上下別と一体型のマウスピースの違いは何?種類や値段について解説

マウスピースには、上下別のものと上下一体型のものがあります。
目的や口の状態に応じて、上下別のものを両方つけるか、上下どちらかだけつけるか、上下一体型をつけるかが変わります。
今回は、上下別のマウスピースや一体型のマウスピースにはどのような違いがあるのか、種類や使用目的、費用などについて詳しく解説します。
・マウスピースには上下別々になっているものと、上下一体型のものがある
・目的に応じて上下別のものを両方つけるか、片方だけつけるか、一体型をつけるかが異なる
マウスピースには、ホワイトニング用のマウスピースや管楽器に使用するもの、ボクシング選手がはめているようなものまでさまざまな種類があります。
これらのマウスピースは、上下別々になっているものと上下一体型のものに分けられます。
上下別々になっているマウスピースには以下の種類が挙げられます。
噛み合わせを考慮し、上顎・下顎ともにマウスピースを装着することが多いですが、部分矯正の場合は上顎のみ、もしくは下顎のみに装着することもあります。
他のマウスピースと異なるのは、矯正期間中ステージに合わせて何枚もマウスピースを製作するという点です。使用するメーカーや種類によって型取りの回数は異なります。
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歯の色のバランスを見ながら上顎のみ、下顎のみの装着でも使用できます。
ほかのマウスピースと区別するために、ナイトガードと呼ぶこともあり、上顎のみに装着することが多いです。
ラグビーやアメリカンフットボール、ボクシングなど装着を義務付けられているスポーツもあります。
また、スポーツマウスガードを噛みしめることで強い瞬発力を生み出し、集中力を高めるという効用が認められており、これまでマウスガードが普及していなかったスポーツ選手にも使われ始めています。
これはシリコンの柔らかい素材でできており、顎が成長途中である段階に使用することで将来的な歯並びを良くする目的で使用されます。
歯科医院で主に使用されているものには以下のものが挙げられます。
費用は歯科医院ごとに開きがあり、30,000~100,000円程度です。
熱を加えることで自由に調節できる素材でできており、お湯を使った簡単な調節で個々の口腔内に合わせることができます。
費用は装置のみで100,000円程度です。以下のような3タイプあり、2種類の硬さの素材(ソフト・ハード)があるので症例や顎の大きさに合わせて使用します。
タイプ1 | 上顎前突(出っ歯)・叢生(デコボコ)・過蓋咬合(深い嚙み合わせ) |
---|---|
タイプ2 | 開口(上下前歯部が噛み合わず隙間が開いている) |
タイプ3 | 開口(上下前歯部が噛み合わず隙間が開いている) |
就寝するまでの間の1時間以上を目安に装着し、正しい顔と顎の発育と正常な歯列の発達を促し、舌位置・口呼吸・舌の突き出しなどの悪い癖を改善します。
直接的に歯並びを矯正するのではなく、筋機能を高め、悪い習癖や筋力の問題を改善し、歯が綺麗に生えてくるように誘導する装置です。装置のみの費用が50,000円程度かかります。
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費用は歯ぎしり用マウスピース以外自費診療になるため、歯科医院によって費用が異なります。ここでは上下別々のマウスピースにかかる費用の目安を紹介します。
保険は適用されず、マウスピースの種類や矯正範囲、難易度、歯科医院などによって異なります。
部分矯正 | 上顎or下顎のみ | 全顎矯正 |
---|---|---|
300,000~ 400,000円程度 |
200,000~ 450,000円程度 |
700,000~ 1,000,000円程度 |
保険は適用されず、歯科医院によって使用するメーカーも違うので、費用は歯科医院によって異なります。
あらかじめ虫歯や歯周病などの治療が必要ない場合は、歯の型取りをしてから約1~2週間でマウスピースができあがります。マウスピースとともにホワイトニング剤を受け取れば、その日からホワイトニングを開始できます。
歯ぎしり用マウスピースが保険適用になる理由は、歯ぎしり歯ぎしりが原因で頭痛や肩こり、顎関節症などの病気を発症することがあるためです。
スポーツマウスガードを専門に作っている製作所もあり、さらに費用をプラスすればオリジナルのロゴや絵を入れるなど、徹底的にこだわったものを作ることも可能です。
歯科医院や症例によっても使用するマウスピースは異なるため、事前に歯科医院で使用するマウスピースの特徴や費用を確認してみてください。
マウスピースには、矯正用マウスピース・歯ぎしり用マウスピース・スポーツ用マウスピース・ホワイトニング用マウスピースなど様々な種類があり、使用目的や値段が異なります。
マウスピース矯正は、マウスピースの取り外しが簡単であることや、透明で矯正していることを気づかれにくい点が特徴です。スマイルティースでおすすめのマウスピース矯正を4つ紹介します。歯ぎしり用マウスピースは保険が適用されますが、その他のマウスピースは自費診療なので委員によって費用は大きく異なります。
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