電動歯ブラシは高い安いでは選んではいけない|選び方や違いを解説

電動歯ブラシを毎日の歯磨きに取り入れたいと思ったときに、気になるのはそのお値段です。近頃は比較的購入しやすい値段から高級なものまで、さまざまな電動歯ブラシが販売されています。

電動歯ブラシを初めて使う方や出先や職場で使おうと思っている方に、電動歯ブラシを選ぶコツや値段による違いを解説します。

この記事の結論

・電動歯ブラシは高いか安いかで選ばずに自分の口の中の状態やライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切

・安い電動歯ブラシと高い電動歯ブラシでは能力や機能に違いがある

・安い電動歯ブラシでも正しく使えば十分ブラッシング効果を発揮できる

電動歯ブラシを高い安いで選んではいけない|確認するポイント

電動歯ブラシを選ぶときに値段はもちろん重要です。ただ、毎日の歯のケアに使うことになるので、大切なのは自分に合った使いやすくて続けやすい電動歯ブラシを選ぶことです。またコストパフォーマンスが高い電動歯ブラシを選びましょう。

駆動方式を確認する

歯ブラシが往復して振動し、汚れを落とす振動式電動歯ブラシは比較的手ごろな価格です。通常の歯ブラシで歯磨きをする動きと同じ方向に動くので、電動歯ブラシを初めて使う方でも違和感なく使えるでしょう。

その他にはブラシ部分が回転することで汚れをとる回転式、音波や超音波の振動で汚れを浮かして落とす音波式、超音波式があります。いずれも価格帯は幅広いですが、機能がシンプルで少ないものは比較的手ごろな値段の傾向があります。

ブラシ部分や本体の大きさを確認する

電動歯ブラシにはブラシ部分が丸型のものや、毛先が細くなっているものなどさまざまな種類があります。また持ち手部分の太さや、本体の重さもさまざまです。値段に関係なく自分の口の中の状況に合ったブラシ部分の形状を選びましょう。

歯並びが悪い方や口が小さい方はブラシ部分が大きいと磨きずらく、奥歯を磨くときにも歯ブラシが入りにくくなってしまいます。ブラシ部分が小さめで幅があまり太くないものを選びましょう。

電動歯ブラシを持ち運びしたい方や、筋力が弱っている方は軽量タイプの電動歯ブラシがいいでしょう。

コストパフォーマンスを確認する

購入時の価格も重要ですが、電動歯ブラシを長く使うのであればコストパフォーマンスが高いものを選びましょう。

電池式の電動歯ブラシは比較的手ごろな値段で、バッテリーを搭載していないので軽量なものが多く、電動歯ブラシを手軽に試すことができます。しかし電池交換の必要があるので、使用頻度によっては充電式のもののほうがコストパフォーマンスは高いことがあります。

また、電動歯ブラシのブラシ部分は3ヶ月に1度は交換が必要であるといわれています。替えブラシの金額が高いものだと、続けて使っていくうえで費用が掛かってしまうので購入時は確認が必要です。

使用頻度や使用する時間と値段を考え、コストパフォーマンスのよいものを選びましょう。

電動歯ブラシの安いものと高いものの違い

幅広い価格帯の電動歯ブラシが販売されていますが、安い電動歯ブラシと高い電動歯ブラシとでは一体何が違うのでしょうか。

ブラッシング能力の違い

振動数や回転数が多いものほど高価になりやすいです。振動数や回転数が多いとより効果的に全体をきれいにすることができ、ブラッシング時間が短縮します。

超音波式電動歯ブラシは微細な振動で汚れを浮かせて落とします。さらには、手磨きでは落とすことができないバイオフィルムを破壊し除去します。バイオフィルムとはむし歯の原因となる細菌がかたまり膜となり歯に付着したもので、むし歯や口の中のねばつきの原因になります。

機能性の違い

搭載されている機能が多いと本体価格は高くなります。自分にはどのような機能が必要なのか確認して選択しましょう。

着色除去や舌をクリーニングする機能が備わっているものや、磨く部位によって動き方が変わる機能が搭載されているものがあります。ブラッシング圧を感知するセンサーが付いているものは、力の入れすぎにより歯が削れ知覚過敏になることを防ぐ効果があります。

