虫歯でも歯列矯正はできる!矯正中に虫歯になったときの対処法も解説

歯列矯正と虫歯治療を両方とも行うことは可能ですが、歯の状態によってそれぞれの治療タイミングを検討しなければなりません。この記事では、矯正と虫歯治療の関係や矯正中に気を付けておくことなどを解説していきます。

この記事の結論

・虫歯を治療してから矯正を行うのが一般的

・虫歯が小さい場合は矯正を先に行うこともある

・矯正中に虫歯になった場合は虫歯の状態によって対処が異なる

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歯列矯正と虫歯治療のタイミング

歯列矯正と虫歯治療のタイミング

虫歯があっても歯列矯正を行うことはできますが、虫歯の状態や矯正方法によって治療するタイミングを検討しなければなりません。虫歯治療と歯列矯正を行うタイミングとして、以下3つの場合について解説します。

  • 虫歯治療を先に行う場合
  • 歯列矯正を先に行う場合
  • 歯列矯正と虫歯治療を同時に行う場合

虫歯治療を先に行う場合

歯列矯正を始める前に虫歯を発見した場合、虫歯治療を行ってから矯正を始めるのが一般的です。小さい虫歯であれば除去後に白い樹脂で詰め物を行い、大きい虫歯であれば除去後に金属やセラミックの詰め物・かぶせ(クラウン)を行います。

矯正を始める前に虫歯治療を行って安心な面もありますが、虫歯の状態によっては矯正を始めるタイミングがずれ込む場合があります。虫歯治療が長引いて矯正を始めるタイミングが遅くなることで、矯正しにくくなる可能性があるのです。

また、矯正によって歯並びやかみ合わせが変わるため、矯正後に歯の詰め物の修正が必要となる場合もあります。さらに、虫歯治療でクラウンを被せると、一部の矯正器具を装着しづらくなる可能性もあります。

歯列矯正を先に行う場合

歯列矯正前に虫歯を発見した場合でも、小さな虫歯などの場合は先に矯正を始めることがあります。初期虫歯などの小さな虫歯の場合は、すぐに治療せずに経過観察を行うことも多いのです。

ただし、矯正中は通常よりも歯磨きをしにくいなど、虫歯になりやすい(進行しやすい)状態です。そのため、先に矯正治療を行うことで、小さな虫歯が進行して大きくなる可能性もあります。定期受診の際は、矯正の状態に加えて虫歯の状態も確認していく必要があるでしょう。

歯列矯正と虫歯治療を同時に行う場合

歯並びや虫歯の状態によっては、矯正治療と虫歯治療を同時に行ってくれる病院もあります。虫歯治療によって矯正を始めるタイミングが遅れたり、矯正治療中に虫歯が進行してしまうリスクは低減されます。

ただし、虫歯の状態によっては同時治療が困難な場合もあります。矯正中に虫歯が発生、進行し、矯正器具が邪魔で治療できない場合などは、矯正が一時中断になるでしょう。しかし、定期的に検診を行っていれば、虫歯がそこまで進行することはほとんどありません。

歯列矯正中に虫歯になったときの対処法

歯列矯正中に虫歯になったときの対処法

歯列矯正中に虫歯になってしまった場合は、虫歯の状態によってその後の対処方法が異なります。矯正中は虫歯になりやすいため、意識して虫歯を予防する必要があります。

小さな虫歯の場合|矯正を続行して虫歯は経過観察

矯正治療中に初期虫歯や小さい虫歯が発覚した場合、矯正治療を続行して虫歯は経過観察を行います。虫歯の位置や状態によっては治療も行う場合もありますが、小さい虫歯であれば矯正治療を中断する必要がない場合が多いです。

また、矯正中は定期的な検診があるため、気づかぬ間に虫歯がひどくなっていたということにはなりにくいと言えます。

大きな虫歯の場合|矯正を中断して虫歯の治療を行う

矯正治療中に大きな虫歯を見つけた場合、矯正を一時中断して先に虫歯を治療します。虫歯が進行している場合は抜歯など大がかりな治療になる可能性があり、矯正器具が邪魔となるのです。

