スマイルトゥルーとは?特徴・治療期間・費用と他のマウスピース矯正との違い

スマイルトゥルーは

  • 前歯が1本だけ傾いてるのが気になる
  • 前歯のすきっ歯が無かったらもっと印象が良くなるのに

といった部分的な歯並びのお悩みがある方におすすめなマウスピース矯正です。

今回は、スマイルトゥルーの特徴や治療期間、費用について紹介し、インビザラインやキレイラインなどのほかのマウスピース矯正ブランドとの違いも解説します。

この記事の結論

・スマイルトゥルーは部分的な歯並びの改善に特化したマウスピース矯正

・治療期間は3〜8ヵ月費用は20〜50万円が目安

・治療前のシミュレーションで治療期間と費用が明確になるので安心

編集部おすすめ!マウスピース矯正8選
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②Zenyum
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③Oh my teeth
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⑤スマイルトゥルー
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スマイルトゥルーとは4つの特徴を備えたマウスピース矯正


スマイルトゥルーはプラスチック製の透明に近いマウスピースを装着して歯を動かすマウスピース矯正の一種です。スマイルトゥルー以外にもインビザラインやキレイラインなどの複数のマウスピース矯正ブランドがあり、特徴や適応範囲、治療期間、費用などが異なります。

スマイルトゥルーはワイヤーやブラケットを歯につける矯正治療(ワイヤー矯正)とは異なり、「装置が目立ちにくい」「取り外しが可能」「痛みを感じにくい」メリットがあります。

スマイルトゥルーは以下のような特徴があります。

  • テキサス生まれの世界各国で実績があるマウスピース矯正
  • 世界基準かつ安心の日本製!高品質なマウスピース
  • 矯正に掛かる期間と費用が明確
  • マウスピースを作るための型取りは1回だけ

テキサス生まれの世界各国で実績がある

アメリカのテキサスでDr.J.W(Skip)Truittによって開発された、世界各国で実績のあるマウスピース型カスタムメイド矯正システムです。

歯科医師の指示に従って、2週間に一度のペースで新しいマウスピースに交換しながら歯を少しずつ動かします。

マウスピースは自分で取り外せるので食事はいつも通りにおいしく食べられて、歯磨きもほぼいつも通りにできるため矯正装置によるストレスをあまり感じないで済みます。

世界基準かつ安心の日本製

マウスピースは、安心の日本製という高い品質を誇ります。

マウスピースは型取りして製作した歯型模型をスキャニングし、3Dデータ化したものを基にアメリカ本部のSmileTRU社で矯正歯科医を含む専門チームによってマウスピースのデザインが行われます。

その後、アメリカで作られた矯正シミュレーションデータで治療後の歯並び予測を3D画像で日本の歯科医師と患者がチェックし、両者の同意が得られたらマウスピースの製作に入ります。

最終的には、国内の認可を得た材質を使用して、日本の歯科技工士によって製作されます。

矯正に掛かる期間と費用が明確

マウスピース矯正は、治療が計画通りに進まないことで費用・治療期間が変動しやすいですが、スマイルトゥルーは予知性が高く、治療前に費用・治療期間が明確に分かります。

マウスピースを作るための型取りは1回だけ

スマイルトゥルーではレーザースキャニングマシンを使用し歯科模型を3Dデータで作成できるので型取りが初回のみで良く、通院の度に型取りを行う負担がありません。

マウスピース矯正は、使用するメーカーによっては来院の度(2週間に1回など)に型取りが必要な場合があります。

【関連記事】
スマイルトゥルーのコンセプト、これからのマウスピース矯正について【SmileTRU Japan株式会社代表取締役×Smile Teeth 山本 スペシャル対談】

スマイルトゥルーのメリットとデメリット


どの矯正ブランドを選んでもメリットとデメリットは存在します。ご自身の生活スタイルや費用、希望する歯並びなどを考慮し歯科医師と相談した上で、最適な矯正方法を選ぶようにしてください。

スマイルトゥルーのメリット

①いつでも外せるので衛生的
②装置で口の中に傷ができにくい
③透明なので目立たない
④薄いので違和感が少ない
⑤普段通りの食事ができる
⑥コンピューター解析による模型作製で、型取りは初めの1回だけ
⑦仕上がりのシミュレーションが見られるので安心
⑧少しずつの移動なので歯や周辺組織に負担が少ない
⑨矯正期間と費用が明確
⑩金属アレルギーでも矯正できる

