裏側矯正で後悔しないためのポイントとは?デメリットや注意点を解説

見えない矯正として人気がある裏側矯正ですが、裏側矯正を選んだことを後悔している方もいらっしゃいます。この記事では、裏側矯正のデメリットを詳しくご紹介していきます。

事前に裏側矯正のデメリットや意識すべきポイントを確認し、後悔のない歯列矯正を選択していきしょう。

この記事の結論

・裏側矯正の装置は高額

・装置が舌に当たるので、痛みや違和感があることも

・裏側矯正をするなら、裏側矯正の経験が豊富な歯科医院で

裏側矯正で後悔しないようデメリットを知っておこう


歯の裏側に装置をつける裏側矯正(舌側矯正/リンガル矯正/見えない矯正)は、矯正装置が見えてしまうことに抵抗がある方に人気の治療方法です。

しかし、裏側矯正を選び後悔している方もいます。後悔するポイントについて、具体的にご紹介していきます。

表側矯正より費用が高い

裏側矯正の費用は、通常の表側ワイヤー矯正の1.2~1.5倍ほど高くなることが多いです。裏側矯正専用の装置を作るのに、費用がかさむためです。

さらに「インコグニトシステム」のように全て金でできている矯正システムを選択すれば、相応の費用がかかります。

また、裏側矯正は表側よりも難易度が高い技術を求められるため、結果的に高額になるという理由もあります。

ただ歯列矯正は自費診療なので、歯科医院により費用は大きく異なります。

舌に当たるため痛みが出る・違和感が大きい

矯正装置が舌に当たるため、痛みが出ることがあります。特に、普段から舌が歯に当たりやすい方は痛みや違和感が出やすいです。

また矯正装置が舌に当たり、口内炎になることがあります。

ただ一部の裏側矯正システム(インコグニトシステムなど)では、一人ひとりの歯牙に合わせて装置を作製するため、比較的違和感が少ないです。

食事がしにくい

治療期間中は装置がついた状態で飲食しなければならないので、食べたり飲んだりしにくいです。特にガムやキャラメル、お餅など粘着のあるものはくっつきやすいため、矯正中は注意が必要です。

矯正装置にくっついたり絡まったりした食べ物を無理やり取ると、装置が外れたり壊れたりすることもあります。

またお煎餅などの硬いものを噛むと、装置が外れやすいです。硬いものを食べる際は、なるべく小さくするなどの工夫が必要となります。

話しにくく滑舌に影響がでることがある

装置に舌が当たるため、滑舌に影響がでたり、スムーズな発音がしにくくなることがあります。

特に舌を前歯の裏側に当てたり接触させたりして発音する「サ行」「タ行」「ナ行」「ラ行」の発音に影響がでることが多いです。

一般的に矯正装置を装着した後、1週間~1か月ほどは発音が不明瞭になりますが、徐々に慣れていきます。ただ、慣れるまでの時間には個人差があります。

歯磨きが難しい

裏側に装置がついているため、目視が難しく歯磨きがとても難しいです。装置に食べ物が挟まりやすいのですが、ワイヤーが通っているため「デンタルフロス」は使えません。

歯ブラシと「歯間ブラシ」「タフトブラシ」などを併用し、一本一本丁寧に磨く必要があり、毎日のセルフケアにとても時間がかかってしまうのがデメリットです。

矯正装置の素材(金など)や形などにより、プラーク(歯垢)が付きにくいケースもあります。

チェアタイム(一回の診療時間)が長くなる

矯正装置の調整が技術的に難しいため、表側矯正に比べてチェアタイム(1回の診療にかかる時間)が長くなることが多いです。

材料や技術などの進歩により差が少なくなってきていますが、表側矯正と同じかそれ以上の時間がかかることが多いでしょう。

治療期間が長くなることがある

表側矯正に比べ、治療期間(矯正治療が終わるまでの期間)が長くなる傾向にあります。

ただ材料や技術などの進歩により、差が少なくなってきています。

矯正器具が外れやすい

上の前歯の裏の装置が下の歯とぶつかる場合、噛んだ時に装置が外れやすいことがあります。

裏側矯正で後悔しないために意識できること


後悔しないために、裏側矯正を始める前におさえておきたいポイントについて解説していきます。

裏側矯正の実績が豊富な先生を選ぶ

裏側矯正には、高度な技術力が求められます。また表側矯正とは異なる歯の動きをすることがあるため、裏側矯正に熟知した矯正歯科医がおすすめです。

裏側矯正を希望する場合は、「裏側矯正」の症例数が多い矯正歯科を選ぶことがとても大切です。

歯科医院のホームページをチェックしたり、カウンセリング時に質問したりして、ご自分と同じような歯並びを裏側矯正で治療した経験の多い先生を選ぶとよいでしょう。

矯正医との相性を確認する

カウンセリング時によく先生と話をして、相性を確認しましょう。

質問や不安点、希望することなどをあらかじめ整理しておき、初診時に矯正医に相談してみるとよいです。

真摯に答えてくれなかったり怒ったりするような先生は避け、違う矯正歯科医院を探しましょう。

治療方法や料金などをしっかりと確認し、納得の上で治療を始めることが大切です。

通いやすい矯正歯科を選ぶ

自宅などから近い、通いやすい歯科医院がおすすめです。

矯正を始めると、2~6年ほど数週間ごとに歯科医院へ通うことになります。矯正器具が取れてしまったりといったトラブルがあれば、それ以外にも歯科医院へ行かなければなりません。

また、矯正医は週に1回しかこない歯科医院もあります。自分が通うことができるか事前によく確認をしましょう。

保定期間を守る

せっかく理想の歯並びになったのにも関わらず、保定装置をつけなかったために後戻りをしてしまい、後悔している方は多いもの。

矯正装置が外れた後の保定期間は、しっかりと守るようにしましょう。

歯の後戻りを防ぐための保定装置は、歯並びが安定するまで(矯正治療にかかった期間と同程度)装着することが多いです。

多少の違和感や痛みは我慢する覚悟をもつ

痛みや違和感には個人差があるものですが、裏側矯正は特に違和感・痛み・不快感が大きいといわれる矯正方法です。

多少の違和感は我慢するという覚悟を持って、治療を始めるようにしましょう。

まとめ


表側から見えないため人気の裏側矯正ですが、違和感が大きい、滑舌が悪くなる、費用が高いなどさまざまな理由で後悔している方がいらっしゃいます。

矯正を検討している方は「比較的違和感の少ない裏側矯正システム」や「他の矯正方法」なども視野に入れ、ご自身に合った後悔のない矯正を選んでください。

また矯正中で痛みに悩んでいる方は、かかりつけの歯科医院に相談したり、市販の鎮痛薬を服用したりしてみましょう。

スマイルティース編集部おすすめの鎮痛薬

「裏側矯正中で痛い!」、そんな方におすすめの鎮痛薬をご紹介。

注意すべき点は、矯正中に末梢神経に働く解熱鎮痛薬を服用すると、抗炎症作用が働き矯正力が弱まってしまうということ。

矯正中の鎮痛薬は、中枢神経に働き歯の動きを阻害しない「アセトアミノフェン」を選べば安心です。

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アセトアミノフェン製剤の解熱鎮痛薬です。
中枢神経に作用し痛みを抑えるタイプなので、矯正治療中の歯の動きをほとんど阻害しません。

20錠入りで、成人の服用量は1回1錠です。

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