【2024年最新】マウスピース矯正の日常への影響とは?325名にアンケートを実施!

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを1日22時間以上装着して行う矯正治療です。そのため、マウスピースを装着することによる違和感や食事制限などが、日常生活において不便だと感じることもあります。

そこで、マウスピース矯正の体験者325名に行ったアンケート結果から、マウスピース矯正前に知っておきたい不便な点や、気になりやすい日常の変化などをまとめました。

マウスピース矯正中に不便なことや気になることを先に知っておくことで、矯正中の不便をできるだけ避けられるよう、これからマウスピース矯正を始める方の参考になれば幸いです。

この記事の結論

・矯正中に最も感じやすい変化はマウスピース着脱によるストレス
・矯正後には歯並びに自信がつく
・毎日矯正のことにかける時間は10〜30分程度
・マウスピース装着の違和感はあるが、他人からマウスピースを着けていることを指摘されることは少ない
・約半数の人がマウスピース矯正で痛みを感じている

●アンケートについて

今回は20歳以上の方330名を対象に、「マウスピース矯正の日常への影響」についてのアンケートを行いました。

「マウスピース矯正の日常への影響」調査概要

調査期間:2021年9月24日~9月26日
集計対象:20歳以上の男性165名、女性165名
調査機関:デンタルネットワーク株式会社

矯正前と矯正中で最も感じやすい日常の変化はマウスピースの着脱によるストレス

マウスピース矯正前と矯正中の日常での変化を調査した結果最も感じやすい変化はマウスピース着脱によるストレスでした。

マウスピース矯正は飲食のたびにマウスピースを外し、1日の装着時間を守るために食後すぐにマウスピースを装着しないといけません。

自分で装置を取り外せる代わりに、飲食のたびに必ず2回洗面所に行き、装着時間を細かく管理しなくてはならないため、マウスピース着脱による手間が煩わしいと感じる人が多いようです。

また、職業や年代別ごとに、日常生活に以下のような変化を感じやすいことが分かりました。

  • 自由業の人は歯並びが改善していくことに希望を持ちやすい
  • 学生はスポーツを控えることはまったくない
  • 20代・30代は人目を気にするようになりやすい

自由業の人は歯並びが改善していくことに希望を持ちやすい

マウスピース矯正では、新しいマウスピースに交換するたびに歯並びが綺麗になっていきます。

そのため、日常の中で歯並びが綺麗になっていくことに希望が持てるという、ポジティブな変化も起こります。この変化は、特に自由業の人に多い傾向がありました。

マウスピース矯正では、マウスピースの着脱が大きなストレスになることがあります。特に会社員の方は、お昼休憩の限られた時間内にマウスピース着脱の時間を考慮して計画的に休憩を取る必要があり、慣れるまではストレスに感じやすいです。

一方、自由業の方は休憩時間を自分のペースで決められるため時間に縛られることが少なく、マウスピースの着脱に関してストレスを感じにくいことが理由のひとつとして考えられます。

学生はスポーツを控えることはまったくない

学生の人はマウスピース矯正中にスポーツを控える傾向はありませんでした。

矯正を始めると、マウスピースを装着したままスポーツをすると集中できなそう、もしくは何らかの悪影響があるのではないかという理由で、スポーツを控える人がいます。

マウスピース装着による違和感はありますが、慣れてしまえば基本的にスポーツへの影響はまったくありません。

20代・30代は人目を気にするようになりやすい

20代・30代の人は、マウスピース矯正を始めてから人目を気にするようになったと回答した方が多かったです。

マウスピース矯正は薄くて透明な装置を使用しているため、ほとんど気づかれることはありませんが、何も装着していないときと比べて歯に光沢があるように見えます。

また、マウスピースメーカや症例によっては歯に白い米粒大の突起をつけることもあり、その突起が気になる人もいるでしょう。

外出先での食事の前後に洗面所でマウスピースを着脱する際に、人目が気になる場合もあります。

しかし、マウスピース矯正はワイヤー矯正と比べて圧倒的に目立たない装置です。歯の光沢感のようなわずかな変化が大きく感じて、初めのうちは人目が気になってしまう人もいますが、綺麗になった歯並びを想像して前向きに頑張りましょう。

