ホワイトニングパウダーで歯を白くできる?成分比較と正しい使い方を解説!

自宅で毎日行う歯磨きで歯が白くできたらいいなと思いませんか?
そんなときは、歯磨き粉の代わりに使えるホワイトニングパウダーが便利です。
今回は、自宅でホワイトニングケアに力を入れたい人におすすめの「ホワイトニングパウダー」の効果や成分、使い方をご紹介します。

この記事の結論

・ホワイトニングパウダーはパウダー状の歯磨き粉

・ペーストタイプよりもパウダータイプの歯磨き粉のほうが、ホワイトニング有効成分を高濃度で配合できる

・ハイドロキシアパタイトや活性炭などの成分が配合された商品がある

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ホワイトニングパウダーとは?


ホワイトニングパウダーはホワイトニングに特化した粉状の歯磨き粉です。

一般的な歯磨き粉にはペーストやジェル、液体タイプなどがありますが、粉状の歯磨き粉は水が含まれない分、ホワイトニングの有効成分を多く配合できるメリットがあります。

ホワイトニングパウダーは粉状の歯磨き粉

歯ブラシに付けて使う歯磨き粉のうち粉末状の歯磨き粉で、チューブではなく缶などの容器に入っています。

粉末なのでペーストタイプよりも粒子が細かく、歯と歯の間や隙間に入り込んで細かい汚れを落とせます。

ホワイトニングの有効成分を高濃度で配合

ホワイトニングパウダーは形状を保つための余計な材料を使用しなくて良いので、有効成分を高濃度で配合できます。

対してペーストタイプの歯磨き粉は形状を保つために水や粘結剤が含まれており、有効成分を高濃度で配合するとペーストが硬くなり過ぎるなどの問題が生じるため、配合できる有効成分の量に限界があります。

ホワイトニング効果のあるハイドロキシアパタイト(アパタイト)を主成分とする歯磨き粉は、粉末状なら40%以上のハイドロキシアパタイトを配合できるため、ホワイトニング効果の高い歯磨き粉が作れます。

ホワイトニングパウダーの効果

歯の内部まで白くできるほど効果の高いホワイトニング剤は、日本の薬機法で歯科医師または歯科衛生士などの国家資格を持った人しか扱えない決まりとなっており、市販のホワイトニングパウダーの成分には使用できません。

過酸化水素や過酸化尿素が高濃度で含まれている歯科医院のホワイトニングのように、歯のエナメル質内部にまで浸透し白くすることは不可能です。

【関連記事】
市販のホワイトニング製品は効果がある?効果があるホワイトニング製品の選び方を解説

歯の表面の着色汚れを落とす

歯の内部に浸透した黄ばみは、歯科医院で歯の漂白ができるホワイトニングを受けないと落とせませんが、ホワイトニングパウダーは着色の蓄積を防いで白い歯を保ったり、歯の表面の着色を落としたりするのに効果的です。

ホワイトニングパウダーは歯の表面に着いたステインや汚れを吸着する効果があり、歯を本来の色に導くことができます。

歯の着色は毎日の飲食によって少しずつ蓄積されて歯のエナメル質内部まで浸透し、歯の黄ばみとなります。歯の黄ばみを防止するには、毎日の歯磨きで歯の表面に着色が蓄積されないようにするのがポイントです。

臭いの吸着効果により口臭を予防する

ホワイトニングパウダーには、口臭の素となる臭いを吸着して取り除いたり、口臭の発生を予防したりする効果があります。

ホワイトニングパウダーの成分


ホワイトニングパウダーには基本的にハイドロキシアパタイトか活性炭のどちらかが使用されており、歯の表面にある着色汚れや臭いを吸着する効果があります。

効果はほぼ同じですが、ハイドロキシアパタイトには虫歯予防などの効果が期待でき、歯に対する効能が高いです。

ハイドロキシアパタイト

歯の表面の着色汚れや臭いを吸着して取り除き、目に見えない歯の傷やひび割れに浸透して修復する働きがあります。

ハイドロキシアパタイトは人間の歯のエナメル質の97%を構成する主成分で、自然界の生体や鉱物の構成成分として存在する物質です。

生体親和性に優れており、歯磨き粉以外にも医療用具や歯科材料(インプラントのコーティング、骨形成の材料など)に用いられます。

ホワイトニング用歯磨き粉に含まれることが多く、歯を白くする、歯垢・ヤニを除去する、歯石の沈着を防ぐ、口臭予防、口中の浄化、歯質強化による虫歯予防効果が期待できます。歯を白くするだけでなく、口臭や虫歯予防もしたい方におすすめです。

活性炭

炭の吸着作用と消臭効果があり、歯を削らずに表面の着色汚れを落として口臭を予防できますが、歯石の沈着や虫歯予防効果は期待できません。

活性炭のホワイトニングパウダーにはデメリットがあり、黒い色素がたくさん含まれているため、歯磨きの後のうがいでホワイトニングパウダーをしっかり洗いながさないと歯が黒ずむ原因となり逆効果です。

黒いパウダーが服や床、壁などに付着すると落ちない場合があるので、取り扱いにも気をつけましょう。

また、活性炭は食品添加物として認められている素材で、国際的な食品評価機関(JECFA)でも安全性が確認されている害のない物質ですが、パウダー状の活性炭を直接肺に吸い込むと皮膚、眼、鼻、喉等を刺激する可能性があるため注意しましょう。

ホワイトニングパウダーの使い方


通常の歯磨き粉と同じく歯ブラシに付けて歯を磨くだけのシンプルな方法ですが、清潔に使用するためにいくつか抑えたいポイントがあります。

1.歯ブラシにホワイトニングパウダーを付ける

ブラシ部分全面の毛の先端に均等にパウダーを付けます。歯ブラシに水分がたくさん付いていると粉が固まる可能性があるので、水気をよく切ってからパウダーを歯ブラシに付けましょう。

容器に入ったホワイトニングパウダーに直接歯ブラシを付けても構いませんが、歯ブラシに付いた水分でパウダーが固まったり、雑菌が入ってしまったりする可能性があるので、小皿などに少量のパウダーを取り出してから使用すると良いでしょう。

使い終わったらホワイトニングパウダーが固まったり劣化するのを防ぐため、高温多湿な場所は避けて蓋をしっかりと閉めて保管しましょう。

2.歯を磨く

いつも通りに歯を磨いて、水で口をゆすいだら完了です。口に歯ブラシを入れる際に粉をこぼしたり飛び散らしたりしないように気をつけましょう。

歯磨きは適切に行い、歯の表面についた汚れを満遍なく落とすことが大切です。歯ブラシを軽い力で持ち、歯に当てたら1〜2mmほどのストロークを意識して横方向に小刻みに動かすのが基本です。

歯を磨く順番を決めて、右上の頬側から前歯を通って左上の頬側、左上の歯の裏側から前歯の裏を通って右上の歯の裏側のように、口の中を一筆書きにするイメージで磨くと満遍なく磨けます。

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まとめ


ホワイトニングパウダーはペーストタイプの歯磨き粉に比べ、ホワイトニングの有効成分を高濃度で配合できるというメリットがあります。

歯の内部に浸透した黄ばみは落とせませんが、表面の着色を落としたり白い歯を保ったりするのに効果的な商品です。

ハイドロキシアパタイトが配合されたホワイトニングパウダーには、歯を白くするだけでなく口臭予防などの効果もあります。

おすすめのホワイトニングパウダーは後述しています。お手頃な価格のものも多いので、気になる方は購入して一度試してみてください。

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