【レーザー治療】副作用とリスク

  • 疼痛反応があることがございます。痛みが強い場合は、鎮痛剤を処方します。
  • レーザー治療のみで治療を進めると時間がかかるケースが多いです。また、レーザー治療が適さない施術もあるため、レーザーだけでなく麻酔注射やドリルを併用するほうが向いている場合もございます。
  • 歯を細かく削ることを得意としていないため、歯を形成する仕事には不向きです。
  • 重度の歯周病を治療するには、レーザーを歯周ポケットに差し入れて照射するだけでは不十分な場合がございます。歯根の分岐部など、歯周ポケットのさらに奥へのレーザーの到達度や除菌作用に限界があるからです。その際にはレーザーで歯ぐきを切開して、歯周ポケットの奥深くに隠れたプラークや歯石、汚れた根面を掃除し、ただれた粘膜をきれいに除去して治療をします。
  • レーザー治療は、通常は麻酔を使わずに治療ができますが、歯ぐきの切開など大きな治療をする場合は、麻酔を併用して行います。ただし、麻酔の使用量は歯を削る場合より減らすことができることが多く、また術後の痛みも少ない傾向がございます。*麻酔を使う際は、麻酔の中には、成分に心拍数、血圧を上げる作用があるものもあるため、心臓や血圧に問題がある方が使用すると、動悸、血圧上昇を起こす場合がございます。また、頬を噛んでもわからなかったり、熱いものを飲んでもわからないため、口腔内を傷つけるリスクがございます。さらに、麻酔によって悪心、嘔吐、アレルギー反応が起こることもございます。
  • 妊婦の方でもレーザー治療は、可能です。ただし、体調によっては、お勧めできない場合もあるため、担当の歯科医師とご相談ください。