矯正後の後戻りを確実に防ごう|後戻りしたときの対処法も紹介

後戻りを確実に防ぐには、保定装置が必須です。矯正後決められた期間装着することで、後戻りを確実に防ぐことができます。矯正後の歯並びが後戻りする原因と防ぐ方法、後戻りした時の対処法を解説します。

この記事の結論

・保定装置は決められた期間は必ず装着する

・舌で前歯を押す癖、頬づえ、口呼吸など悪習慣を改善する

・後戻りをした場合は再度矯正が必要になる

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後戻りを防ぐための方法


保定装置は矯正後の歯並びを維持、安定させる目的として使用し、後戻りを防ぎます。また、歯ぎしりや食いしばりをしている、口呼吸、頬づえなどの悪習慣がある場合は、歯並びを悪くする原因となります。そのような悪習慣がある場合は、矯正中に改善をすることで後戻りを防ぐことができます。

保定装置の使用を続ける

保定装置は必ず決められた期間の使用を続けましょう。矯正後の歯は、歯を支えている骨が固定されておらず、歯が動かないように保定装置を使用します。歯と骨が固定されるまで、半年以上かかります。

歯を抜いて矯正を行った場合は後戻りしやすくなるため、矯正後は必ず保定装置の使用を続けましょう。

保定装置の装着期間

保定装置は2年〜5年間装着が必要です。 最初の半年間は24時間装着し続け、半年過ぎたら就寝時のみに移行する場合がほとんどです。

装着期間は歯科医院によって異なりますが、後戻りを予防するために、保定装置が生涯必要と考える歯科医師もいます。歯並びは加齢、生活習慣、虫歯、歯周病によって年々変化し続けます。きれいな歯並びで一生を過ごすためには、保定装置を長期間使用することが大切です。

保定装置の種類

保定装置には歯の裏側にワイヤーを付ける「固定式」と、マウスピース型や、歯列全体をワイヤーとプラスチックのプレートで挟む、取り外しが可能な「可撤式」があります。

可撤式は歯磨きや食事中に取り外して使用することでき、マウスピース型は同時にホワイトニングも可能です。保定装置は歯科医院によって使用する種類が異なります。

保定装置の費用

費用は無料〜6万円ほどかかります。 保定装置は矯正費用の料金に含まれている場合もあり、保定装置の種類によって費用が異なります。 保定装置の種類や費用を、矯正治療の前に確認をしましょう。

悪習慣の改善をする

後戻り予防は、歯に力がかかってしまう悪習慣の改善も必要です。マウスピース型の保定装置は歯ぎしり、食いしばりによる力を緩和し後戻りの予防ができます。矯正期間中に口や舌の筋肉のトレーニングを行うことで、矯正後の後戻りを防ぐことが可能です。

マウスピース型保定装置で歯ぎしり食いしばりの力を緩和する

マウスピース型の保定装置は歯ぎしり、食いしばりの力を緩和する効果があります。歯ぎしり、食いしばりにかかる力は50〜100kgの力がかかるといわれています。一方、矯正で歯を動かす力は17〜150gです。歯ぎしり、食いしばりは歯を動かすのに十分な力が加わってしまいます。

歯ぎしりや食いしばりは就寝中の無意識下で起こるので、自分ではコントロールができません。マウスピース型の保定装置を使用することで、歯にかかる力を緩和し後戻りを予防します。

口腔筋機能療法(MFT)を行う

口腔筋機能療法(MFT)は食べる、飲む、話す、呼吸といった機能や舌と唇の位置の改善を目的としたトレーニング方法です。

トレーニングの内容は個々によって異なります。矯正後の歯並びの安定を目的として、MFTを取り入れている歯科医院があり、治療計画を元に進められます。

後戻りをした場合は再度矯正が必要


「歯と歯の間に隙間ができてしまった」など後戻りをしてしまった場合は、ワイヤー矯正かマウスピース矯正で再度矯正治療を行う必要があります。目安の期間は半年〜2年で、費用は200,000〜1,000,000円程度と、以前の矯正よりも負担が少ない傾向にあります。

