過蓋咬合(ディープバイト)の原因と治し方・費用・期間について解説

過蓋咬合(ディープバイト)になる原因や、治療方法、費用、治療期間について解説していきます。

この記事の結論

・過蓋咬合は、上の前歯によって下の前歯が隠れてしまう噛み合わせ
・過蓋咬合を放置すると、口内炎・歯周病・顎変形症のリスクが高くなる
・ワイヤー矯正・マウスピース矯正・インプラント矯正などの治療方法がある

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過蓋咬合とは

過蓋咬合とは歯を正面から見たときに、上の前歯によって下の前歯が隠れてしまう噛み合わせのことです。ディープバイトと呼ばれることもあります。

出っ歯や八重歯などのほかの歯列不正と複合的に現れることがあり、放置していると健康上の問題にも繋がることがあります。

過蓋咬合になる原因


過蓋咬合になる原因は、主に6つあります。

  • 上顎と下顎のバランスが悪い
  • 歯の生え方
  • 乳歯の早期脱落
  • 虫歯などで奥歯が無くなった
  • 遺伝

上顎と下顎のバランスが悪い

上顎が成長しすぎて長くなっていたり、下顎が小さかったりすると、正しい噛み合わせが確保できなくなり過蓋咬合となります。

成長発育の段階で上顎や下顎の成長のバランスが悪く、下顎が後方に圧迫されている状態になり、奥歯の咬み合わせが低くなり、過蓋咬合になります。

歯の生え方

奥歯の高さが足りない、前歯が過剰に長く生えているなど、歯の生え方が過蓋咬合の原因となることがあります。

乳歯の早期脱落

乳歯の早期脱落によって永久歯が傾斜して生えると、過蓋咬合になることがあります。

虫歯などで奥歯が無くなった

虫歯などで奥歯が無くなると、歯のバランスが崩れて過蓋咬合になることがあります。

遺伝

顎の発育や歯の大きさ、歯の生え方などが遺伝することにより、過蓋咬合になると考えられています。

舌の位置、強く歯を食いしばる癖、下唇を噛んだり吸ったりする癖などによって、顎の位置や歯の生え方などが変化して過蓋咬合を引き起こすことがあります。

過蓋咬合を放置する影響


過蓋咬合の状況をそのままにしていると、健康上のリスクに繋がってしまいます。

20歳を超えると骨格が完成して歯が動きにくくなるので、20歳までの骨が柔らかいうちに治療を開始していないと、治療が難しくなることがあります。

過蓋咬合を放置すると、以下のような影響が懸念されます。

  • 歯や歯茎を傷つけることがある
  • 歯周病のリスクが高まる
  • 顎関節症のリスクが高まる
  • 横顔などお顔の印象に影響を及ぼす
  • ガミースマイルの原因になる

