ホワイトニング用のマウスピースを作りたい!歯医者と市販品の違いを解説

歯を白くする「ホームホワイトニング」は、ホワイトニング用のマウスピースを使用して、自宅で歯を白くする方法です。
ホワイトニング用のマウスピースは、歯医者で作成するか、市販のマウスピースを購入する必要があります。今回は、ホワイトニング用のマウスピースの種類、歯医者と市販品の違いなどをご紹介します。

この記事の結論

・歯医者のマウスピースでも市販のマウスピースでもホワイトニングはできる

・それぞれにメリット、デメリットがある

・ホワイトニング後は、マウスピースを洗浄してケースに保管する

編集部おすすめ!マウスピース矯正8選
①hanalove
〜LINEで気軽に相談可能!アジア人に特化した治療を提供〜
②Zenyum
〜シンガポール初のスマイルコスメブランド「Zenyum」が日本上陸〜
③Oh my teeth
~原則、通院不要のマウスピース矯正~
④キレイライン矯正
~目立ちにくいマウスピース矯正!提携院も全国に拡大中!~
⑤スマイルトゥルー
~治療期間は最短3ヶ月!短期間で可能な歯列矯正~
⑥hanaravi
~矯正専門の医師が在籍!LINEで医療サポートチームがサポート~
⑦ウィスマイル矯正
~月額1760円から矯正が可能。 治療期間の相談もOKで最短3ヶ月~
⑧アットスマイル矯正
~費用目安は約30~60万円!前歯だけでなく奥歯の噛みあわせまで矯正できる!~

ホワイトニング用のマウスピースとは


ホワイトニング用のマウスピースとは、ホームホワイトニングで使用するマウスピースのことです。

ホームホワイトニングは、歯科医院に通院せずに自宅で行えるホワイトニングのことで、マウスピースにホワイトニング剤を入れて装着することで、少しずつ歯を白くできます。

ホームホワイトニングに必要なものは、マウスピースとホワイトニング剤です。

マウスピースとホワイトニング剤は、歯科医院で作成・処方してもらうものと市販品があります。

歯科医院で作成・処方するものと市販品では、マウスピースのフィット感、ホワイトニング剤の成分や効果が異なります。

ホワイトニング用のマウスピースの種類


ホワイトニング用のマウスピースは、主に3種類あります。

  • 歯医者で作成するマウスピース
  • ホワイトニング家電のマウスピース
  • 自分で作成する市販のマウスピース

歯医者で作成するマウスピース

ホームホワイトニングを提供している歯医者では、ホワイトニング専用のマウスピースの作成とホワイトニング剤の購入ができます。

歯医者で歯の型を取り、それを元に歯にぴったり合ったマウスピースを作ります。

ホワイトニング家電のマウスピース

ホワイトニング家電とは、LEDがついたマウスピースと専用のホワイトニングジェルがセットになったものです。

既製品で、自分の歯の形には合わせられない市販のマウスピースです。

自分で作成する市販のマウスピース

市販のマウスピースには、お湯でやわらかくして自分で歯の形に合わせるマウスピースもあります。

柔らかくしたマウスピースを指で歯に押し当てて形を作るため、歯医者で作成したマウスピースと比べるとフィッティングはかなり劣ります。

また、市販で購入するマウスピースには、ホワイトニング剤がついていない場合があり、ご自身でホワイトニング剤を入手する必要があります。

歯医者のマウスピースを使ったホワイトニング(ホームホワイトニング)の特徴

歯医者のマウスピースを使ったホワイトニングにはどのような特徴があるのでしょうか。

  • メリット
  • デメリット
  • 1回にかかる時間
  • 使用頻度
  • 注意事項

について見ていきましょう。

メリット

歯医者のマウスピースを使ったホワイトニングは、以下のメリットがあります。

  • ムラが出にくい
  • 市販品より高い効果が期待できる

ムラが出にくい

ぴったりフィットすることで、ホワイトニング剤が全体に均等に行き渡るため白さにムラが出にくいです。

歯医者で作るマウスピースは、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士という歯のプロが作るため、はめると歯にぴったりフィットします。

市販品よりも高い効果が期待できる

歯医者でもらうホワイトニング剤を使うと、しっかり効果を感じられます

歯医者のホワイトニング剤には歯の漂白成分が含まれているものが多く、歯の着色を除去するだけでなく、歯そのものの色も白く明るくできます。

このホワイトニング剤は、過酸化水素や過酸化尿素が含まれている医薬品であるため、歯医者でしか購入できません。

デメリット

歯医者のマウスピースを使ったホワイトニングは、以下のデメリットがあります。

  • 費用がかかる
  • 痛みを感じることがある

費用がかかる

マウスピース作成に15,000円〜40,000円ほど、1週間分のホワイトニング剤に2,000円~5,000円ほどかかります。

歯医者でマウスピースを作るホームホワイトニングは、保険適用にならないため市販品よりも費用がかかります

ただし、ホワイトニング家電の場合はマウスピースとホワイトニングジェルのセットで数万円ほどするものがあるため、ホームホワイトニング費用の方が高いとは一概にはいえません。