スマートフォンと連動しているものが多くなっていて、アプリで磨けていない場所やブラシを交換する時期を知らせてくれます。

電源方式の違い

電源方式が電池を使うものは比較的安価な傾向です。電動歯ブラシの電源方式は電池式と充電式があります。
電池式の電動歯ブラシは本体代はバッテリーが搭載されていないため比較的安価ですが、電池は交換する必要があるので電池代はかかります。高い電動歯ブラシだと、充電式のものが多くUSB充電に対応しているものもあります。

付属ブラシの違い

高価なものにはさまざまな種類のブラシが付属されていることがあります。着色除去用、歯周ポケット用など用途に応じたブラシを取りつけて使用できます。

しかし、数種類のブラシを使いこなすには手間と時間がかかってしまいます。あまり手間や時間をかけたくないと考えている場合は、最初は最低限必要なブラシが付いている物を選びましょう。

電動歯ブラシは安くても正しく使えば効果を発揮する|正しい使い方

高価な電動歯ブラシは高機能ですばらしい商品が多いです。しかし、正しく使わなければ効果を発揮することができず、十分なセルフケアを行うことができません。反対に安い電動歯ブラシでも正しく使って手磨き以上の効果を得ることは可能です。

歯ブラシは正しく当て、力は入れすぎない

電動歯ブラシは汚れがたまりやすい部分に正しく当てて、力の入れすぎには注意しましょう。歯の表面や奥歯のかみ合わせの部分には歯ブラシを90°に当てて磨きます。歯と歯ぐきの境目の部分には歯周ポケットといわれる隙間があり、汚れがたまりやすいので歯ブラシを45°に当て汚れをかき出しましょう。

手磨きでも同じですが力を入れて磨くと歯ぐきを傷つけてしまったり、歯が削れて染みる原因になります。特に電動歯ブラシでは歯ブラシ自体が動いているので、さらに気をつけなければなりません。

電動歯ブラシを使うときは少しずつ移動させながら磨きます。決して力を入れて大きく動かさないよう注意しましょう。

研磨剤入りの歯磨き粉は使わない

電動歯ブラシの場合、電動で歯ブラシが動くので歯磨き粉の研磨剤によって歯が削れてしまいます。研磨剤不使用の歯磨き粉や付属の電動歯ブラシ専用のものを使いましょう。

電動歯ブラシは正しく選んで使いましょう

電動歯ブラシを選ぶときに値段はもちろん重要ですが、自分の口の中の状態や悩みを解決してくれるようなに電動歯ブラシを選ぶことが大切です。また正しい使い方をしなくては、せっかくの電動歯ブラシの効果が発揮できなくなってしまいます。
電動歯ブラシを正しく使って、むし歯や歯周病を予防しましょう。

スマイルティース編集部おすすめの電動歯ブラシ

多機能な電動歯ブラシを紹介します。

ハイブリッド電動歯ブラシ【シャイニーキャビテック】


シャイニーキャビテックは、ホワイトニング、電動歯ブラシ、美顔器の3役を兼ね備えた、ハイブリッド電動歯ブラシです。

毎秒42,000回の超音波振動スクレイパーで、歯を傷つけずに歯垢や着色汚れを落とします。

シリコンブラシを用いれば、舌苔の除去、高速音波振動による歯茎のマッサージ、口の内側からの表情筋マッサージも可能です。

ホワイトニング、虫歯、歯周病ケアはもちろん、フェイシャルケアもしたい人におすすめです。

シャイニーキャビテックの購入はこちらから

オムロン 音波式電動歯ブラシ メディクリーン

オムロン 音波式電動歯ブラシ メディクリーン ブラック HT-B324-BK

歯周病の原因になる歯周ポケットの汚れを落とすために、歯ブラシを当てる最適な角度を光で知らせしてくれる機能が搭載されています。歯ぐきのケアを考えている方におすすめです。

Amazonでの購入はこちら

フィリップス ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000

スマートフォンと連携して、アプリで毎日の歯磨きの回数や時間、ブラッシング圧が的確かどうかを記録できます。グラス型の充電器がスタイリッシュです。

Amazonでの購入はこちら

楽天での購入はこちら