歯や歯茎を傷つけることがある

噛み合わせが深いことで上下の歯が強くぶつかるので、歯が削れてしまうことがあります。

また、下の前歯が上顎にぶつかり傷付けてしまい、口内炎ができてしまうことがあります

歯周病のリスクが高まる

下の前歯が上の顎に噛み込んだ状態が長期に続くと、上顎に生じた炎症が広がってしまい、慢性的な歯肉炎・歯周炎を引き起こしてしまいます。

顎関節症のリスクが高まる

過蓋咬合があると、顎が後ろに押し込まれる状態になり、顎関節への負担が大きく顎関節症のリスクが高くなります。

また、前歯の噛み合わせが深いことにより、食べ物をしっかり噛むのが難しくなります。

横顔などお顔の印象に影響を及ぼす

前歯が目立ってしまったり、横から見ると顎が無くなっているように見えたりすることがあります。

また咬み合わせが深くなると咬筋が発達し骨が隆起し、エラが張ってきてしまうことがあります。

ガミースマイルの原因になる

上の前歯が下の方に伸びているタイプの過蓋咬合は、笑ったときに歯茎がろ上唇からはみ出てしまい、ガミースマイルになることがあります。

大人の過蓋咬合の治し方

過蓋咬合は通常の歯列矯正のように、器具や装置を使って矯正します。成長期が終わり、骨格が完成した大人の過蓋咬合を自分で治すのは難しいです。

  • ワイヤー矯正
  • マウスピース矯正
  • インプラント矯正

ワイヤー矯正

歯の表面にブラケットという白い装置を付けワイヤーを通して、引っ張る力で歯を動かしていきます。

ブラケット矯正とも呼ばれる最もメジャーな方法であり、治療実績も多い方法です。

装置は着脱不可で、一度付けたら外せず目立ちます

ワイヤーを舌側に装置を着けるという方法(舌側矯正)や、白いワイヤーを使うという方法で、目立ちにくくできます。

歯に比較的大きな力が掛かるので、痛みを感じることもあります。
また、ワイヤーにより歯が磨きにくくなります

■治療期間

矯正を開始してから力が掛かり続け、少しずつ歯が移動していきますが、2〜3年程度で治療が完了します。

治療期間中はワイヤーやブラケットを自分の意思で外して中断できません。

■費用

60~80万円程度であり、他の矯正方法と比較すると安価に済みます。

マウスピース矯正

自分の歯の状況や、どのような歯並びにしたいのかによって自分に合ったマウスピースを作成し、着用して少しずつ歯を動かしていく方法です。

素材によっては、マウスピース自体が透明で、治療中も見た目が気になりません

矯正の期間や歯の状況によって、段階別に複数のマウスピースを作成することもあります。

マウスピースの作成にあたっては、歯型を取る必要があります。

ワイヤー矯正と違って、付け外しが自由にできるため便利ですが、矯正効果は努力に左右されます。

また、着脱可能なので、食事などにおけるストレスも少なく、器具を外した状態で清掃ができるので、ワイヤー矯正よりも口の中を清潔に保つことができます。

歯に掛かる力は比較的小さく、痛みを感じにくい方法です。

■治療期間

マウスピースをどれくらい長く着用できるかという本人の努力に左右される部分もありますが、1〜3年程度で治療が完了します。

面倒に感じてあまりマウスピースを付けないことや、自分の歯の状況に合っていないマウスピースを使っていることは、治療の期間が長くなる原因です。

■費用

80~100万円程度であり、ワイヤー矯正よりはやや高い印象がありますが、インプラント矯正よりは安価に済みます。

治療までに作成するマウスピースの数が多いほど、費用は高くなります。

インプラント矯正

左右前歯部や口蓋部に矯正用インプラントを埋め込み、そこを起点にゴムを使って前歯を動かしていく矯正方法です。

最も力が掛かる場所に矯正の起点を作ることが可能であり、効率良く矯正を行うことができます。

ただし、インプラントは手軽な方法であるものの麻酔を使用する外科手術であり、体に人工物を埋め込みます。

手術は数分で終わりますが、術後に痛みや腫れなどが生じることがあります。

ワイヤー矯正を併用し、より効果的に矯正を進めることもできます。
ワイヤーとインプラントがあり歯を磨くのが難しくなります。

■治療期間

常時歯にしっかりと力が加わっており、ワイヤー矯正の半分くらいの期間で治療が完了します。

■費用

100万円程度であり、比較的費用が掛かりますが、その分早く治療することができます。

自分で過蓋咬合を治すのは難しい

顎や骨の成長が終わった大人の過蓋咬合を自分で治すことはできません。

たとえ過蓋咬合の原因となる日頃の癖を治したとしても、自然に治ることは無いため、歯列矯正で噛み合わせや歯の生え方などを治すしかありません。

しかし歯列矯正をする場合は、過蓋咬合の原因となる癖を改善することで後戻りを抑えることができるので、癖を指摘された場合は意識して癖を治すことも大切です。

子どもの過蓋咬合の予防方法


成長段階にある子どもは、小児矯正で顎のバランスや癖を改善することで、ある程度の過蓋咬合の予防が可能です。

顎の大きさや位置を整えて永久歯を並べるためのベースを作っておけるため、将来的な矯正の負担や期間が少なくなる確率が高くなります。小児矯正による過蓋咬合の予防方法はふたつです。

  • トレーニング装置を使用する
  • 顎を拡大するための矯正装置を着ける

トレーニング装置を使用する

シリコンやプラスチックなどでできたマウスピース型の装置を使用して舌や口周りの筋肉を整え、舌癖や口呼吸の改善を図ります。

舌や口周りの筋肉が整うと、顎の発育が促されて上下の顎の骨のバランスが良くなります。

過蓋咬合は顎のバランスの乱れや舌・唇の癖などが関係しているため、トレーニング装置の使用は過蓋咬合の予防に繋がります。

顎を拡大するための矯正装置を着ける

前歯や6歳臼歯などの永久歯が生えてきて歯が生え変わる時期に、顎を拡大するための装置を着けて上下の骨のバランスを整えます。

樹脂とワイヤーでできた取り外しができるタイプの装置を使う場合や、大人の矯正と同じように歯にワイヤーを着けて積極的に歯に力をかけて顎を拡大する場合があります。

まとめ


過蓋咬合は、上の前歯によって下の前歯が隠れてしまう噛み合わせで、放置していると健康上の問題にも繋がってしまいます。

治療方法にはワイヤー矯正、マウスピース矯正、インプラント矯正などがあります。

治療方法、費用、治療期間は歯並びの状況によって異なりますので、詳しくは矯正歯科医へご相談してみるのがおすすめです。

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