異なります。

あらかじめ虫歯や歯周病などの治療が必要ない場合は、歯の型取りをしてから約1~2週間でマウスピースができあがります。マウスピースとともにホワイトニング剤を受け取れば、その日からホワイトニングを開始できます。

歯ぎしり用マウスピース

保険適用になるため、3割負担の方の場合は5,000円程度で作ることができます。

歯ぎしり用マウスピースが保険適用になる理由は、歯ぎしり歯ぎしりが原因で頭痛や肩こり、顎関節症などの病気を発症することがあるためです。

スポーツ用マウスピース

保険が適用されず、10,000~40,000円程度が相場です。

スポーツマウスガードを専門に作っている製作所もあり、さらに費用をプラスすればオリジナルのロゴや絵を入れるなど、徹底的にこだわったものを作ることも可能です。

上下一体型のマウスピースにかかる費用平均


上下一体型のマウスピースには基本的に保険は適用されません。メーカーと種類がいくつもあり、費用は30,000~300,000円程度とかなり開きがあります。

歯科医院や症例によっても使用するマウスピースは異なるため、事前に歯科医院で使用するマウスピースの特徴や費用を確認してみてください。

まとめ


マウスピースには、矯正用マウスピース・歯ぎしり用マウスピース・スポーツ用マウスピース・ホワイトニング用マウスピースなど様々な種類があり、使用目的や値段が異なります。

歯並びをマウスピースで治したい方は、マウスピース型矯正装置を検討してみましょう。

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