矯正中の頭痛の原因とは|矯正治療と頭痛の関係を解説

歯列矯正中に頭痛がするのは何が原因なのでしょうか?実は矯正中以外でも頭痛は起こりうるもので、前者と後者の根本的な要因は一致しています。

この記事の結論

・頭痛が起きる原因は筋緊張性頭痛である可能性が高い

・頭痛が生じやすいケースにはストレス・食いしばり癖など

・矯正中の頭痛の対処法としては体を十分にほぐすなど

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矯正中に頭痛が生じるタイミング


歯列矯正中は、噛み合わせがずれたり顎の筋肉に緊張が続いたりと、知らず知らずの内に強いストレスがかかっているケースが多くあります。

頭痛をはじめとして首や肩こり、中には倦怠感や体調不良を訴える方もいますが、これらの症状はなぜ起きてしまうのでしょうか。歯列矯正によって頭痛が起きるタイミングは以下6つが挙げられます。

  • 歯列矯正時にゴムかけを行ったとき
  • 矯正装置の装着や調整のとき
  • 硬い食べ物を食べたとき
  • ストレスを感じたとき
  • 起きたとき
  • ブラッシングを行うとき

歯列矯正時にゴムかけを行ったとき

ゴムかけは歯を正しい位置に導く効果がありますが、このゴムを取り付けるときや外す際に歯に力が加わるために痛みが生じやすいです。

ちなみに、歯列矯正の際に行うことがある「ゴムかけ」とは、顎間ゴムという小さな鎖状のゴムのことを指します。

矯正装置の装着や調整のとき

矯正装置を初めて装着したときや調整した際においては特に大きな圧力がかかりやすく、歯の痛みとともに頭痛がある方も少なくありません

装置によって歯に圧力をかけて移動させているので、歯が痛んだり頭痛症状などが出たりしやすいです。個人差は大きいのですが、多くの場合は数日が経てば痛みや違和感がおさまる傾向にあります。

硬い食べ物を食べたとき

矯正装置で力を加えると、歯の根や歯周組織まで矯正力が作用して、動きやすい状態になっています。そこに硬いものを噛むとさらに歯が揺れてしまって、より痛みや頭痛症状が出やすいです。

ストレスを感じたとき

歯列矯正中は大きな装置を持続的につけなければならず、ストレスにさらされやすいです。
ストレスで交感神経が優位になって体が緊張すると、無意識下で食いしばりしやすい傾向にあります。

また「起床時に頭が痛い」という方は、就寝中に歯ぎしりの症状がある可能性も考えられるでしょう。これらによって、顎に負担をかけて歯や顎の痛み・頭痛につながることもあります。

起きたとき

食いしばり・噛みしめ癖のある方は、朝起きたときに頭痛や歯の痛みが出る可能性があります。原因としては矯正治療中に歯の根が動いている最中に、さらに食いしばりで圧力をかけることで歯周組織に負担がかかり、痛みにつながりやすいからです。

矯正中は違和感が強く、おのずと緊張が高まり肩や首・顎に緊張が入ってしまって、起床時に頭痛が出るパターンも考えられます。

ブラッシングを行うとき

ブラッシング時など少しの力加減であっても、歯の痛みや頭痛につながるケースがあります。しかし、痛いからといってブラッシング自体をやめては本末転倒です。

優しい力で汚れを取り除くよう、歯磨きは丁寧に行うようにしたいところです。あまりに痛みがひどければ、痛み止めを服用するなどして管理をしましょう。

矯正中の頭痛の対処法


頭痛が生じるのは筋肉による緊張が原因となって起こる場合が多いです。頭痛にはさまざまな要因が複合的に絡み合って発症するので、一概に歯列矯正だけが直接的な原因とも言い難いのですが、筋肉をリラックスさせる取り組みが大切と言えます。

