出っ歯を削ることで治せる?歯を削るデメリットと出っ歯への対処法

出っ歯になると見た目が良くないため、コンプレックスを持つ方もいらっしゃると思います。出っ歯を改善する場合、一般的には歯列矯正をイメージすることが多いのですが、その前段階の処置として出っ歯を削ることもあります。
では、出っ歯を削ることによって、どのようなメリットが得られるのでしょうか。反対に、歯を削ることによるデメリットはないのでしょうか。出っ歯の改善法と併せてご紹介します。
・出っ歯は削って治すことはできない
・矯正治療の過程でスペースを確保するために出っ歯を削ることがある
・出っ歯には様々な治療法がある
おすすめのマウスピース矯正4選
~目立ちにくいマウスピース矯正!圧倒的な症例の実績!~
~原則、通院不要のマウスピース矯正~
~月々3,000円から始められる歯列矯正~
~治療期間は最短3ヶ月!短期間で可能な歯列矯正~
歯列矯正をおこなう場合、歯と歯の間のスペースが十分ではないときに、歯と歯の間を少しだけ削る(ストリッピングと言います)ことがあります。歯列矯正のスペースを確保する場合、専用のやすりやバーが用いられます。
やすりには手動のものと電動のものがあります。やすりの太さによって、歯を削る量が調整可能です。
専用のやすりで削るよりは早いのですが、タービンの音が怖い人もいます。虫歯を削るときよりもかなり細いバーを用いて慎重に削るのが特徴です。
ディスクにはいろいろな厚みがあるため、歯の削る量を調整することが可能です。バーの場合と同様、タービンの音が怖いという人もいます。
出っ歯を削るメリットとしては、以下のようなものがあります。
ただし、トゥースサイズレイシオ(歯列の調整をする際の評価基準)によっては、
出っ歯の両サイドを適度に削り、そのうえで歯列矯正をおこなった場合、
出っ歯を削ったうえで適切な歯列矯正をおこなった場合、左右の歯と歯が点ではなく面で接するようになります。その結果、矯正を終えた後も歯列が崩れにくくなるため、
出っ歯を削るデメリットには以下のようなものがあります。
出っ歯を削ることで、歯全体のバランスが悪くなると、
特に前歯の場合、歯の根元は太く、先に行くにしたがって細くなるという構造をしています。そのため、歯を削ることのみによって歯並びを整えようとした場合、左右の歯で厚みが異なることとなり、見た目が不自然になってしまうのです。
歯の表面には、歯を守るためのエナメル質があります。ところが、歯を削ってエナメル質が失われ、その下にある象牙質がむき出しになると、
歯を削ることで、歯を守ってくれているエナメル質が失われると、
特に日本人は民族的にエナメル質が薄いとされているため、歯を削ることはなるべく必要最小限にすることが重要です。いったん歯を削ってしまうと、再度削らなくてはならなくなることも多く、
そのため、できるだけ歯を削る量は最低限にとどめ、その他の方法で出っ歯を矯正することがおすすめです。
歯を削る以外の出っ歯の改善法としては、マウスピースを装着することや、裏側矯正をおこなうこと、外科的手術をおこなうこと、出っ歯を削ってセラミックをかぶせることなどがあげられます。
ですが、ワイヤー・ブラケット(歯列矯正に用いる専用の器具)を用いる場合よりも、改善に時間がかかることが一般的です。
マウスピースは付けたり外したりできるため、歯磨きをしやすいというメリットがあるものの、つけ忘れないようにするなど、自分でしっかりと管理することも必要となります。
ワイヤー・ブラケットを装着することによって、裏側から矯正をおこなうと、出っ歯を改善することが期待できます。ただし、ワイヤー・ブラケットをオーダーメイドで作成する必要があるため、
ですが、歯の裏側から矯正をおこなうため、目立たないというメリットがあります。
ワイヤー・ブラケットの装着と並行してインプラント治療をおこなうことで、ワイヤー・ブラケットだけで矯正をおこなうケースよりも、治療効率を高めることが可能です。
また、
ただし、インプラントをおこなう際に手術が必要となるため、骨格が原因となっている出っ歯の場合、歯を動かす矯正治療では限界があります。そのような場合、外科的手術をおこなうという方法もあります。
骨格が原因となる出っ歯を改善する唯一の方法ではありますが、手術が必要となるため、身体への負担が大きいというデメリットもあります。
外科的手術も矯正治療も保険診療となるため、経済的負担は少ないです。
また、出っ歯を抜いてしまい、セラミック製の差し歯を装着するという方法もあります。
歯を削ったり抜いたりして、セラミックをかぶせるだけの治療であるため、治療期間が短いというメリットがあります。ですが、
出っ歯を削るという方法だけで、歯並びを改善したり、見た目を良くしたりする方法はあまりお勧めできません。なぜなら、削ってしまった歯は二度と再生しないからです。
あくまでも歯を削るのは、歯列矯正をおこなう際のスペースを確保するためです。必要最低限だけ歯を削り、そのあとに矯正治療をおこなうことが、一般的な出っ歯の改善法となっています。
出っ歯を改善する方法としては、ほかにもマウスピースや裏側矯正といった安全な方法があげられています。出っ歯を改善するなら、まずは歯科医に相談したうえで、自分に合った改善法を選びましょう。
マウスピース矯正は、マウスピースの取り外しが簡単であることや、透明で矯正していることを気づかれにくい点が特徴です。スマイルティースでおすすめのマウスピース矯正を4つ紹介します。
22,000円(税込)から始められる、経験豊富な歯科医師が監修を行うマウスピース矯正です。公式サイトには豊富に症例が掲載されています。
LINEやビデオ通話を駆使した、原則として通院不要のマウスピース矯正です。料金体系が明確で安心して歯列矯正を始めることができます。
月々3,000円、最短3ヶ月で利用できるマウスピース矯正です。国家資格を持つ歯科技工士が、高品質なマウスピースを国内で自社製造しています。
治療前のヒアリングが評判の歯列矯正です。お口の状態を丁寧にヒアリングし、最適な歯並びを提案してもらえます。