ホワイトニングシートとは?効果や危険性、失敗しないやり方をご紹介!

ホワイトニングシートは、歯を白くするホワイトニング剤がついたシートです。
歯に規定の時間だけ貼り付けるだけで、歯科医院に通わなくても歯がトーンアップするため人気です。今回は、自宅で手軽に歯を白くできるホワイトニングシートの効果やデメリット、失敗しないやり方をご紹介します。

この記事の結論

・ホワイトニングシートは歯を白くでき、並行輸入で購入できる

・市販のホワイトニングよりも高い効果が期待できる

・過酸化水素が含まれているため、誰でも安全に使用できるものではない

【おすすめのホワイトニング商品】
デンタルラバー SUPER WHITE LV
自宅でホワイトニングサロンと同じホワイトニング効果を得られる!
家庭用LEDホワイトニングマシン
デンタルラバー SUPER WHITE LV

【おすすめのセルフホワイトニングサロン】
①ホワイトニングLipsy
ホワイトニングサロンの中でも圧倒的な通いやすさ!
思い切り笑顔になれる口元へ
ホワイトニングLipsy
②ホワイトニングカフェ
全国各地に店舗展開中で年間5万人以上が来店!
最短30分で簡単に利用できて通いやすい
ホワイトニングカフェ

ホワイトニングシートとは?


日本では馴染みがないホワイトニングシートは、アメリカではドラッグストアなどで販売されており、歯科医院で行うホワイトニングと同じ過酸化水素が10%ほど含まれています。

貼って剥がすだけのホワイトニング

ホワイトニングシートは自分で歯を白くできるホワイトニング用品の一種で、ホワイトニングテープとも呼ばれています。

薄いフィルムに歯を漂白する過酸化水素が含まれた薬剤が塗ってあり、パックをするように歯に貼り付けて剥がすだけで簡単に歯をトーンアップできます。

日本では販売されていない

日本の法律では過酸化水素が6%以上の製品は、薬機法により薬局などで一般に販売できない決まりのため販売されていません。

購入する場合は海外製のホワイトニングシートをインターネットで並行輸入することになり、相場は約20日分で7,000円ほどです。

海外製のホワイトニングシートは日本の薬機法とは違う決まりの下で作られるため成分が強すぎる場合があり、日本の法律では安全性が保証されていないため、ホワイトニングシートの購入や使用は自己責任となります。

ホワイトニングシートの効果


ホワイトニングシートと歯科医院で行うホワイトニングは、過酸化水素の濃度です。歯を白くする仕組みは同じで、歯磨き粉などの市販のホワイトニング用品よりも高い効果が期待できます。

歯の着色を白くできる

ホワイトニングシートには過酸化水素が10%ほど含まれており、歯の表面、エナメル質内部の着色を白くして歯をトーンアップできます。

歯科医院でオフィスホワイトニングに使用する過酸化水素の濃度は35%以内で、エナメル質内部の着色まで白くする高い効果がありますが、それと比べるとホワイトニングシートの過酸化水素濃度は低いため効果は劣るでしょう。

ホワイトニングシートに含まれる過酸化水素の濃度が高いほどホワイトニング効果は高くなりますが、比例して痛みや歯茎の炎症などのトラブルが起こりやすくなります。

市販のホワイトニング用品よりも効果が出やすい

ホワイトニングシートには歯を漂白する過酸化水素が含まれており、薬剤をシートで長い時間歯に密着できるため、市販のホワイトニング用品よりも効果が出やすいです。

市販のホワイトニング用品には歯磨き粉やマウスウォッシュがありますが、日本製のものは歯を漂白する過酸化水素のような成分が含まれていないため、歯の表面にある着色汚れを浮かせて落とし、新しい着色汚れを付きにくくする効果が期待できる程度です。

ホワイトニングシートのデメリット


ホワイトニングシートには以下のようなデメリットがあります。

  • 効果が期待できない歯がある
  • 歯の色がまだらになることがある
  • 痛みや知覚過敏などのトラブルが起こることがある

効果が期待できない歯がある

歯の神経が無いか死んでしまった歯・テトラサイクリンの影響で変色した歯・人工の歯は白くできません。ホワイトニングシートでアプローチできるのは、歯の表面の着色汚れやエナメル質のみであるためです。

神経が無い歯やテトラサイクリンの影響を受けた歯は、歯の内部にある象牙質の変色が原因であるため効果が期待できません。

また、詰め物や被せ物をしている歯は、着色汚れは落とせても白くすることはできません。

歯の色がまだらになることがある

ホワイトニングシートを均一に貼れていないと、歯の色がまだらになることがあります。

特に歯並びの悪い部分はシートを貼るのが難しく、気泡が入るなどして歯にシートが密着していないと、効果に差が出てしまいます。

歯並び以外にも、詰め物や被せ物をしている人工の歯と天然歯との色の差が目立って口全体を見たときに歯の色むらが気になる場合があります。

また、ホワイトスポット(歯の水玉模様)やバンディング(歯の縞模様)がある場合は、ホワイトニングのあとに歯の模様が強調されて目立ちやすくなります。

これらは、ホワイトニングで剥がれ落ちた歯の皮膜が再生されると色が馴染んで目立たなくなることがほとんどですが、色の差が激しい場合は部分的に歯を削って周りの歯の色と同色の詰め物をするなど、別の処置が必要になります。

痛みや知覚過敏などのトラブルが起こることがある

虫歯や歯周病、歯にヒビが入っていたり削れていたりする部分にホワイトニングシートを使用すると、薬剤の影響で痛みや知覚過敏、歯茎が沁みるなどのトラブルを生じる可能性があります。

日本人の歯のエナメル質は欧米人よりも薄いため、欧米基準で作られた薬剤は知覚過敏を起こしやすく、痛みだけでなく歯の神経にもダメージを与えるなどトラブルを引き起こす可能性があります。