筋肉のこわばりをリラックスさせて、痛みを取り除く対処法は以下3つが挙げられます。

  • 歯医者に相談する
  • 頭痛薬を服用する
  • 体をほぐす

歯医者に相談する

矯正装置が対顎の歯と噛みこんだり装置がぶつかっていたりして、頭痛を引き起こしている場合も考えられますケースによっては治療計画を変更し、歯にかける力を調整してもらえることもあります。

我慢ができないような痛みが続いているのあれば、まずはかかりつけ医に相談しましょう。成人してからの矯正は子供に比べると歯が動きづらいので、一気に力をかけると痛みが強く出る場合も少なくないです。

頭痛薬を服用する

痛みのピークは装置をつけてから概ね36時間前後までとされており、そこから徐々に落ち着くのが一般的です。その間に無理せず、あらかじめ処方された薬や市販薬の痛み止めを服用して様子を見るのも良いでしょう。

特に矯正装置をつけたばかり・もしくは交換したばかりのころは歯が動く痛みが出やすいです。この間は普段以上に体調管理に留意しましょう。

体をほぐす

  • 肩や首周りのストレッチ
  • 長時間も同じ姿勢を維持しないこと
  • 入浴はシャワーだけで済ませずに、お風呂に浸り体を温める
  • マッサージや整体に行く

これら体を温めたりほぐしたりすることは、体をいたわり頭痛症状が和らぐ場合もあります。

しかし、矯正装置をつけ始めた際に痛むような一過性の痛みでなく、慢性的な頭痛がある場合は「筋緊張性頭痛」の可能性が考えられますので、あまりに頭痛が長引くようであればかかりつけ医に相談しましょう。

慢性的な頭痛と歯列矯正の関係


歯列矯正治療が頭痛を引き起こすケースもありますが、反対に歯列矯正によって、今まで感じていた頭痛が治まる場合もあります。

歯の噛み合わせが悪いために体に歪みが生じていると頭痛が発生することもあり、その場合においては歯列矯正を行えば改善するケースもあります。

噛み合わせが体の歪みを生んでいる

歯並びの状態が悪いと顎の動きが制約されて、周囲の筋肉に負担をかけて体のゆがみにつながるケースがあります。

例えば深い噛み合わせの方(過蓋咬合)は咬合力の強い傾向があり、本来よりも大きく前方向や側方・垂直方向に噛み合わせがずれてきやすく、頭痛につながるケースもあります。

噛む役割を果たしているのは「側頭筋」と呼ばれる筋肉で、顎の関節から頭の横につながっています。噛み合わせが悪いと側頭筋に負担がかかりやすく、頭痛を引き起こすこともあます。

これら筋肉の過緊張・負担の増加で左右の筋肉のバランスを崩し、背骨や坐骨、ひざへと影響していき、ゆがみや痛みといったさまざまな問題につながっていくのです。

噛み合わせ以外のさまざまな要因と複雑に絡み合っている

歯の噛み合わせ以外にも頭痛・肩こりなどの不定愁訴があり、それらが密接に関わり頭痛などの症状を引き起こしている可能性も考えられます。

噛み合わせ治療を行っていく段階で、頭痛など不定愁訴が消えていくケースもあり、これは咬み合わせと全身症状が密接に関わっていると言えます。

特にこのような症状を訴える患者さんは、正常な噛み合わせと比較すると、顎の動きが円滑に行えないような噛み合わせ問題を抱えていることが多いです。

まとめ


歯列矯正中に起こった頭痛の原因は「筋緊張性頭痛」といって、ストレスなどが引き金となって起こる可能性が考えられます。

慢性的な筋緊張性頭痛の方は、ストレッチやマッサージなど筋肉の緊張をほぐし、一過性の痛み症状がある方は、頭痛薬や痛み止めを服用し様子を見るのも手です。

頭痛を引き起こす要因は「知らず知らずのうちに歯ぎしりをしてしまっている」といったケースが挙げられますので、いま一度自分の頭痛は何が原因か?冷静に振り返る必要があるでしょう。

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