痛みを感じることがある

ホワイトニング剤が喉や歯ぐきに触れると、痛みを感じることがあります。ホワイトニングは自宅で行いますが、使用には注意が必要です。

1回にかかる時間

マウスピースの内側に薬剤を盛り、歯にはめてから2時間ほど装着するタイプが多く、長いもので就寝中に一晩使用するタイプです。

装着時間は、個人の歯の状態、ホワイトニング剤の種類・濃度によって違異なります。

使用頻度

使用頻度は基本的に毎日です。1〜2週間続ければ効果が時間できることが多いです。

注意事項

  • ホワイトニング剤を盛りすぎない
  • 時間をしっかり守って行う
  • 定期的にメンテナンスを受ける必要がある

ホワイトニング剤を盛りすぎると、歯にはめたときにマウスピースの縁から薬剤が漏れてしまいます。漏れると薬剤が歯ぐきや舌、喉に付着し痛みを生じます。

また、時間を守って行い、定期的に歯医者でメンテナンスを受けましょう。

歯を真っ白にしたいからと長時間行うと、歯が強くしみたり痛みが出たりします。

【関連記事】
ホームホワイトニング中の唾液は飲み込んでもよいの?唾液やその他トラブルの対策法をご紹介

市販のマウスピースを使ったホワイトニングの特徴

既製品や自分で作成する市販のマウスピースを使ったホワイトニングにはどのような特徴があるのでしょうか。

  • メリット
  • デメリット
  • 1回にかかる時間
  • 使用頻度
  • 注意事項

について見ていきましょう。

メリット

市販のマウスピースを使ったホワイトニングには、以下のメリットがあります。

  • 手軽で安価
  • 痛みが出にくい

手軽で安価

歯医者のマウスピースは1万円以上しますが、市販品は数千円が相場です。市販のマウスピースは安価であるため、手軽に試せます。

痛みが出にくい

市販で購入できるホワイトニング剤は、歯医者でもらうホワイトニング剤とは成分が違うため、痛みが出にくいです。

ただし、個人輸入などで購入したホワイトニング剤は、歯医者のものと同じ成分が配合されていて濃度が濃いものもあるため、十分注意して行わないと痛みやトラブルを引き起こす可能性があります

デメリット

市販のマウスピースを使ったホワイトニングには、以下のデメリットがあります。

  • 歯にフィットしにくい
  • 歯医者のマウスピースよりも効果が得られにくい

歯にフィットしにくい

市販のマウスピースは、自分専用に作られたものではないため歯にフィットしにくいです。

歯にフィットしないとホワイトニング効果が得られず、ホワイトニング剤がはみ出して痛みが出る原因になります。

歯医者のマウスピースよりも効果が得られにくい

市販品のマウスピースは、歯に色ムラができやすくホワイトニングの効果を感じにくいです。

また、市販品のホワイトニング剤は歯医者のホワイトニング剤と違って、歯科医師や歯科衛生士という資格を持っていない人でも安全に扱えるくらい効果の弱い成分で作られています。

そのため、市販品では歯そのものの色は白くできませんが、着色やくすみ程度であれば取れる可能性があります。

1回にかかる時間

1回あたり10分など、歯医者のマウスピースに比べて短時間で済むことが多いです。

使用頻度

歯の着色やくすみが気になったときに随時行います。着色やくすみであれば1回で効果を感じられることもあります

注意事項

  • 使用時間やホワイトニング剤の量、手順を守って行う
  • すべて自己責任となる

歯医者のマウスピースと同様、使用時間やホワイトニング剤の量、手順を守って行いましょう。

歯医者とは違い歯科医師・歯科衛生士のサポートがなく、使用はすべて自己責任となります。特に個人輸入で購入したホワイトニング剤には、注意が必要です。

歯ぎしり用や矯正用のマウスピースでホワイトニングはできない

歯ぎしり用のマウスピースは、ホワイトニング用のマウスピースに代用できません。

歯ぎしり用は形態・厚み・素材が異なるからです。無理にホワイトニングを行うと、ホワイトニング剤が歯に密着しなかったり、マウスピースからはみ出したりすることがあります。

ホワイトニング剤が適切に歯に密着しないと、ホワイトニング効果を得られず、歯ぐきなどに炎症を起こす可能性があります。

矯正用のマウスピースも、ブランドによってはホワイトニングには使えない場合があります。矯正用は歯にぴったり合うように作られているため、ホワイトニング剤がはみ出る可能性があるためです。