後戻りを自覚し、治療を先延ばしにしてしまうと悪化する可能性があります。後戻りを感じた場合は早めに矯正を行った歯科医院に相談しましょう。

後戻りを予防するためには保定装置が必須


矯正後の後戻りを防ぐためには、保定装置の装着期間を守ることが重要です。矯正治療が終わると安心感や解放感から保定装置の装着を守らない方も多いですが、後戻りの可能性が高くなります。

保定装置の装着期間は、約2年と矯正治療中と同じ時間を必要としますが、保定期間を経て全ての矯正治療が終了するといっても過言ではありません。後戻りをしてしまったために、再度矯正治療を行うことは、期間や費用がもったいないことです。

後戻りの4つの原因


矯正後の後戻りは、以前の歯並びに戻ってしまうような後戻りではなく、わずかに歯が動きます。元の歯並びが悪いと後戻りしやすい傾向にあります。矯正後の後戻りの原因は以下の4つです。

  • 保定装置をしていなかった
  • 頬づえや口呼吸など悪習慣がある
  • 不適切な治療を行なった
  • 歯周病を患っている

保定装置をしていなかった

保定装置を決められた期間装着しないと、元の歯並びに戻ろうとします。保定装置の役割は矯正後の歯並びを安定させるために使用します。保定装置をしないと、すぐに後戻りをしてしまいます。

矯正が終わってから歯と骨が安定するまでの約2年は、後戻りを防ぐために保定装置を装着しましょう。症例によって保定装置の装着期間が長期間必要になる場合があります。

頬づえや口呼吸など悪習慣がある

舌の癖、口呼吸、頬づえなど悪習慣があると後戻りする原因となります。保定装置に入るまでの矯正中に改善が必要です。歯科医院によって考え方は異なりすが、矯正と同時に口腔筋機能療法(MFT)を行う場合があります。

歯ぎしりやくいしばりをしている

歯ぎしりや食いしばりは無意識のうちにしていることがあります。歯に強い力がかかることで後戻りが起こります。

舌で前歯を押す癖がある

舌で前歯を押す癖は上下の前歯に力がかかり、隙間ができる原因となります。毎日繰り返し行うことで歯を動かしてしまい、後戻りの可能性が非常に高くなります。

唇を噛む癖がある

上唇や下唇を噛む癖は後戻りの原因になります。下唇の場合、噛む癖が続くと上の前歯が出てくる可能性があります。

口呼吸をしている

常に口呼吸している場合は口が常に開いている状態になり、前歯を抑える力が弱くなり前歯が動いてしまう原因になります。

頬づえをつく癖がある

頬づえをつくと、顎に重さが加わり歯並びが内側に動きます。悪い姿勢になり、頭痛や肩こりを引き起こす可能性があります。

不適切な治療を行なった

原因に対する治療を行わない場合は後戻りがしやすい傾向にあります。例えば、本来は歯を抜かなければならないのに、抜かずに矯正治療を行なった場合や治療後の噛み合わせが適切でなかった場合です。そのような場合は後戻りがしやすい傾向にあります。

正しい矯正治療の提案を受けるためには、十分な診査、診断、カウンセリング、治療を行う歯科医院に通院することが重要です。

歯周病を患っている

歯周病で歯を支えている骨が減っている場合、歯と骨が安定しにくく、歯周病の進行や後戻りがしやすい状態になります。

ワイヤー矯正では歯に装置が装着されるため、歯周病なりやすい口腔内環境になりがちです。歯周病に罹患している場合は、矯正治療の前に歯周病治療を行います。歯周病に罹患して矯正治療をする場合は、歯周病治療と日頃の丁寧な歯磨きが非常に大切です。

歯周病に罹患していなくても、ワイヤー矯正では歯に装置が装着されるため、歯周病なりやすい口腔内環境をしています。矯正中はむし歯、歯周病にならないように十分注意が必要です。

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※2.中央値1回、2021年9月矯正完了の患者を対象とした実績値

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