差し歯はホワイトニングで白くならない?差し歯の黄ばみを取る方法を解説

差し歯は、素材にもよりますが経年劣化によって黄色く変色し、口を開けたときに目立つことがあります。そのため、黄ばんだ差し歯をホワイトニングで白くしたいと考える人も多いですが、差し歯はホワイトニングで白くできません。
今回は、ホワイトニングの効果がない差し歯の黄ばみを白くする方法について解説します。

この記事の結論

・差し歯はホワイトニングで白くならない
・差し歯を白くする方法は、歯科医院で差し歯の表面の汚れを落とす、差し歯を新しいものに交換する、ホワイトコートを塗るなど
・順番はホワイトニング→差し歯がおすすめ

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ホワイトニングで差し歯は白くならない


エナメル質がある天然歯は、ホワイトニング剤で白くできます。しかし、差し歯にはエナメル質が存在しないため白くできません。

ホワイトニングは天然の歯を対象とし、歯を白く見せる施術方法。オキシドールなどに含まれる過酸化水素を主成分とし、歯に沈着した色素を分解して、黄ばみを落として歯を白くします。

またホワイトニング剤には、エナメル質を曇りガラスのようにする働きがあるため、黄色味がある象牙質の色を透けにくくすることで白く見せることができます。

差し歯にホワイトニングを行うと、ホワイトニング剤の主成分である過酸化水素が働き、沈着物を分解するため、逆に差し歯が変色してしまう恐れがあります。

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ホワイトニングできない差し歯の黄ばみを取る方法


黄ばんだ差し歯を白くする方法は、以下の通りです。

  • 歯科医院で差し歯の表面の汚れを落とす
  • 差し歯を新しいものに交換する
  • レジン製の差し歯をセラミック製に変える
  • 差し歯に歯のマニキュアを塗る

歯科医院で差し歯の表面の汚れを落とす

差し歯の表面に付着しているプラークやステインが黄ばみの原因になっている場合は、歯科医院のクリーニングで除去できます。多くの歯科医院は着色除去のクリーニングを保険外診療で行っています。

プラークは歯ブラシで除去できますが、時間が経つと歯石と呼ばれる黄色く硬い固まりに変化します。

歯石になってしまうと、歯ブラシでは除去できません。また、歯石の表面はザラザラしているため、プラークやステインがさらに付着しやすくなります。

歯周病の原因にもなるので、できるだけ早めに歯科医院で歯石除去とクリーニングをしてもらいましょう。歯石の除去は保険が適用されるので、安価で受けることができます。

差し歯を新しいものに交換する


差し歯を作り直して、新しい差し歯に交換する方法です。しかし、差し歯の交換は、新しいものに付け替えるだけという単純な治療ではなく、回数や期間、費用を必要とします。

まず既存の差し歯を外し、土台となる歯の形を綺麗に整える必要があります。神経を抜いている歯であれば人工の土台が入っているので、土台の部分から作り直す可能性があります。