また、マウスピースに小さな穴や突起がついており、十分な量のホワイトニング剤を注入できないこともあります。

マウスピース矯正ブランドによっては矯正と同時にホワイトニングが行えるものもあるので、事前にホワイトニング用に使えるか確認しておきましょう。

マウスピースを使ったホワイトニングの流れ

マウスピースを使ったホワイトニングの流れは、以下の通りです。

  • ①歯磨き・クリーニングをしっかり行う
  • ②ホワイトニング前の色を確認
  • ③ホワイトニング開始
  • ④ホワイトニング剤を除去して終了

①歯磨き・クリーニングをしっかり行う

あらかじめ歯に付いた汚れを落としておくことで、ホワイトニング効果が高まります。

②ホワイトニング前の色を確認

ホワイトニングを始める場合に自分の歯の色を記録しましょう。ホワイトニング前後で色に変化があったか確認できます。

③ホワイトニング開始

マウスピースの内側にホワイトニング剤を盛り、歯にはめてホワイトニングを行います。市販品では同時にLEDライトを当てるものもあります。

④ホワイトニング剤を除去して終了

決められた時間が経ったら、マウスピースを外します。よくうがい・歯磨きをし、歯に付着したホワイトニング剤を落とします。マウスピースの洗浄も忘れずに行いましょう。

ホワイトニングで使用するマウスピースの管理方法

マウスピースはお口の中に入れるため、常に清潔にしておく必要があります。

マウスピースを清潔に保ち、長持ちさせるために以下の項目は守りましょう。

  • ホワイトニング剤はしっかり洗い流す
  • 熱湯で消毒しない
  • 専用のケースで保管する
  • 高温になるところに置かない
  • 穴があいたマウスピースは使用しない

ホワイトニング剤はしっかり洗い流す

ホワイトニング後は、やわらかい歯ブラシや指を使ってマウスピースを洗浄します。マウスピース内部にはホワイトニング剤が残りやすいので特に丁寧に洗いましょう。

定期的にマウスピース洗浄剤や入れ歯洗浄剤に漬けると、除菌できるためより清潔です。歯磨き粉は研磨剤が含まれているため使用しないでください。

熱湯で消毒しない

熱湯はマウスピース変形の原因になるため使用せず、水やぬるま湯で洗いましょう。

専用ケースで保管する

マウスピースの紛失や変形、汚れの付着を防ぐためにも、洗浄・乾燥後は専用ケース内で保管しましょう

高温になるところに置かない

直射日光があたる場所や夏場の車内など、高温になるところには置かないようにしましょう。熱によってマウスピースが変形する可能性があります。

穴があいたマウスピースは使用しない

穴があいた場合は、歯医者で新しく作り直すか、新しい市販品を購入しましょう。

マウスピースに穴があくと、ホワイトニング剤が漏れてしまう可能性があり、色ムラやお口の中の粘膜を傷つける可能性があります

スマイルティースおすすめの市販のホワイトニング用マウスピース

市販のマウスピースは安価であるため、手軽に試せます。歯医者でもらうホワイトニング剤とは成分か異なるため痛みが出にくい特徴があります。

市販のホワイトニング用のマウスピースは、さまざまなメーカーから販売されており、どの製品を選んで良いか迷う方もいるでしょう。

ここでは、スマイルティース編集部がおすすめする、自宅で簡単にできる市販のホワイトニング用マウスピースを3つ紹介します。気になるものを購入しホワイトニングを始めましょう。

デンタルラバー・スーパーホワイトLV2

デンタルラバーのスーパーホワイトLVは、LEDライトとマウスピースが一体になったホワイトニングケア用品です。ホワイトニングサロンと同じケアを自宅で簡単に行え、本来の歯の色にできます。

ホワイトニングサロンや歯医者に通院する手間がなく、1回あたりのコストを抑えたい方におすすめです。

デンタルラバー・スーパーホワイトLV2をキャンペーン価格で試す

スマホワイトプラス

スマホワイトプラスは、マウスピースに専用のホワイトニングジェルを入れて10分装着するだけで歯本来の白さにできるホワイトニングアイテムです。

専用のジェルに配合されている「ナノ酸化チタン」は、LEDライトを当てることで歯の表面に付着した汚れを分解します。

ナノ酸化チタンは化粧品にも含まれている成分なので、歯や歯ぐきに負担がほとんどありません。歯医者のホワイトニングがしみて痛かったという方にもおすすめです。

Amazonでの購入はこちら

楽天での購入はこちら

スマートデント

スマートデントは、32灯式でホワイトニングサロン並のパワーがあるホワイトニングケア用品です。専用のジェルで歯を磨いてから、マウスピースを15分くわえるだけでホワイトニングができる優れものです。

マウスピース型なので歯の隙間や奥歯にも光が届きやすく、ムラなく着色汚れを除去できます。

Amazonでの購入はこちら

楽天での購入はこちら

【関連記事】
インビザライン中にホワイトニングはできるの?施術法や時期を解説
ホワイトニング大手3社を徹底比較!最適なクリニックの選び方も解説