スマイルトゥルーのデメリット

①装着時間を守らなければ想定通りに歯が動かない
②対応できる症例が限定されている

【関連記事】
スマイルトゥルーの失敗例は?失敗を回避する5つのコツ

スマイルトゥルーで治せる歯並び


スマイルトゥルーでは以下のような歯並が適応範囲です。

  • 小臼歯までの軽度な歯並びの乱れやすきっ歯
  • 歯の移動のみで解決できる歯並び

小臼歯までの軽度な歯並びの乱れやすきっ歯

前から5番目の小臼歯までの軽度な傾きや捻れ、すきっ歯などの矯正治療に対応しています。

スマイルトゥルーでは歯並びをレベル別に分類しており、レベル1とレベル2までが適応範囲です。歯並びの状態に適しているかどうかは歯科医師の診断が必要です。

難易度 治療部位 マウスピース
の枚数
治療期間
の目安
レベル1 前歯部のみの移動で

治療可能なケース

6~10枚 3~5ヶ月
レベル2 小臼歯までの移動が

必要なケース

10~15枚 5~8ヶ月
レベル3 すべての歯の移動が

必要なケース
(基本的に上下顎)

32~36枚 8~10ヶ月
レベル4 事前に他の矯正装置での治療が

必要なケース

歯の移動のみで解決できる歯並び

単純に歯を動かすだけで無く、抜歯が必要な上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)や顎の大きさのアンバランスや顎のズレがあるなど、骨格そのものに問題があるケースには対応していません。

スマイルトゥルーの治療期間


部分矯正がメインとなるため治療期間は3~8ヶ月程度と比較的短期間で終了することが多く、通院のペースは2週間に1回ほどです。

歯並びの状況によって個人差はありますが、事前診断およびシミュレーションで期間の目安が分かっているので、治療期間が大きくずれることは少ないです。

ただし、1日の装着時間をきちんと守ることが前提ですので、自己管理をしっかり行う必要があります。装着時間を守らなければ、治療期間の延長や追加費用が発生する可能性があります。

スマイルトゥルーの費用


20~50万円程度の費用で収まるケースがほとんどです。

歯並びの状況によって使用するマウスピースの枚数には個人差がありますが、事前診断及びシミュレーションの段階で使用するマウスピースの枚数が決まるので、製作する前に明確な費用を提示できます。

スマイルトゥルーのマウスピース装着時間


スマイルトゥルーは1日20~22時間装着しておく必要があります。

外せるのは1日数時間で、基本的には食事と歯磨きのとき以外は装着しておくことになります。就寝中も装着しておかなければならないので、装着し始めのころには多少の違和感を感じるかもしれません。

また、マウスピースで歯を覆われることによって装着していないときとは舌の当たり方が少し変わってしまうので、喋りづらく滑舌が悪くなったように感じる方もいます。

マウスピースは薄い素材でできているので、大抵は1~3週間程度で慣れて違和感や滑舌の悪さなどは無くなるので、ノンストレスに近い状態で矯正治療を続けられます。

スマイルトゥルーとほかのマウスピース矯正の違い


マウスピース矯正が提供されるようになった当初は、数種類ほどしか種類がありませんでした。さまざまなブランドや歯科医師などが開発改善を繰り返し、現在では非常にマウスピース矯正ブランドが提供されるようになりました。

代表的な以下のマウスピース矯正ブランドをピックアップして、スマイルトゥルーと比較してみます。

システム名 適応範囲 費用 矯正期間 装着時間 型取りの回数
スマイルトゥルー 上下の歯20本(前から5番目の歯まで)の軽〜中度の症例 20万~50万円 3~8ヶ月 1日20時間 1回(CAD/CAMシステム)
インビザライン ほとんどすべての症例に対応可能 80万~100万円 2~2年半 1日22時間 1回(口腔内スキャナー)
キレイライン 上下の歯12本(前から3番目の歯まで)を重点的に治療、軽〜中度の症例 23.1万~41.8万円 5ヶ月~1年3ヶ月 1日20時間以上 マウスピースを製作するたび※コースの場合は3回分を同時製作
クレアコレクト 全顎的な軽〜中度の症例 35万~65万円 5ヶ月~1年3ヶ月 1日22時間 1回(口腔内スキャナー)
アソアライナー 上下の歯12本(前から3番目の歯まで)の軽〜中度の症例 40万~60万円 症例による 1日17時間 1ヶ月ごとに型取り
DENマウスピース 軽〜中度の症例 30万~120万円 症例による 1日8~10時間 2週間ごとに型取り
イークライナー 軽度な症例 40万~50万円 症例による 1日17時間 1回(CAD/CAMシステム)
アクアシステム 大きな歯の移動が無い症例 20万~30万円 症例による 1日20時間 4~6週間ごとに型取り

