オペラグラスってどんな矯正?特徴を解説|ワイヤー矯正との違い

マウスピース矯正ブランドに「オペラグラス」があります。名前は聞いたことがあるけれど一体どのような矯正なのか気になる方は多いのではないでしょうか。オペラグラスの特徴とワイヤー矯正との違いを解説します。

この記事の結論

・オペラグラスは透明で目立たないマウスピースを使用して行うマウスピース矯正である

・新たな3D技術によって製作したマウスピースを週に一度交換し矯正治療を行う

・マウスピース矯正とワイヤー矯正では見た目、矯正適応範囲、通院頻度、管理方法などの違いがある

オペラグラスってどんな矯正?|特徴やマウスピース製作方法

オペラグラスの特徴やマウスピースの製作方法から、オペラグラスがどのような矯正なのかを解説します。

目立たずできるマウスピース矯正

オペラグラスは透明で目立たないマウスピースを使用するマウスピース矯正です。一般的なワイヤーを使って行うワイヤー矯正では見た目が気になって躊躇していた方も抵抗を感じず矯正治療を始められます。

マウスピースにはペットボトル同様の汚れが付着しづらい素材を用いて、常に清潔なマウスピースを使用できます。またその素材から金属アレルギーがある方でも安心して矯正治療を行えます。

食事や人前に立つときなど、マウスピースが気になるときには取り外すことができます。

新たな3D技術によってマウスピースを制作

オペラグラスは従来のマウスピースを制作する2つの方法のメリットを合わせ持った新しい3D技術によってマウスピースを製作します。

従来のマウスピース製作法のひとつは3Dコンピューターで初診時の歯型から矯正完了時までの30~50個のマウスピースを一度に製作する方法です。この方法は治療前に一度にマウスピースが製作され受け取れるので、通院や型採りなど患者の負担は少ないです。

しかしマウスピース製作時のシミュレーション通りに歯が動いていなかったり、途中で歯の形態が変わるような歯科治療を行ったときなどは、再度マウスピースを製作し直す必要があり、当初製作したマウスピースを使用できなくなってしまうリスクが考えられます。

もう一方のデジタルカメラで撮影した画像からマウスピースを製作する方法は、定期的に採取した歯型からマウスピースを製作するので歯の移動量や変化に対応することができます。

しかしデジタルカメラの平面図では限られた方向からしか歯の移動量を確認できず、術者の技量や経験によりマウスピースの良否が左右される傾向にあります。

そこでオペラグラスは3DでCTのような断面画像によるシミュレーションを行い、3~4週間に一度の間隔で歯型を採取し正確なマウスピースを製作するという、従来の方法のメリットを合わせ持つ矯正システムで治療を進めていきます。

週に一度のマウスピース交換で確実に矯正治療が行える

オペラグラスでは0.5mm・0.625mm・0.75mmの厚みの違うマウスピースをそれぞれ1週間ずつ使用します。厚みの違うマウスピースで徐々に歯を動かすので、痛みが出づらく確実に理想的な歯並びに近づけることができます。

マウスピースは基本的には歯磨きや食事のとき以外は1日20時間以上装着することを推奨しています。

オペラグラスとワイヤー矯正を比較

オペラグラスはワイヤー矯正と比較して見た目が気にならないマウスピース矯正であることは解説しました。その他にはどんな違いがあるのか、マウスピース矯正であるオペラグラスとワイヤー矯正を比較してみました。

見た目

オペラグラスのようなマウスピース矯正は透明なマウスピースを使用するため、ワイヤー矯正と比べて見た目が気にならないことは解説しました。しかしそれはワイヤー矯正のブラケットと呼ばれるワイヤーを通すことのできる装置が金属でできているものを使用している場合です。

ブラケットが透明や白いもの、ワイヤーが白くコーティングされたものといった審美性を考えられた矯正装置もあります。またワイヤー矯正の装置を正面から見えづらい裏側に装着する裏側矯正という方法もあります。

適応範囲の違い

オペラグラスはガタガタした歯並び(叢生)や矯正治療後に何らかの原因で歯並びが戻ってしまう後戻りの治療、噛み合わせを良い方向に導く咬合誘導などを行えます。

一方、ワイヤー矯正はマウスピース矯正では難しい重度の歯並びの悪さにも適応します。重度の叢生、上の前歯が前方に傾斜した出っ歯(上顎前突)などの治療を行えます。

オペラグラスのようなマウスピース矯正は比較的軽度~中度の歯並びに適していて、抜歯をして歯を移動させるスペースをつくらなければ矯正治療を行えない症例には向きません。

ワイヤー矯正は抜歯をして大きく歯を移動させることには適していますが、顎の大きさやバランスに問題があり歯並びが悪くなってしまった骨格性の症例には適応していません。

通院・管理

オペラグラスは3~4週に一度歯型を採取するために通院しますが、マウスピース矯正ブランドによっては1~3ヶ月に一度程の通院という場合もあります。ワイヤー矯正では歯並びや医院によって違いはありますが、1~2ヶ月に一度の通院が必要です。

また矯正装置の管理については、ワイヤー矯正は矯正器具が歯に装着してあるので通院時に医師によってワイヤーが取り外され調整が行われます。オペラグラスのようなマウスピース矯正はマウスピースの取り外しや保管、装着時間など自分で管理する必要があります。

特に装着時間は決められた時間装着しないと効果が得られず矯正治療がスムーズに進みません。

食事・歯磨き

オペラグラスは食事や歯磨きの際には取り外すことができます。食事の後にマウスピースを装着するときは歯磨きをして清潔な状態で装着するのが望ましいでしょう。

一方、ワイヤー矯正は取り外すことはできないため食事の際に食べ物が挟まってしまったり食べ物によっては器具にくっついてしまうことも考えられます。食事後はできるだけはやく歯を磨いたり、歯磨きの時には歯間ブラシなどの補助用具を使う工夫をするとよいでしょう。

治療の痛み

矯正は歯を動かして行う治療なので少なからず痛みは伴います。マウスピース矯正であれば新しいマウスピースに交換後、ワイヤー矯正ではワイヤーを調整して締めた後に痛みが出やすい傾向があります。

この痛みが歯を動かすために力がかかることで生じるもので、個人差はありますが矯正治療後3~6時間後から痛みが出始めて36時間後がピークであるといわれています。その後徐々に痛みは治まり、3日~1週間後には痛みは感じなくなるでしょう。

ワイヤー矯正では矯正装置のブラケットが頬や唇に当たり痛みが出たり口内炎ができたりすることがあります。マウスピース矯正ではそのような心配はないといえるでしょう。

オペラグラスとワイヤー矯正どちらを選ぶべき?

オペラグラスがどのような矯正なのかということと、オペラグラスのようなマウスピース矯正とワイヤー矯正と比較した違いを解説しました。どちらにもよい点が多くあるので、現状の歯並びやライフスタイルなど合わせて自分に合った治療法を選びましょう。
まずは一度歯科医院で相談してみてください。

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