白い歯と健康的な歯茎を手に入れる!ホワイトニングのふたつの「ガム」

スルガ

白い歯と健康的な歯茎を手に入れる!ホワイトニングのふたつの「ガム」

今回はホワイトニングに関するふたつの『ガム』について解説します。

この記事の結論

・ガムには食用の「ガム」と歯茎の「Gum」という意味がある

・食用のホワイトニングガムは歯に沈着する着色を予防できる

・歯科医院では歯茎を健康的な色にするガムホワイトニングという施術がある

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ホワイトニングの『ガム』には2種類ある


ホワイトニングのガムには食用の「ガム」と、歯茎を英語にしたときの「Gum」の2種類の意味があります。

前者は歯を白く保つための食用のホワイトニングガム、後者は歯茎の色素沈着を落として健康的な色にするガムホワイトニングのことを指します。いずれも白い歯と綺麗な口元を目指すために有効なケアや処置です。

食用の『ガム』

食用のガムは歯のホワイトニング成分が含まれたものがあり、ホワイトニング効果や虫歯予防効果が得られます。

ホワイトニング効果のあるガムにはメタリン酸ナトリウムが含まれており、コーヒーや紅茶などの色素が歯に付着するのを防止し、歯を白く保つためのサポートに向いています。

ホワイトニング成分が含まれているガムは、スーパーやドラッグストアで手軽に購入できます。

歯茎の『Gum』

歯茎のGumは歯茎の色素沈着を落として健康的な色にするガムホワイトニングを指します。

ガムホワイトニングとは歯科医院で施術が受けられる歯茎のホワイトニングのことで、ガムピーリングとも呼ばれます。

紫外線、受動喫煙を含むタバコ、口呼吸によるメラニン色素の沈着、金属の詰め物による歯茎の黒ずみを薬剤やレーザーを使用して改善します。

食用ホワイトニングガム


ホワイトニング効果のあるガムには元の歯を白くする効果はありませんが、上手く使用すれば着色や歯の黄ばみを予防してくれる優れものです。

ホワイトニング成分

ホワイトニングガムの成分には、厚生労働省認定の食品添加物であるメタリン酸ナトリウムが配合されています。これは歯科医院のホワイトニングでも使用されるポリリン酸ナトリウム・ピロリン酸ナトリウムといった成分と同じ効果があり、歯の表面のエナメル質への着色を防ぎます。

なおメタリン酸ナトリウムは、ハムやソーセージなどの加工食品にも使われており、食品の味や風味を損なわず、身体に害の無い成分です。

効果

ホワイトニングガムを噛むとメタリン酸ナトリウムが歯の表面に吸着して、最長24時間の着色の抑制効果が得られます。

メタリン酸ナトリウムのほかにカルシウムやキシリトール、リカルデントなどが配合されているものは、エナメル質の回復や再石灰化を促進し、歯の表面をツルツルにして着色をつきにくくする効果があります。

歯の表面が粗雑だと着色汚れが定着しやすいため、ホワイトニングガムを選ぶときはこれらの成分が配合されているかチェックすると良いでしょう。

有効な使い方

コーヒーなどの着色しやすい飲み物や食べ物を摂取したすぐあとにホワイトニングガムを噛むと、歯への着色を防いで白い歯をキープできます。

ただメタリン酸ナトリウムはすでに歯のエナメル質に沈着している色素にはあまり効果が期待できません。また元の歯の色を白くする効果もないので、注意しましょう。

日頃の飲食で歯の表面に着いた色素がエナメル質内部に染み込むと、歯磨きやホワイトニングガムでは落とせない黄ばみや着色となります。

そのため、着色汚れが停滞しないように、着色の強い飲食物を摂取した後にホワイトニングガムを噛むと良いでしょう。

ガムホワイトニングの種類


歯茎を健康的なピンク色にする方法には以下のような施術があります。

  • ガムホワイトニング①:ケミカルピーリング
  • ガムホワイトニング②:レーザーガムピーリング
  • ガムホワイトニング③:歯周外科手術

歯のホワイトニングと同時に行うと、白い歯が際立ってより美しい口元を目指せます。なお費用は自費診療のため歯科医院によって異なりますが、1回の施術で5,000〜10,000円前後が一般的です。

ガムホワイトニング①:ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、「薬剤除去法」とも呼ばれており、フェノールという薬剤を使用して歯茎の生まれ変わりを促進し、メラニン色素を除去する方法です。喫煙や紫外線、口呼吸などによる歯茎の黒ずみに効果的です。

1回の施術で歯茎の黒ずみへのフェノールの塗布と洗浄を3回ほど繰り返します。2〜3日後に歯茎の膜がはがれ、1〜2週間ほどで綺麗なピンク色の歯茎に変わります。

フェノールやアルコール類にアレルギーがある場合は施術できないので注意しましょう。

ガムホワイトニング②:レーザーガムピーリング

レーザーガムピーリングとは、歯茎にレーザーを照射することで、メラニン色素の沈着を除去する方法です。

ケミカルピーリングと比べて治療時・治療後の痛みやしみる感覚が少なく、治りが早いのが特徴です。表皮の0.01~0.02mmほどの深さまでしかレーザーが当たらないためダメージも少なく、3日ほどでレーザーの痕も分からなくなります。

通院は1~3回が目安ですが、メラニン色素の層が厚いほど回数が掛かります。

ガムホワイトニング③:歯周外科手術

歯周病外科手術とは、色素が歯茎の奥深くまで浸透している場合に歯茎を切除してメラニン色素を除去することです。

被せ物や人工の歯に使われている金属が溶け出して黒くなっている歯茎はレーザーや薬剤のガムホワイトニングでは改善されないことが多く、そのような症例で用いられます。

また、原因となる金属の被せ物をセラミックなどのメタルフリーに変更しないと再発することがあるため、被せ物の再作成も併せて行う必要があります。

ガムホワイトニングの注意点


ガムホワイトニングでは、以下のような注意点があります。

  • ガムホワイトニングの施術後は、辛い物や塩辛い物など、刺激の強い食べ物は控えましょう。
  • 痛みには個人差があり、火傷のようなヒリヒリ感が出ることがあります。
  • 施術後、2〜7日間くらい歯茎が白っぽくなりますが、少しずつ白濁は消失して健康的な歯茎の色に変わります。
  • 喫煙が習慣化しているなど、生活習慣によって再発することがあります。
  • 歯周病などによる歯肉の炎症がみられる方、妊娠中の方、保護者の同意が得られない18歳未満の方は施術できません。

まとめ


今回は2つのホワイトニングの『ガム』について紹介しました。ホワイトニング効果のあるガムは歯の着色や黄ばみを予防するもので、ガムホワイトニングは黒ずんだ歯茎をピンク色に改善することです。同じ呼び方でも両者の意味は違ったものになります。

ガムホワイトニングが施術できる歯科医院は限られているため、気になる方は問い合わせてみましょう。

ホワイトニング効果を持続させたい!おすすめのケアグッズ


ホワイトニング効果を持続させるには、普段の歯磨き粉をホワイトニング効果のあるものに変えてみましょう。ホワイトニング歯磨き粉に含まれている成分には、着色汚れを除去したり、着きにくくしたりする効果があります。

またホワイトニングしたあとの歯をミネラルパックするのもおすすめです。そこでスマイルティース編集部おすすめのホワイトニング歯磨き粉、ミネラルパックを紹介します。

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