治療期間や費用は、適応している症例の難易度や歯科医院によって大きく異なります。

部分矯正は全体矯正と比べて治療期間が短く費用も安いため、動かす必要のある歯が適応範囲内なら、スマイルトゥルーなどの部分矯正がおすすめです。また、装着時間が短いマウスピースメーカーは同じ症例でも治療期間が長くなる場合があります。ライフスタイルと照らし合わせて装着時間を守れるマウスピース矯正を選ぶと良いでしょう。

マウスピース矯正のメーカーによっては型取りが通院の度に必要なものがあり、型取りが苦手な方は口腔内スキャナーやCAD/CAMシステムで型取りができるものを選ぶことをおすすめします。

インビザライン

アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース矯正装置で、日本では2006年から導入されました。世界100ヶ国以上で600万人以上の治療実績があります。

独自の技術により、ワイヤー矯正に匹敵するほど適応範囲が広いのが最大のメリットです。

キレイライン

マウスピースを1回分(ソフトとハードの2枚)から製作することができ、歯科医師と相談しながら、自分が納得する見た目になるまで治療を行うシステムです。

初期費用がリーズナブルで始めやすく、弾力性に優れたマウスピースを使うことで、つけ始めの痛みを感じにくいのが特徴です。

また、ホワイトニングも同時に行うことができます。

クレアコレクト

2006年に、歯科医師のWillis Pumphrey氏と、歯科技工士のPaul Dinh氏によって開発されました。歯肉に2mmほど掛かるマウスピース構造で、歯を効率的に動かせます。

アソアライナー

日本の株式会社アソインターナショナルによって開発されたシステムです。3段階の硬さのマウスピースを駆使して痛みの少ない矯正が可能です。

また、基本的にマウスピース矯正は虫歯などができた場合に並行して治療を行えませんが、アソアライナーは型を取る頻度が多いので虫歯ができても並行して治療できます。

DENマウスピース

「でん歯科」院長の石田一生氏が開発したマウスピース矯正装置です。

ほとんどのマウスピース矯正の1日の装着時間が20時間以上あるのに対して、8~10時間の装着で済む代わりに治療期間その他のシステムに比べ長くなります。治療前のシミュレーションシステムはありません。

イークライナー

韓国の矯正歯科医師の金泰元氏が開発したマウスピース矯正装置です。痛みの軽減を目指し、マウスピースに3段階の硬さを設定しています。

アクアシステム

ハーバード大学教授の宮島邦彰氏が開発した、日本国内ではもっとも歴史のあるマウスピース矯正装置です。軽度症例の矯正に向いているシステムです。

【関連記事】
マウスピース矯正の役割とスマイルトゥルー|土屋先生とSmile Teeth 山本のスペシャル対談

まとめ

スマイルトゥルーは、前歯の歯並びの改善に特化したマウスピース矯正です。目安の治療期間は3〜8ヵ月で、費用は20〜50万円程度になるため、気軽に始められます。

マウスピース矯正を検討している方は、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較し、自分に合ったものを選択しましょう。

スマイルティース編集部おすすめのマウスピース矯正

マウスピース矯正は、マウスピースの取り外しが簡単であることや、透明で矯正していることを気づかれにくい点が特徴です。スマイルティースでおすすめのマウスピース矯正を紹介します。

キレイライン矯正

22,000円(税込)から始められる、経験豊富な歯科医師が監修を行うマウスピース矯正です。公式サイトには豊富に症例が掲載されています。

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Oh my teeth

LINEやビデオ通話を駆使した、原則として通院不要のマウスピース矯正です。料金体系が明確で安心して歯列矯正を始めることができます。

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スマイルトゥルー

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治療前のヒアリングが評判の歯列矯正です。お口の状態を丁寧にヒアリングし、最適な歯並びを提案してもらえます。

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ゼニュム

専用アプリを使用して、クリニックに通わなくても歯科医師から定期的にチェックを受けられるマウスピース矯正です。最低限の通院回数で理想的な歯並びが実現します。

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ホワイトライン

医師と相談して、希望の期間(最短3ヶ月)で治療を受けられるマウスピース矯正です。マウスピース矯正と同時にホワイトニングもできるので、歯並びを整えながら白く美しい歯を目指せます。

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hanaravi

継続率98.3%(※1)、平均通院回数が1.3回(※2)と挫折しにくいマウスピース矯正です。矯正専門の歯科医師が在籍しているため、自分に合った矯正方法を提案してもらえます。

※1.2021年4〜8月の渋谷院の患者を対象とした実績値
※2.中央値1回、2021年9月矯正完了の患者を対象とした実績値

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ウィスマイル矯正

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