裏側矯正で後悔した8つのデメリット|後悔しないためのポイント5つも紹介

裏側矯正(舌側矯正/リンガル矯正/見えない矯正)は、矯正装置が見えてしまうことに抵抗がある方に人気の治療方法です。しかし、裏側矯正を選んだことを後悔している方もいます。事前に裏側矯正のデメリットや意識すべきポイントを確認し、後悔のない歯列矯正を選択しましょう。裏側矯正で後悔した8つのデメリットと、後悔しないためのポイント5つをご紹介します。

この記事の結論

・裏側矯正で後悔する理由は、高額な費用・強い違和感・治療期間の長さなどが挙げられる

・裏側矯正で後悔しないためには、経験が豊富な歯科医院を選択するとよい

・矯正を始める前に表側矯正・マウスピース矯正とよく比較検討することも大切

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裏側矯正で後悔した8つのデメリット


裏側矯正は、装置が見えてしまうことに抵抗がある方にとって人気の治療方法です。しかし、以下のデメリットがあることから裏側矯正を選んだことを後悔している方もいます。

  • 表側矯正より費用が高い
  • 舌に当たるため痛みが出る・違和感が大きい
  • 食事がしにくい
  • 話しにくく滑舌に影響がでることがある
  • 歯磨きが難しい
  • 1回の診療時間が長くなる
  • 治療期間が長くなることがある
  • 矯正器具が外れやすい

表側矯正より費用が高い

裏側矯正の費用は、通常の表側ワイヤー矯正の1.2~1.5倍ほど高くなります。なぜなら、裏側矯正専用の装置を作るのに、費用がかさむためです。
さらに「インコグニトシステム」のように全て金でできている矯正システムを選択すれば、相応の費用がかかります。また、裏側矯正は表側よりも難易度が高い技術を求められるため、結果的に高額になるという理由もあります。ただ歯列矯正は自費診療なので、歯科医院により費用は大きく異なります。

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舌に当たるため痛みが出る・違和感が大きい

矯正装置が舌に当たるため、痛みが出ることがあります。特に、普段から舌が歯に当たりやすい方は痛みや違和感が出やすいです。また矯正装置が舌に当たり、口内炎になることがあります。一部の裏側矯正システム(インコグニトシステムなど)では、一人ひとりの歯牙に合わせて装置を作製するため、比較的違和感が少ないものもあります。

食事がしにくい

治療期間中は装置がついた状態で飲食しなければならないので、食べたり飲んだりしにくいです。特にガムやキャラメル、お餅など粘着のあるものはくっつきやすいため、矯正中は注意が必要です。矯正装置にくっついたり絡まったりした食べ物を無理やり取ると、装置が外れたり壊れたりすることもあります。またお煎餅などの硬いものを噛むと、装置が外れやすいです。硬いものを食べる際は、なるべく小さくするなどの工夫が必要となります。

話しにくく滑舌に影響がでることがある

装置に舌が当たるため、滑舌に影響がでたり、スムーズな発音がしにくくなることがあります。特に舌を前歯の裏側に当てたり接触させたりして発音する「サ行」「タ行」「ナ行」「ラ行」の発音に影響がでることが多いです。一般的に矯正装置を装着した後、1週間~1か月ほどは発音が不明瞭になりますが、徐々に慣れていきます。ただ、慣れるまでの時間には個人差があります。

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歯磨きが難しい

裏側に装置がついているため、目視が難しく歯磨きがとても難しいです。装置に食べ物が挟まりやすいのですが、ワイヤーが通っているため「デンタルフロス」は使えません。歯ブラシと「歯間ブラシ」「タフトブラシ」などを併用し、一本一本丁寧に磨く必要があり、毎日のセルフケアにとても時間がかかってしまうのがデメリットです。

1回の診療時間が長くなる

矯正装置の調整が技術的に難しいため、表側矯正に比べて1回の診療にかかる時間が長くなることが多いです。材料や技術などの進歩により差が少なくなってきていますが、表側矯正と同じかそれ以上の時間がかかることが多いでしょう。

治療期間が長くなることがある

表側矯正に比べ、治療期間(矯正治療が終わるまでの期間)が長くなる傾向にあります。ただ材料や技術などの進歩により、差が少なくなってきています。

矯正器具が外れやすい

上の前歯の裏の装置が下の歯とぶつかる場合、噛んだ時に装置が外れやすいことがあります。

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【裏側矯正の後悔を回避】おさえておきたい5つのポイント


裏側矯正で後悔しないために、始める前におさえておきたいポイントを5つ紹介します。

  • 裏側矯正の実績が豊富な先生を選ぶ
  • 矯正医との相性を確認する
  • 通いやすい矯正歯科を選ぶ
  • 保定期間を守る
  • 多少の違和感や痛みは我慢する覚悟をもつ

裏側矯正の実績が豊富な先生を選ぶ

裏側矯正には、高度な技術力が求められます。また表側矯正とは異なる歯の動きをすることがあるため、裏側矯正に熟知した矯正歯科医がおすすめです。裏側矯正を希望する場合は、「裏側矯正」の症例数が多い矯正歯科を選ぶことがとても大切です。歯科医院のホームページをチェックしたり、カウンセリング時に質問したりして、ご自分と同じような歯並びを裏側矯正で治療した経験の多い先生を選ぶとよいでしょう。

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矯正医との相性を確認する

カウンセリング時によく先生と話をして、相性を確認しましょう。質問や不安点、希望することなどをあらかじめ整理しておき、初診時に矯正医に相談してみるとよいです。真摯に答えてくれなかったり怒ったりするような先生は避け、違う矯正歯科医院を探しましょう。治療方法や料金などをしっかりと確認し、納得したうえで治療を始めることが大切です。

通いやすい矯正歯科を選ぶ

矯正を始めると、2~6年ほど数週間ごとに歯科医院へ通うことになるため、自宅などから近い、通いやすい歯科医院を選びましょう。矯正器具が取れてしまったりといったトラブルがあれば、それ以外にも歯科医院へ行かなければなりません。また、矯正医は週に1回しかこない歯科医院もあります。自分が通うことができるか事前によく確認をしましょう。

保定期間を守る

理想の歯並びになったのにもかかわらず、保定装置を指示通りに使わなかったことで歯が後戻りをしてしまい、後悔している方は多いものです。矯正装置が外れた後の保定期間は、しっかりと守るようにしましょう。歯の後戻りを防ぐための保定装置は、歯並びが安定するまで(矯正治療にかかった期間と同程度)装着することが多いです。

多少の違和感や痛みは我慢する覚悟をもつ

痛みや違和感には個人差があるものですが、多少の違和感は我慢するという覚悟を持って、治療を始めるようにしましょう。どの矯正方法を選択しても、装置がついたことによる違和感や痛みは出ます。特に裏側矯正は、違和感・痛み・不快感が大きいといわれる矯正方法です。そのため、始めたばかりは後悔することもありますが、数日~数週間程度で慣れることがほとんどです。

まとめ


表側から見えないため人気の裏側矯正ですが、違和感が大きい、滑舌が悪くなる、費用が高いなどさまざまな理由で後悔する方もいます。後悔しないためにも裏側矯正の実績が豊富な歯科医師を選び、通いやすい矯正歯科を選びましょう。矯正を検討している方は「比較的違和感の少ない裏側矯正システム」や「他の矯正方法」なども視野に入れ、自分に合った矯正方法を選択することが大切です。

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