矯正中は定期検診を行うため、ここまで虫歯が進行することは滅多にありませんが、歯並びが良くなったことで虫歯が発見される可能性もあります。

また、矯正専門の歯科では大がかりな虫歯治療を行っていない可能性もあります。その場合は、別の歯科に通院して虫歯治療を行う必要があります。

歯列矯正中に虫歯になりやすい理由

歯列矯正中に虫歯になりやすい理由

歯列矯正中は以下の理由で、通常よりも虫歯になりやすくなっています。

  • 歯磨きしづらい
  • 食べ物がつまる
  • 唾液が行き渡らない

歯磨きしづらい

歯列矯正中は矯正器具をつけているため、普段よりも歯磨きがしづらくなります。特に、以下の部分は磨き残しが発生しやすい部分のため、意識的に磨く必要があります。

  • 歯と歯の隙間
  • 歯と歯茎の境
  • 奥歯の噛み合わせ面
  • 矯正装置周辺の凹凸
  • 歯と治療した詰め物との隙間

食べ物が詰まる

矯正器具の周辺は凸凹しており、食べ物が詰まりやすいです。また、矯正治療を検討している方は元々歯並びが悪いため、歯の間などにも詰まりやすいと言えます。

糖分の磨き残しは虫歯菌の餌となるため、虫歯の発生に直結する問題です。そのため、調整治療中は徹底した歯磨きが必要となります。

唾液が行き渡らない

矯正器具を装着していると、唾液が口内に上手く行き渡らなくなってしまいます。唾液には以下の効果があるため、唾液が行き渡らないことで虫歯になりやすくなると言えます。

  • 口内を中性に戻す
  • 細菌類を殺菌する
  • 再石灰化で歯を修復する
  • プラークに潜む歯周病菌を洗い流す

歯列矯正中に虫歯を予防する方法

歯列矯正中に虫歯になりやすい理由

歯列矯正中に虫歯になると治療を続けられない可能性があるため、意識的に虫歯予防を行いましょう。虫歯の状態によっては、矯正が途中で中断されたり、通院の負担が大きくなる可能性があります。

この章では、以下4つの虫歯予防について解説します。

  • 正しく歯を磨く
  • 甘いものを控える
  • 生活習慣を改める
  • ストレスを溜めない

正しく歯を磨く

正しい歯磨きによって、口内に残った糖分を取り除くことが虫歯予防の基本です。鏡で確認しながら、全ての歯を磨き残しなくブラッシングしましょう。

矯正器具を付けている場合は歯ブラシだけで磨きづらい部分もあるため、デンタルフロスや歯間ブラシも使うと効果的です。

甘いものを控える

ショ糖は虫歯菌の原因となるため、甘いものを控えることが虫歯予防に繋がります。禁止する必要はないですが、摂取する回数を減らして食後に歯磨きをする習慣をつけると虫歯予防に効果的です。

ショ糖が含まれているものを控えるため、お菓子だけでなくジュースなども対象となります。

生活習慣を改める

生活習慣を改めることで抵抗力を高めれば、口内の細菌類に強くなります。特に、睡眠時間は免疫力と直結しているため、十分な睡眠時間を確保することが大切です。

また、睡眠時間が不十分だと唾液が出にくくなることが知られています。そのため、唾液による自浄効果も期待できなくなってしまうのです。

ストレスを溜めない

ストレスが溜まると唾液の量が減ってしまい、虫歯ができやすい口内状況になってしまいます。唾液による自浄効果が弱まるからです。また、ストレスは抵抗力を弱めるため、細菌の増殖に繋がってしまいます。

ストレスが多いと、交感神経が働いて粘性の高いネバネバした唾液が分泌されます。その結果、口内がネバ付いて唾液が行き渡らないのです。

まとめ

まとめ

虫歯があっても歯列矯正を行うことはできますが、虫歯の状態によっては矯正を始めるタイミングが大幅に遅れる可能性があります。また、矯正治療中は比較的虫歯になりやすい環境のため、口内を清潔に保つよう意識しなければなりません。

矯正治療中を検討している方は、歯ブラシに加えて歯間ブラシやデンタルフロスなどのグッズを揃えておきましょう。

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