矯正前と矯正後で最も感じやすい日常の変化は歯並びへの自信

矯正後は、歯並びに自信が持てるようになったという回答が多く寄せられました。

歯並びが綺麗になることで「思い切り笑えるようになった」「歯磨きがしやすくなった」といった前向きな変化を実感しているようです。

職業や年代別に見ると、公務員や学生は思い切り笑えるようになったと実感する人が多い傾向がありますが、高齢の方ほど「思い切り笑えるようになった」「発音しやすくなった」と実感しにくい傾向がありました。

高齢の方は、歯周病による歯肉退縮や噛み合わせによる磨耗で形が変化してしまった歯が多い可能性があります。

矯正治療では歯や歯茎の形を変えることはできないため、歯並びが整っても削れて変形した歯や下がった歯茎が原因で審美的な満足感を得にくいために、治療後の変化を感じにくいと考えられます。

矯正中に矯正のことへ割く時間は10分~30分程度の人が約60%

1日のうち10分〜30分程度の時間を矯正のことに割くと答えた方は、全体の約60%となりました。

公務員や技術系の職種の会社員、高齢の男性はマウスピース矯正のことへ割く時間が少なく、専業主婦や30〜40代の女性はマウスピース矯正のことへ割く時間が多い傾向があります。

マウスピース矯正中は、飲食時のマウスピースの着脱はもちろん、歯周病や虫歯予防のための歯磨きやマウスピースのお手入れのためにある程度の時間がかかります。

慣れてくると矯正のことに割く時間も少しづつ短くなっていきます。初めのうちはマウスピースの着脱に時間がかかることがありますが、少しづつ着脱のコツを掴めるようになるので、焦らずに行いましょう。

また、矯正を始めると日々のオーラルケアへのモチベーションも高くなるので、歯磨きの時間が多少長くなったりします。

約75%の人が装着しているマウスピースのことが日常の中で気になっている

約75%の人がマウスピースが着いていることが気になると回答しました。

年齢や職種での差はほとんどなく、マウスピース矯正をしている方は同じようにマウスピースが気になると回答しています。

マウスピースは薄くて透明で、滑らかな形をしているため、ワイヤー矯正と比べると圧倒的に違和感が少ない矯正装置です。自分で装置を外せるため、食事や歯磨きがほとんどいつも通りにできるという点でも、違和感が少ないといえます。

しかし、歯をプラスチックで歯を覆うため違和感をゼロにすることは難しく、装置がある程度気になってしまうことは念頭においておきましょう。

約60%の人はマウスピースを装着していても他人に指摘されない

マウスピースを装着していることを指摘されたことがない人は約60%で、マウスピースを装着していることを指摘された人の方が少ないことが分かりました。

1番最初のアンケート項目で、マウスピース矯正を始めたことで人目が気になるようになったと回答した人が24%いましたが、実際にマウスピースを装着していることを指摘されている人は少なく、マウスピース矯正は非常に目立ちにくい装置であるといえます。

職業や年代別に見ると、公務員や学生、20代の男性はマウスピースを指摘されることがあると感じている人が多く、専業主婦や高齢の方は指摘されると実感している人は少ない傾向があります。

約半数の人がマウスピース矯正中に痛みを感じている

今回のアンケートでは、約半数の人がマウスピース矯正中に痛みを感じているという結果になりました。

また、年齢別に見ると学生や20代の方などの若い人は痛みを感じやすく、高齢の方ほど痛みを感じにくいという傾向がありました。

マウスピース矯正で感じる主な痛みは、歯が動く痛みです。そのほか、装置の縁が唇に当たって痛むこともあります。

歯が動くときの痛みの感じ方には個人差があり、同じ痛みでもストレスや体調の変化などの影響を強く受けます。そのため、マウスピース矯正の痛みがどのくらいなのかは一概にはいえません。

身体のメカニズムによって、歯が動くときには必ず痛みがあります。痛みは2〜3日をピークにして1週間くらいで落ち着きます。

痛みがあると治療が嫌になることもありますが、歯が痛いということは歯が動いて歯並びが整っている証拠です。歯が動く痛みは永遠に続くものでは無いので、少しだけ頑張りましょう。

マウスピース矯正はストレスがかかるが矯正後は歯並びに自信が持てるようになる

マウスピース矯正中は、以下の3つのことでストレスがかかってしまうかもしれません。

  • マウスピースの着脱
  • マウスピースを装着していることにより生じる痛み
  • マウスピースを装着していることによる違和感

しかし、矯正終了後は多くの人が実感しているように、歯並びに自信が持てるようになる、歯磨きがしやすくなるなどの前向きな変化を感じることができるでしょう。