失敗しないためのホワイトニングシートのやり方


歯に貼って規定の時間置いてから剥がすだけのシンプルな使い方ですが、効果を得るためのポイントがいくつかあります。

過酸化水素濃度が高いホワイトニングシートもあり、製品によって取り扱いが異なるため、説明書をよく読んで使用方法を遵守しましょう。

  • 1.軽く口をゆすいでホワイトニングシートを歯に貼る
  • 2.規定の時間をおく
  • 3.ホワイトニングシートを剥がして歯磨きをする
  • 4.ホワイトニング後の注意点を守る

1.軽く口をゆすいでホワイトニングシートを歯に貼る

軽く口をゆすいだら、薬剤の付いた面を歯に密着させるように、上下それぞれの歯列にシートを貼り付けます。

歯並びが悪いところは、シートが浮かないように特に丁寧に密着させます。

歯茎に薬剤が付くと痛みや炎症の原因となるので、シートが歯茎にできるだけ被らないように注意しましょう。

2.規定の時間待つ

シートがずれる原因になるので、できるだけ口を動かさないようにして、規定の時間シートを貼り付けたまま待ちます。

規定の時間以上シートを貼ったままにしておくと、痛みや炎症など歯に悪い影響を与える危険性があるため、使用時間は厳守しましょう。

3.ホワイトニングシートを剥がして歯磨きをする

薬剤が歯に残っていると過酸化水素を飲み込んでしまう可能性があるので、シートを剥がしたらしっかりと歯磨きをして薬剤を落とします。

4.ホワイトニング後の注意点を守る

皮膜が作られるまでの半日〜24時間はカレーや赤ワイン、コーヒーなどの色の濃い食べ物は控えましょう。

ホワイトニングシートを使用した後は薬剤の影響で歯を覆う皮膜が剥がれた状態になっており、普段よりも食べ物や飲み物の色を吸収しやすくなります。

外部の刺激により知覚過敏が起きた場合は、通常24時間ほどで収まりますが、痛みが強かったりいつまでも続いたりするときは歯科医師に相談するのが望ましいです。

ホワイトニングシートを使うと危険な人


ホワイトニングシートは歯科医院でのホワイトニングに使用する「過酸化水素」が含まれているため、誰でも安全に使用できるものではありません。

以下の項目に当てはまる方は使用を控えましょう。

  • 虫歯や歯周病に罹患している人
  • 歯が欠けたり割れたりしてる人
  • 妊娠・授乳中の人
  • 無カタラーゼ症の人
  • 光過敏症の人

虫歯や歯周病に罹患している人

虫歯や歯周病に罹患している方は、ホワイトニングシートを使用すると強くしみたり、歯ぐきに炎症を起こしたりする可能性があります。

これらに罹患している場合は、歯科医院で治療をしてからホワイトニングシートの使用が望ましいです。

歯が欠けたり割れたりしてる人

歯が欠けたり割れたりしている場合は、成分が神経を刺激しやすいので、強くしみる可能性があります。

ご自身では気づかない程の小さな傷(マイクロクラック)が付いている場合もあるため、ホワイトニングシートを使用すると強くしみるといった場合は、歯科医院を受診してから使用しましょう。

妊娠・授乳中の人

妊娠・授乳中の方はホワイトニングシートを使用できません。これは胎児や乳児への影響を与える研究はされていないため、安全が確保できないからです。

無カタラーゼ症の人

無カタラーゼ症は過酸化水素を分解できないため、ホワイトニングシートの使用はできません。

無カタラーゼ症の方がホワイトニングシートを使用すると、進行性口腔壊死といった症状を引き起こす可能性があります。

光過敏症の人

ホワイトニングシートの上から光照射を行うタイプの製品は、光過敏症の人は使用できません。

光過敏症は強い光を浴びると赤い斑点や水疱ができる病気のことで、LEDライトやハロゲンといった光でもこれらの症状が出ることがあります。

そのため、光過敏症の人は光を当てないタイプのホワイトニングシートを使用しましょう。

ホワイトニングシートを使う前に注意事項や危険性を理解しておこう


ホワイトニングシートには、歯を漂白する過酸化水素が含まれており、市販のホワイトニング用品よりも効果が出やすいです。

しかし、効果が高い代わりに日本の法律では安全性が保証されていないので、ホワイトニングシートを使用する際は、注意事項や危険性をよく理解しておくことが大切です。

異常があればすぐに使用を中断し、歯科医師に相談しましょう。

スマイルティース編集部おすすめのホワイトニングシート


ホワイトニングシートを購入したいけれども、どこで購入したら良いか迷っている方に、スマイルティース編集部おすすめのホワイトニングシートを紹介します。

Crest 3D White Professional Effect

過酸化水素配合の20日間分のホワイトニングシートがセットされており、1日30分の使用で3日ほどで効果が現れはじめ、20日でホワイトニングが完了します。

通常のホワイトニングシートは薬剤が余計なところに着いたり飲み込んだりするのを防止するために、シートを貼り付けている間の飲食はできませんが、Crest 3D White Professional Effectはシートに着いている滑り止めのグリップを外さなければ、シートを貼り付けている間に水を飲める設計になっています。

楽天での購入はこちら

【関連記事】
ホワイトニングパックとは?白い歯を目指すセルフケアをご紹介!
セルフホワイトニングおすすめグッズ20選!効果的なLEDや歯磨き粉などを紹介!
自宅で簡単ホワイトニング!初心者のためのホワイトニングテープ講座
市販の商品で歯を白くする方法6選!メリット・デメリットも紹介します
ホワイトニングスポンジの効果や危険性を詳しく解説!口コミとおすすめも紹介!