歯冠部(被せの部分)のみを作り直せば良いケースでも、型取りのあと技工に1週間ほどかかるので、いったん仮歯を装着してもらい後日改めて受診します。

レジン製の差し歯をセラミック製に変える

費用も高くなりますが、レジン製の差し歯からセラミック製の差し歯に変えるのも有益な方法です。

レジンはプラスチックなので耐久性が低く、性質上劣化しやすいです。使用状況によっても違いはありますが、レジンの寿命は比較的短いです。

一方、セラミックは陶器素材なので表面がツルツルしていて、プラークが付着しにくく、吸水性も無いため変色しにくいという特徴があります。

差し歯に歯のマニキュアを塗る


歯のマニキュアとは、歯を削らずにコーティングをして、一時的に歯を白くすることです。歯のマニキュアに使用するのは、レジンと特殊な接着剤です。

その日のうちに白くできますが、時間の経過とともに少しずつ剥がれてきてしまいます。持続期間は約1~3ヶ月と短めです。

また、噛み合わせに支障が出るという理由で、歯と歯が接触する面には塗布できません。

市販品で差し歯をセルフホワイトニングするのは危険


市販のメラミンスポンジなどで差し歯をセルフホワイトニングするのは危険です。差し歯の黄ばみや変色が気になる場合は、必ず歯科医師に相談しましょう。

なかにはどうせ差し歯だから歯に直接影響は無いだろうと考え、ご自身でどうにかしようとする人もいます。

しかし、差し歯が傷つき、気になっている部分がさらに目立ってしまう可能性があります。非常に危険な方法ですので絶対に避けましょう。

順番はホワイトニングしてから差し歯がおすすめ


ホワイトニングを検討しており、差し歯を入れる予定がある方は、ホワイトニングをしてから差し歯を入れるのが一般的な治療の流れです。

ホワイトニングで天然歯の色を差し歯の色に合わせるのは難しく、差し歯は一度入れてしまうと作り直す以外に色を変更する方法がありません。

差し歯(補綴物)の素材はさまざまですが、金属が含まれているものや含まれていないものがあります。白く見えている部分は、レジン(プラスティック素材)やセラミック(陶器素材)、ジルコニア(人工ダイヤ)などでできています。

これらを白くする効果はホワイトニング剤にはありません。そのため、ホワイトニングをしてから白くなった歯の色に合わせて、差し歯を制作します。

ただし、差し歯の素材によっては時間の経過とともに劣化してしまいます。差し歯をする際には、事前に歯科医師と良く相談して歯の色や素材の特徴なども理解した上で決めましょう。

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差し歯をしてからホワイトニングするなら実績の多い医院で相談


差し歯がすでに入っている方は、ホワイトニングするときに専門家に相談するのがベストです。特にホワイトニングで実績のある医院で相談するのがおすすめです。

ホワイトニングを行っている歯科医院では、施術を行う前に十分なカウンセリングを行います。差し歯と天然歯の色味の違いを解決する方法も含めて相談することができ、納得したうえで施術が受けられます。

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差し歯が黄ばんで変色してしまう原因


レジン素材はセラミック素材と比べ、着色が付きやすいです。レジン素材の差し歯で、色の濃い飲食物を摂取すると着色が付きます。

差し歯の表面に汚れが付着

日々生活していると、ステインやプラークが付着します。その主な原因として生活習慣や食生活、喫煙が挙げられます。

ポリフェノール、カテキン、タンニン、イソフラボン、アントシアニン、人工着色料などが多く含まれている飲食物を口にする機会が多いとステインになりやすいです。また、喫煙者であればタバコのヤニも表面に付着する汚れの一つです。

レジン製の素材を使用している

レジン(プラスティック素材)は傷が付きやすく、吸水しやすい素材のため、飲食物の色が染みこみやすい性質があります。そのため、時間の経過とともに変色または劣化します

差し歯の黄ばみを防ぐ3つの方法


差し歯の黄ばみを防ぐには、以下の方法があります。

  • 着色しやすいものを口にする回数を減らす
  • 食後にうがい、30分後に歯磨きをする
  • 定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける

着色しやすいものを口にする回数を減らす

色素が濃いものは、基本的に着色すると認識し、口にする回数を減らすと良いでしょう。着色しやすい代表的な飲食物には、コーヒー、お茶、赤ワイン、カレーなどがあります。

タバコもタールによって黄ばみが生じるので、禁煙するか電子タバコに切り替えることをおすすめします。

食後にうがい、30分後に歯磨きをする

食後にうがいをして、30分後に歯磨きをすることをおすすめします。

食事のあと約30分間は口の中が酸性に傾いている状態なので、歯磨きをすると歯を傷付ける恐れがあります。歯の表面に傷が付き、さらに汚れが付着してしまうのです。

食後30分を経過すると口の中が中性に傾いてくるので、そのタイミングに歯磨きを行うようにしましょう。

定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける


歯科医院の定期メンテナンスで、差し歯の汚れの沈着を防げます。ステインが目立つようになってから治療を開始すると、見た目が気になる時間が長くなってしまうので、早めのメンテナンスを心掛けましょう。

まとめ

差し歯はホワイトニングできず、黄ばんでしまった差し歯は新しくやり替えるか、ホワイトコートの塗布が必要になります。また、差し歯の黄ばみを予防するには、着色の濃い飲食物を摂取する回数を減らして、定期メンテナンスを受診することが大切です。

差し歯を入れる予定で歯を白くしたいという方は、専門のクリニックでホワイトニングを行い、白くなった歯の色で差し歯を作製しましょう。

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