クリニカの歯磨き粉は研磨剤なし?正しい使い方や注意点を解説

ライオンから発売されている歯磨き粉「クリニカ」ですが、お手軽なお値段でコンビニやドラッグストアで気軽に購入できるので使用したことがある方も多いのではないでしょうか。しかしそのクリニカに研磨剤が配合されているかどうかはあまり知られていません。

そこでクリニカの種類や特徴、研磨剤の有無などのついて解説します。また研磨剤が配合されていない歯磨き粉に関しても、使うのをおすすめの方や正しい使い方などあわせて解説します。

この記事の結論

・クリニカには無水ケイ酸という研磨剤が配合されている

・歯磨き粉に研磨剤が配合されているかどうかは成分表を確認する

・電動歯ブラシを使用している、知覚過敏、乳歯や歯が生えたばかりの子供は研磨剤が配合された歯磨き粉を使用しないこと

クリニカの歯磨き粉は研磨剤なし?|クリニカの特徴や成分

クリニカには目的や効果の違う下記の5つの種類があります。

  • クリニカ
  • クリニカ アドバンテージ
  • クリニカ NEXT STAGE+ホワイトニング
  • クリニカ NEXT STAGE+知覚過敏ケア
  • クリニカ エナメルパール

クリニカの歯磨き粉は研磨剤が入っている

5種類あるクリニカの歯磨き粉にはいずれも研磨剤が入っています。クリニカには無水ケイ酸という研磨剤が配合されています。
なおクリニカの学童期向け歯磨き粉「クリニカKid’sハミガキ」には研磨剤の無水ケイ酸が配合されていて、歯の生え始めから使用できる「クリニカKid’sジェルハミガキ」には研磨剤は配合されていません。

研磨剤はお茶やコーヒー、タバコのヤニなど歯の表面に色素が沈着したステイン(着色)を落とす働きをしています。

フッ素が配合されている

クリニカにはフッ素が配合されています。

むし歯の原因菌が食べかすから糖分を分解し生成した酸によって、歯の表面にあるエナメル質からカルシウムやリンが溶けだすことを脱灰といいます。フッ素は溶けだしたカルシウムやリンを修復する再石灰化を促す働きをします。

またむし歯の原因菌が酸を生成する働きを抑制し、フッ素が生成したフルオロアパタイトという物質により歯質を強化し虫歯になりにくい歯にする働きがあります。

フッ素は配合濃度の上限が1500ppmと定められており、高濃度のフッ素であるほどむし歯の予防効果は高いといわれています。クリニカには濃度は違いますがフッ素が配合されているので、むし歯予防にも効果的だといえます。

クリニカ クリニカ アドバンテージ クリニカNEXT STAGE+ホワイトニング クリニカNEXT STAGE+知覚過敏ケア クリニカ エナメルパール
研磨剤の使用
フッ素配合 〇(1450ppm) 〇(1450ppm) 〇(1450ppm) 〇(1450ppm)

研磨剤なしの歯磨き粉の見分け方

研磨剤配合の有無は歯磨き粉の成分表を確認しましょう。研磨剤は歯磨き粉の成分表には「清掃剤」と表記されていることが多いです。

研磨剤不使用、研磨剤無配合と表記されている歯磨き粉もあります。歯磨き粉に配合されている研磨剤はさまざまな種類がありますが、以下のようなものです。

  • 炭酸ナトリウム
  • 無水ケイ酸(シリカ)
  • 炭酸カルシウム
  • リン酸カルシウム
  • 水酸化アルミニウム
  • 重質炭酸カルシウム

研磨剤なしの歯磨き粉がおすすめの方

ステイン(着色)を落とす働きをしている研磨剤ですが、研磨剤が配合されていない歯磨き粉を使うのがおすすめな方もいます。

電動歯ブラシを使用している方

電動歯ブラシを使用している方は研磨剤不使用の歯磨き粉がおすすめです。電動歯ブラシは通常に歯ブラシで歯磨きするより磨く力が強く、研磨剤入りの歯磨き粉を使うと歯の表面が削れる恐れがあります。

知覚過敏の方

研磨剤が入った歯磨き粉を使って過度な力で歯磨きすると、歯の表面が削れて知覚過敏の原因になります。すでに知覚過敏の方もさらに症状を悪化させる恐れがあるので注意が必要です。

研磨剤不使用の歯磨き粉を使い、歯が削れてしまわないよう力を入れて歯ブラシを大きく動かして磨くのはやめましょう。

乳歯や永久歯が生えたばかりの子供

まだ乳歯の子供や永久歯が生えたばかりの子供は、研磨剤が配合されていない歯磨き粉を使いましょう。乳歯や生えたばかりの永久歯は歯の表面のエナメル質がやわらかく薄いです。歯の表面が傷つきやすいので、研磨剤が配合されている歯磨き粉は避けましょう。

クリニカや研磨剤なしの歯磨き粉の正しい使い方、注意点

歯磨き粉の正しい使い方や注意点を解説します。

歯磨き粉のつけすぎに注意

歯磨き粉は適正な量をつけ磨きましょう。研磨剤なしの歯磨き粉は歯が削れる心配はありませんが、研磨剤が配合されている歯磨き粉はつけすぎると歯の表面が削れやすくなってしまいます。

歯磨き粉の量をつけすぎるとよく泡立つため磨けた気分になってしまい、全体がきれいになっていないのにも関わらず歯磨きを終えてしまうことが考えられます。

また歯磨き粉は年齢によって適正な量があります。15歳以上は1~2㎝程度、6~14歳は1㎝程度、3~5歳は5㎜程度、2歳以下は1~3㎜程度といわれています。

歯ブラシは濡らさない

歯磨き粉をつける前に歯ブラシを濡らすのはやめましょう。歯磨き粉が泡立ちやすくなり、泡を流すためにうがいをして全体がきれいになる前に歯磨きを終了してしまいます。

ステインが気になる場合はすぐに対処する

研磨剤なしの歯磨き粉はステイン(着色)を落とすことはできないので、ステインが気になる場合は食後にすぐにうがいや歯磨きをするなどして対処しましょう。

またはステインがついてきたら定期的に歯科医院でクリーニングしてもらうのもおすすめです。ステイン除去成分が配合されている歯磨き粉を使えば毎日のホームケアも可能です。

クリニカや研磨剤なしの歯磨き粉を正しく選んでセルフケアしましょう

歯磨き粉クリニカの特徴や研磨剤の有無などについて解説しました。クリニカは研磨剤が配合されている歯磨きですが、研磨剤なしの歯磨き粉がおすすめの方もいます。自分に合った歯磨き粉を選択してセルフケアしましょう。

スマイルティース編集部おすすめのクリニカの歯磨き粉

おすすめのクリニカの歯磨き粉を紹介します。

クリニカ アドバンテージ ハミガキ シトラスミント

高濃度フッ素でむし歯の発生と進行をしっかり防ぎます。シトラスミントの香味がすっきりさわやかです。

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クリニカ NEXT STAGE+ホワイトニング

むし歯を予防する高濃度フッ素に加えて、ステインを浮かせて落としやすくするポリアクリル酸ナトリウムを配合しています。むし歯と着色のふたつの予防が同時に行えます。

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